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感想とか投げとくところ(の予定)

とにかく吉谷さんと保木本さんが好きすぎる問題

最近暇な時に過去観てきた作品全部の「楽しかった評価」を付けております。世の中おもしろい舞台とそうでない舞台がとにかく大量生産されている時代。私はちゃんと楽しい現場にいるか?クソ舞台ばかり踏んでないか?って気になったので。

改めて記憶を頼りに各作品簡単な批評を付けて評価してみてるけど、いざやってみると評価に迷ってなかなか書くのが進まない。


だって話が超つまらなくても推しがパーフェクトならそれだけで楽しかったりするし、逆に推しが酷くても話が最高に楽しかったりしたら評価めっちゃ上がる。

「推しは微妙だけど作品が楽しかったから結果良かった」というのもあれば「作品は凄まじくつまらなかったけど推しは銀河一だったから結果良かった」ってやつもある。どっちも「結果良かった」んです。んー評価の基準設定がとてもむずかしい。

そのうちうまい具合に評価してまとめていきたいなー。



で、私がこれまで観てきた舞台は約75作品(ちゃんと数えてないけど)。おたく歴からすると100作品も超えておらず結構少ない。でもこれはあくまで私が俳優おたくだから、観に行く基準の90%は出演者絡みってところに起因してるためと思われる(推しや友達の推し、知り合いが出てるから観に行く)(他に観に行きたいなぁと思っても実際には行かない)(腰重い)。


でも別に推しが出てれば何でもほいほいOKってわけでもない。制作や作品の出来はかなり噛み砕いて観ているつもりである。つまらなかった制作にはなるべくお金は落とさないようにするし(グッズで無駄金出さないとか)、逆にすごく面白いと財布の紐も緩くなりがち。
ちなみにTwitterとかで表立って「つまんない!!!!」とか言い出してたら、それは相当我慢出来ないやつです。おたくのネガキャンは最終奥義だと思っているので。



で、過去振り返って「この作品が良かった!」というのはやはり制作陣の良さがあるなぁと実感する。作品として楽しかったものは、例え推し変しても不動だしね。ということで、語ります。





吉谷光太郎さんの演出が好き

この方の演出は、なんか、立体的(?)とにかくアンサブルしかり人の使い方がめちゃくちゃ上手いなーって思います。
あんまりコテコテのセットとか使わず、全部人を使って魅せてくるという印象。

あのアミュネのシンルート、公園のシーン。アンサンブル全員で1本の大木を表現するとこ、めちゃくちゃ好きです。シンと主人公が会話するシーンなんですが、木々のざわめきでその時の空気感が伝わる。これは人が演じてるからこそ出来ること。きっと小道具ではこんなこと出来ないし、映像に頼るならわざわざ木を映像化はしないだろうし。アミュネから時を経て観に行った人狼TLPTX PSYCHOPATHね。あれ全然演出家さんとか確認せず入ったけど、人の使い方ですぐに「吉谷さんだ!」ってわかりました。

それとアミュネに話を戻すと、ケントの歌が終わって(おはおやじゃないよ)(縁日のやつだよ)から、主人公ちゃんとずっと一緒にいたいってケントさんは願うんですよ。そこからのトーマルートへの切り替えよ!!!ケントと主人公ちゃんが手を繋いで相合傘からの!主人公ちゃんの手を取るトーマと、主人公ちゃんが消えて静かに捌けるケント!あれ!が!好き!(落ち着こうね)
オムニバス的な話の組み方をする舞台作品はいくつか観たことあるけど、話の切り替わり方が下手くそすぎて興醒めする、もったいないなーって思う作品が多々あった中、アミュネのシーン切り替えのスマートさと美しさは最高に良き。なんたってアミュネって暗転2回くらいしかないからな、しかもたぶん記憶の限りだとEND選択直後と、END終了からカテコに移るとこの2個所(違ったらごめんなさい)。あんだけシーン変わるのにね。

ぶっちゃけアミュネのストーリーの組み方自体は割と平々凡々な気がするんです。概ねアニメの流れを約2時間にまとめているので、端折られてる所もあるはず(ごめんなさいアニメちゃんと観てないです)。たぶん吉谷さん演出じゃなかったら、もっと平坦なかんじになって推し以外のシーンはおやすみタイムやな…ってなってた気がする、笑。私自身あんまり乙女ゲームって好きじゃないけど、それでもあれだけ観れて大好きになれたのは、間違いなく吉谷さん演出のおかげだと思うのです。映像に頼らず、セットに頼らず、でも立体的で。

私が常々アミュネ大好き芸人してるのは決してやまざきくんが大阪で覚醒したとか、2人で大楽ゲロ泣きしたからとかだけではなく、あの演出が好きだからという所が大きくて、だから未だに好き好き言っているのです。





保木本さんの作るお話が好き

もーほんとめっちゃ好きです(^o^ ≡ ^o^)好きすぎて忙しい合間縫ってワークショップ行っちゃったくらいには好きです。保木本さんの舞台はイトー舞台の「ノット・ヒーロー」と「アダルトチルドレン」が通い現場でした。どっちもその年のMVP舞台。アダチルに至っては私が過去観てきた舞台作品73作品中の1位ってくらい良かった。

まずテンポがめちゃめちゃいい。私自身、高速漫才好きなんです。ほっきーさんの作品も畳み掛けてくる時はまるで高速漫才を観ているかの如く軽快だし強パンチの嵐。それだけ役者さんの台詞量も半端じゃないけどね。それをバチッとキメてくる俳優達を観ながら「さすがプロだな」と実感します。

そして伏線張りと回収が絶妙かつ軽快で観ててめっちゃすっきりする、爽快。よくクソ舞台あるあるの伏線ばら撒くだけばら撒いて散らかしたまま大して回収せず終わっちゃうやつね。そんな事は一切なし。自然に綺麗に軽快に回収されてくので、ストレスフリー。しかも先述の通り高速漫才の如く駆け抜けながら次々回収されてく伏線達は、もはやスポーツ観戦の如し。腹筋割れる(笑いすぎて)。

そこにきてアダチルに至ってはそんなテンポの良さや台詞の応酬が、笑いだけじゃなく真面目なシーンでも使われているんです。これがまた泣くわ泣くわ。大楽とか喉がズタボロの碕くんの気迫で押し切る台詞に推し無関係シーンなのにげろげろ泣いた。あの作品は生で観てなんぼのモンですね。

ちなみにアダチルはやまざきさん出番少ないですし、いろいろ忙しかったのもあり不出来の極みでした(責めてはいない)(仕方なかったよね)。なので推し云々的な意味ではあまり楽しくない現場でした。でも作品的にはやっぱり私史上現在No.1舞台。頼むからまた再演してほしいし、再演じゃなくていいからとにかく瀬戸っちに保木本作品出てほしい。台詞量ぱないし絶対大変だと思うけど。おおしまさんがこの前レイ天で保木本舞台出たのめっちゃ嫉妬したずるい(?)





このお2人の作品はきっとこれから仮におたくやめたとしても(やめる予定は現時点ございませんが)、ふらーっと観に行くだろうなぁって思います。そしてまじでほんと瀬戸っち出てほしい!って熱望しています。縁があるといいなあ。どんなロングラン公演でも全通キメるわ。