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一個人の感想殴り書き

スケステep10 「月野奇譚 太極伝奇 -干戈騒乱-」感想

ATTENTION
以下、何様目線な駄文です。個人の主観のみでつらつら書いてます。【人は人自分は自分】という考えを持てない方は読み進めることをお控え推奨です。









はい。

平成のオタクなので長文書くなら、1番慣れてるはてぶろさんだよなって事で久々に筆を取ります。



こちら先日2024年1月19日から28日まで、草月ホールで全16公演上演された作品です。こちら2018年5月から続いているもので、今回が10作品目になります。


  • 前置き~これまでのスケステと私~

私ウォッチャー(?)の方ならご存知かと思いますが、このシリーズは数多の(個人的には)虚無を生み出し、私の心身はズタボロになり。いや楽しいことも死ぬほどあったけども。これまで全通良席厨だったのがep4で初めて完全に匙を投げ「行きたい時に行くわ」というスタンスになった作品です。

で、ep6と7は諸般の都合*1で完干し。8以降は適当に2~3公演行く感じで。そして今回ep10は、なんとなーく予感*2がして久々に円盤先行入れてみました。でも気持ち的にはあくまで当たった中で1番良席だけ残して後は適当に捌いてしまおう、やきう界隈の推し見に行くのメインでの遠征にしようと思っておりました。

だがしかし当落日、そんなことある!?wってくらい1番欲しかった席(なお同列同番)がぼこぼこ当たっており*3。え、捨てチケなくね?ってことで初日時点で5公演入ることになりました。



この時点では思いもしていなかった……
あんなに毛嫌いして散々disってた(主に脚本演出に対して)この現場で…………ここから更に追いチケすることになるなんて………………。




  • ストーリーが無駄なく纏まっている

いや当たり前じゃね?って話なんですけど、スケステは基本脚本演出が(個人的意見として)シンプルに面白くなかったので。謎の人狼ゲームを延々とやってみたり(ep5)、主軸ストーリーに関係のないサイドストーリーに延々と時間を割いたり(~ep8)、おじ様リサイタルだったり(ep2)おば様リサイタルだったり(ep4)…。

恐らく脚本家の筆が遅いのが当時周知の事実で、本が上がってきてから演出付けて初日迎えるまでに内容の洗練が出来なかったのが原因と予想。または上がってきた脚本が内容短すぎて、ひたすら日替わり等で時間を使ってたのではないかと予想している*4*5

それがep8から(6~7は観てないのでスマン)、割と無駄なくよく纏まった芝居パートになり。今作は本当に全てのシーンが主軸ストーリーとしっかり結びついていて、無駄な日替わりもなく、芝居としてちゃんと面白いし、わかりやすいし、スケステ知らん友達招待しても怒られないクオリティだったと思いました*6。なんなら初日観てまさかスケステの芝居パートで泣くと思わんかったし*7、芝居パート終わった時点で追いチケするくらいには好きでした。

初日前に公式Xが世界観解説を連投した時は「で、出たーー!得意の劇中で語れないから補完してくる読む気も失せる難解やつーーー!」って辟易してました(ゴミクズ惰性人間)。もう読みたくなくて読まずに観たけど、全然無問題だった。ストーリー余裕で追えたし、劇中でちゃんと自然に説明入ってるので。なのでアレは読まなくても問題ないが、後からでも読むと深みが増してとてもよい。こういうところも初見にも優しくて招待しやすいからいいよね。今回招待ほぼしてないけど。

脚本もちゃんと早めに書くようになったんだろうなっていうのはSNS見ててもわかるし、演出家もep8から変わったので。今回まじで歴代スケステ10作品で、ぶっちぎりなんばーわんに好きだしおすすめしたいです。




ここからはネタバレ入ります⚠️

  • 翼の生き方がわかりすぎて

突然ですが当方、うお座です。うお座は自己犠牲に美徳を感じるタイプが多くて、自分もその例に漏れず。なので自分の命を捧げても守りたいものがあるという流れに弱かったりする。なので今回の翼くんの生き様はうお座の私にとてもよく効きました。

序盤で柊羽に「みっともなくても粘れ!」等と生への執着を求めてるのに、その対比のように自分は命を対価に捧げようとする。でもそれは生きることを簡単に諦めているのではなく、「どう生きるか」を重要視しているからなんだろうね、普通に本編で言ってるけど。

自分もベースの生き方考え方として、好きな物事に心血注ぐことについて、美徳を自ら感じるかといえばちょっと違うけど、好きな物事には自分の出せるものは全て差し出しても構わないと思ってるし実際そうしてた(察して)。
しかも結局翼は「炎」を守り、友人を守り、有言実行で全身全霊で生きて、志季の不動とも言える心も動かした。自身の命を対価に、望むものは全て手にしてんだよね。この辺は流石翼らしいなと感じました。そしてとても羨ましくも感じました。

なので今回の結末(大千秋楽を除く)について結構メンタルえぐれた方も多いかと思いますが。私的には望むもの全てを手にして、300年も誰かに想われ、伝説と語り継がれる人生、全然バトエンとは思わないです。翼は良かったね…でも残された側は切ないよね…嗚呼こっちの涙腺ばかになる…ってかんじ(語彙力)

他にも過去作や各キャラの名台詞を上手く引用してるところとか(大と里津花の契約シーンの台詞でピャー!!ってなるえぴわんガチ勢)、ep9でも過去作との継続性に湧き散らかしましたが。今回も懐古厨が助かるシーンがぽちぽちあったのも楽しかったです。




  • 当て書きだろ?って言えるほど当て書き

言うて全くもって原作厨ではないので、奥井翼を語ると普通に怒られ発生しそうな気もするけど。舞台を中心としてこのキャラを5年見てきて、なんかこう基本泥臭い感じとか、これまであんまりなくない?気のせい?

今回はif世界の奥井翼なので、アイドルな訳でもなく、客を前にしてないという所でも根の泥臭さが前面に出てきた、ということで解釈はできる。ただアイドル世界の普段の翼くんって、もっと良い意味で飄々として、努力してる姿は他人には決して見せず、「熱」は持っているものの、大っぴらには見せようとしないところがあるように個人解釈をしています。

対して瀬戸くんは(本人がどう思ってるかしらんけど)「熱」を全面に押し出して、ぶつけてくる人だと思っている。なんでも器用…という方ではないと思うし、これまで苦手なことも多かったけど。持ち前の負けず嫌いと泥臭さで、ひとつひとつ苦手を潰してくる。それに自分の熱量を、相手にも求めてくる。そこがオタク的にはもちろん推せる要素なんだけどね!そんないいところをif世界というある意味力技で、上手く翼くんらしさと瀬戸くんらしさがマリアージュしてる気がしました*8

そしてどー考えてもこの書き方は、瀬戸くんスケステラストやろなって思いました。大楽のどんでん返しは予想外だったけど笑。そういえば当番回といえば、ep2で結局全部リーダーズに持ってかれて殺陣もミリしかなくて絶望した思い出が…ウッ。でも本当に今回は最高に当番してたし、もし本当にこれがラストなら、本当に素敵な門出を用意して貰えたんだなって思います。それだけ翼くんが、瀬戸くんが。たっくさんの人に愛されてきたんだなって思って、また涙腺バカになったのでした。





  • 徹底討論!(?)日替わり消滅、アリかナシか

今回たぶん初めて?日替わりパートが完全消滅しましたね。双子と里津花の場面転換直前のやり取りとかくらいで。がっつり一場面としての日替わりは今回ありませんでした。これ結構びっくりでしたよね。
私的にはこれ、かなりあり寄りのありでした。あくまで今回で、私的には…という話ですが。

確かに過去芝居パート全面的に虚無すぎて、ライブと日替わりパートだけ観に行くくらいのスタンスだった時もあります!ほんと日替わりに救われてたありがとう!!!!笑。

でも何度か言ったかもしれないけど、日替わりに限ったことでは無いですが、あの中の人を引っ張り出そうとしてくる感じが嫌なのはありました。ドルステくらいギッチギチに中の人とキャラクターを分けてくれる方が俳優厨のメンタルは保たれるとこある。ep5の人狼ゲームとかまじ論外。あとどう考えても尺稼ぎなのも嫌でした。そんなんやるなら芝居パート短くしてとっとと家に帰して欲しかった*9。当然話の流れもぶった切られるしね。

なので今回は話の流れもぶった切られることもなく、中の人要素を引っ張り出されることもなく、世界観を保ったまま最後までやり通してとってもストレスフリーでした。芝居パートをダラダラ長いなーと感じることもなかったし。本当に過不足なし。

ただ結果ストーリー上しょうがないけど終始暗め重めだったので、マチソワは結構キツかった*10のはある。なので昔みたいに全通厨してたらもっと日替わりないのキツかったかもしれない、笑。それでも双子と里津花のところ位でも個人的には十分だったし、芝居そのものも公演毎に変化あったしね。 てかそもそも何度も同じ舞台に通うことが異常しゃ…おっと。





⇒ここから殺陣の話

  • せ、狭そう…

今回稽古期間から、瀬戸くんが殺陣をかなり推してたので期待値バカ高でしたが。ばっっちり期待通りにゴリゴリ殺陣でした!わーーーい!

ただ初日(のソワレ)、初見の感想はせ、狭そうwの一言につきました、笑。特に序盤の乱戦は草月でやらせる人数じゃないよねwまじ何故今ここでヒューリックじゃないの!?ってあんな嫌がってたヒューリックが恋しくなるほどには…ごちゃっていた…笑。あとこれは個人的主観だけど、絶対この日まだ一部キャストも距離を測りながらやってたとおもうの。恐る恐るというか探り探り感すごくて。なので初回は正直ちょっと期待ほどじゃなくて残念…って思ってました。

でも1回目の休演日明け!ここからギアが上がったように、スピード感増してて!よかった!おかげで狭い事実は変わらずとも、狭さを感じさせないほどスムーズな立ち回り!*11ホッとしたと同時にやっぱり瀬戸くんの殺陣って綺麗だしスピード感あるし最高だなって思いました。無限に見てたい。

いやでも日に日に増えてく小さな生傷とテーピングとキズパワーパッドに、ヒヤヒヤしました。ほんと(たぶん)大きな怪我なく終わってよかったです。それと同時にこんなに大変なことも、何も感じさせずサラリとやり通すキャスト全員に乾杯(?)



  • 篁・チート・志季

この公演期間、私はずっとこう呼んでました、笑。いやまじでこんなミドルネーム付けたくなるくらいにはチートじゃんあれは!笑。強い背景設定モリモリで、それをばっちり体現するチート具合…。基本ステージ上に推しがいる限りは固定カメラ勢なんですけど、中盤の篁・チート・志季が遊んであげてる(?)とこ、ここだけはもう不可抗力で篁・チート・志季様を凝視してました。途中一瞬フッて笑うとことかもさ!かっこよすぎだって!!!!!アクションも重力無視してるとこあったよね!?はー、最高でした。覇王…。




  • キャラ個性と役者個性の融合、契約前後

過去作もそうだっただろと言われればそうかもしれないけど、それぞれのキャストのスキルとキャラクターの個性を上手く噛み合わせてる振り付けに感じました。瀬戸くんも過去他作品でも多用する振り付けが含まれてて、あーきっと殺陣師さんと話し合って決めたんだろうなとか。壱星が契約後にブレイクダンスを彷彿とさせる(が、過剰には寄せすぎない絶妙な塩梅)振り付けとか。あ、瀬川くんがブレイクダンスを元々出来るかどうかはよく知らないんだけど*12
そうそう。瀬川くんの先日のインライで仰ってたけど、契約前後の戦い方の違いや圧倒的パワーの表現の差もね。観てて勿論伝わってきたよね。





もはやただの我儘レベルなんだけどネ…翼の死因がモブから受けた傷であることが…ラスボスと剣を混じえてほしかったナ…なんてネ…。





⇒ここから大楽の話


  • 大楽ラストの話

たまに大楽ラストだけ演出変えてくるパターンの作品について聞いたりしますが、ついに自身初体験でした。
いや、普通に立てんくなるレベルで泣いた*13。このパターンってたまに賛否両論出てくるけど、アーカイブ付きの配信してんだから文句は言わせんという雰囲気があるのでたぶん問題ないです。
後日確認したところ、あの演出は最初から決まっていたそう*14。その割にはもうみんなグズグズでぐでぐでだったね???笑。まあもう客もグズグズぐでぐでだったから、いいでしょう!笑。
前述の通り、それまでの結末も私は大好きでしたが。これはこれでお祭り感もあって良かったと思います。




⇒ここからライブパートの話

  • 好き(シンプル)

ダンスは今度こそまじのがちで一切よそ見しませんでした!!!

公言してるけどこれまで1番好きなのは里津花のダンスなんですよね*15。これまではたまに情緒死んでたり、10列目位の時はバレんやろって思ったり、全通厨やめてからは限られた時間なんだから好きなとこ観ていいだろ精神*16だったりで、時々好きなダンスする子を観てる時がありました。あと一時期あんまり翼のダンスが好みじゃなくなってたのもある。シャカリキダンスから今のダンスへの移行期辺り。

それが今回まじまじのまじで一切余所見してないです!目を離せない、目を離す必要性を感じなかったので。たぶん筋トレの成果が如実に出て(るのかしらんけど)、ほんとしっかり見える。体幹ブレなくて。いやこれまでも回重ねるごとにぶれなくなってきてたけど。ダンスそんな詳しくはないからアレですけど、ターンとか体幹しっかりしてないと、ちょっとでもブレたらへにょへにょに見えるじゃないですか。軽いダンスしても軸がしっかりしてれば手抜きに見えない。逆にへにょへにょで軽いダンスはシンプル手抜きに見える。今回はターンとかパッと跳ぶ時に、ほんっとーに頭動かないの、綺麗だったなー。BWの動画も最初はやれ目線だファンサだって見てたけど、今はそういう細かい動作の丁寧さとか綺麗さをずっと眺めてる。

仮にの話ね!もしここで本当にすけあ離れるなら、このダンスの成長止まるのはめちゃくちゃ惜しい。やだやだもっと上手くなって欲しい重力無視レベルになってほしい。英語やめてダンスレッスンにしない…?いやでも映像俳優になってほしいからダンスより英語の方がいいか…ぐぬぬ


  • ソロをフル尺で観たかった人生

いや、仕方ないのはわかる!フル尺でやったら曲数さらに減っちゃうから!しょうがないし納得してる!でも!過去にフル尺見ちゃってるからさ!どうしてもワンコーラスだとさ!もっと激しく求めちゃう!好きなダンスになったからこそ、改めてフル尺でたくさん観たかった(;_;)結構どのキャラのソロも好きなんだよね…だから余計に(;_;)


  • 懐古厨、しぬ

スケステ出演が決まった2018年当時、身体硬くてマネージャーとか私に股関節の心配されてたよね。もう最近の子にそんな時代があったって言っても信じて貰えなそうw証拠写真あるけどサルベージ面倒なんで需要あればやります、笑。

自分過去スケステ本公演通算70公演入ってるらしい*17。その中で上手側に座ったことは殆どなくて、上手ブロックとか上手通路寄りとかはもう片手で数えて足りるレベルだと思います。その中でep1初日一発目は、3列センブロ上手通路2席目だったんです。んで今回の大千秋楽はSD列上手ブロック通路2席目。視界で言えばep1初日とかなり似ている感じでした。

どうぶつのサガのサビで脚蹴り上げる振り付けあるじゃないですか。今回あそこを大楽の席で観てて思い出したんですよね。ep1初日Burrny!の「かなり危ない!」の振り初見で、腰抜けるくらい衝撃(脚上がるううう!)受けたあの瞬間。あんまり上手から観ることがなくて、客席と翼くんの位置関係も当時とほぼ同じだったので。その光景が容易にフラッシュバックしてしまったもんだから、あんなみんな笑顔の素敵空間で涙腺死んでた!笑。



  • ファンサとか

基本これまでおおっぴらにファンサの話はしたことないです。今回も詳しい話はしません。が、今回はいつも以上に完璧にアイドルしてた!って思いました(ただし後述)。
初日にまさか一生もらえると思ってなかったこと*18をまさかしてくれるとは思わなくて(^ω^≡^ω^)脳がバグった私は連番の友達と爆笑してしまったので、たぶん自分そういうとこだよって思う(?)もう無視はファンサだと思ってる愉快おたくなので(?)
そんでこれまた懐古だけど、あんなに最初はファンサも笑顔もぎこちなかったのに、今やトップレベルにファンサ上手になって…エラすんぎ…。なのでくれべびラストとか花コサとか、ヒューーー!(イマジナリータオルを振り回すおたくの絵面)ってやりたくなるほど見てて楽しんでました♡
いやほんと自分がされても、他の人がされてぴゃーってなってるの見るのも、めっちゃ楽しかった!ありがとう!




さてここまでがep10のぺらっぺらな感想になります。いや、ほんとに、1公演しか入らないつもりだったんだけどな。気づけば5公演になり*19、幕が開けてからは右手が言う事聞かなくて7公演になってた。
もうガッツやめて久しいけども。あんなに嫌だ行きたくないとっとと卒業しろって言ってたスケステに、今になってこんなに心奪われ乱されるなんて。貰い物とはいえ、ついに毛嫌いしてたパペットを持つなんて*20



もっと早くこのクオリティのもん出してくれれば……等と思うこともあるけど。最後の最後でスケステのこと、ちゃんと心の底から好きだって言えるようになって。本当に良かったなって思いました。







大楽Best Wishesの途中までは。



これまでスケステで病み散らかしすぎて泣いたことは多々あれど、初めて悔し泣きをここでします。はい。

ここからはめちゃくちゃ不穏な話なので別枠。



ワンクッション入れてます



という訳で今回のすけすて!
過去一良作だと思います!以上!

*1:普通に降りてた。結局未遂に終わるが。

*2:当方推しがラスト出演ではないかという予感。なお過去何度か同じ予感がしては外し、絶望を重ねているので当てにならない。

*3:いや元全通良席厨だったので、過去データから最前1個くらいは引っかかるだろう計算は立ててたけども

*4:そのせいか、絶対脚本家はここのシーンやりたかっただけやろ、ってくらい気合いの入ってるシーンとそうじゃないシーンの落差が激しすぎたりした

*5:今回裏話として公式Xで台本形式のサブストーリーが公開されてますが、クソ舞台時代はたぶんこの辺の取捨選択が出来てなかったんだろうなぁと。こうやって後から読み物として読むと深みが増して良いけど、これ全部舞台本編でやられると絶対ダレてたと思う。まじがんそん様ありがとう。

*6:ep4招待した友達複数から「スケステは二度と呼ぶな」と言われた思い出

*7:ちなep2大千秋楽のクライマックスで、としくんとひがのくんの迫真の演技では泣いたことある。

*8:そう思ってたら後日公式SNSで、相当この辺は稽古期間で話を詰めていた…というニュアンスの投稿がありましたね。納得。

*9:特にep4はアンフィだったので、普通にそのまま帰っても帰宅は日付超えてたので

*10:特に前方席は椅子がアレだったので

*11:もしかしたら手数や位置が多少変わった人とかいるのかもしれないけどごめんそこまでわからん

*12:インライで言ってたような気もするけどはぐらかした?気もする

*13:が、取引があったのでわりとすぐ立った。えらい。

*14:ソースは瀬川くんインライ

*15:旧キャスも入れるといっせいたんのダンスも好き

*16:いや普通に普段から好きなとこ観ればいいだろって今は思う、笑

*17:えぴ4以降ほぼ行ってないからこんなもん

*18:ガッツ時代に何度もチャレンジしては駄目で、以降通路席は早々に売るか、前方埋もれと交換してたくらいには通路席の人権がないおたく

*19:おかげで当初予定してたやきう現場通いつめ作戦は崩壊し※でも結局無理矢理2日間は行った、仕事も結構入れてたので、約2週間職場鎌ヶ谷青山を三角横飛びしてた

*20:写真をSNS掲載したらしーずんわんガチ勢フレンズから絶対煽りであろういいねが飛んできて草

映画「パラフィリア・サークル」被害者の会、被害者を増やそうとする。~ただの映画レビューです~

デビュー作がヒットし小説家の道を歩く1人の男。
しかしデビュー作以降は鳴かず飛ばずの状態が続き、世間からは忘れられた存在になっていた。

「君の書く作品にはリアリティがないんだよ。もっと読者に寄り添ってさ…」

デビュー作のヒットで会社の窮地を救ったにも関わらず、今ではそんな恩を売った編集長にすらコケ下ろされてしまう。


その夜、愚痴を聞いてくれていた妻がとある提案をした。
「サスペンスを書いてみれば?」

今まで書いたことのないジャンル。妻の突飛な提案は到底受け入れ難かった。しかしでは他に良案はあるのか?今までの作品は自身の経験を元に作り上げてきた。当然殺人なんて犯したことはない。

そうして頭を抱えていると、1本の連絡が入った。
「サスペンスを書く先生に、是非私の経験した話を聞いて欲しい」と。

怪しげな連絡ではあったが自分にはもう後がなかった。その連絡をしてきた者を、喫茶店で待つ。そして暫くすると、喫茶店に1人の男が入ってきた。ハットを目深に被り、目元ははっきりと見えない。


その男は話し始める。
3人の男の数奇な運命を。
そしてこれは──────


────「あなたの物語」であると。





ということでまたまた素人の書くあらすじから始まりました。今回は現在公開中の映画「パラフィリア・サークル」をご紹介します。

ストーリーはオムニバスに近い流れではあるものの、ちゃんとそれぞれがリアルタイムに繋がっていっている作品です。なのでオムニバス苦手な私でも楽しんで観ることが出来ました。しかもその1本のラインが、とても複雑で、結び方が物語のインパクトに反して非常に綺麗。昨今物語の旋律なんて気にしてないだろ!みたいな(ゴミ)作品も多いので、閾値低めな私はこの物語の旋律の美しさにまず感動しました、笑。


ATTENTION!!
以下致命的では無いものの、それなりのネタバレを含みますので*1、既に鑑賞予定の方は回れ右で。鑑賞を迷われている方、ここで初めて作品の存在を知った方の、少しでも後押しになったら幸せです。
尚なるべく除外しているつもりですが、私個人の解釈が含まれている可能性があります。また記憶の限りで書いているので、様々実際との相違がある可能性もあります。「これちゃうやろ!」と思ったら、ハッシュタグつけてふせったーなり何なりにぶん投げてください!読みます!盛り上げて界隈を!



では早速!




冒頭に書いた通り、主人公の玉川健斗(演: ⽟城裕規)は1人の怪しい男に、新作を作るヒントになればと喫茶店で出会います。映画はまず自らを「魂の狩人」と名乗る、その男が語る物語から始まっていきます。



chapter1 究極のマゾヒスト*2
優秀な弁護士である粟野宗一(演:縣豪紀)は、令嬢である菱井美香(演:吹越ともみ)との結婚を控えていた。仕事は多忙を極めていたが、優秀で優しい彼は、社会的弱者の依頼人にも優しく声をかけて寄り添っていた…薄らと恍惚な表情を浮かべながら。

─彼には職場にも婚約者にも言えない秘密があった。それは婚約者の他に、1人のパートナーがいること。そのパートナーは男であり、究極のマゾヒストであること。夜な夜なそのパートナーである森瀬京(演:瀬戸啓太)に暴力を加え、傷をつけていること。そして京はいつもそれを、苦悶と恍惚の入り混じる表情で受け止めていた。

しかしその歪で純粋な関係も突如終わりを迎える。きっかけを巧妙に作り、相手を切捨てたのは他でもない京だった。

「君の暴力は退屈だ。アイディアがない。」
縋る宗一を切り捨て、立ち去ろうとする京。それを宗一はただ見つめるしかできなかった。弱者へ向けた時と同じ、恍惚の表情で…。



京は「慰謝料」で大金を手にし、大学にも行かず、夜な夜な暴力という快楽を求めていく。しかし何処を探し求めても、自分が求める「被虐」を得られず、言葉にできない苛立ちを募らせていった。

彼が究極のマゾヒストであることなんて知る由もない大学の後輩・岸田瞳(演:園田あいか)は、入学時の些細なきっかけから、強く彼を慕っていた。献身的に尽くす瞳。京はそれを邪険に扱うものの完全に拒否ができないでいた。

「人を好きになることなんて、ヒヨコの刷り込みみたいなもんっすよ」



京はその後、風の噂で耳にした宗一のその後の運命を知ることになる。いくら探し求めても得られない快楽。自暴自棄になる自分が何を求めていたのか、どうして求めるものが得られないのか。 京はその理由に気づいていた。気づいていたが目を逸らし続けていた。変わっていく自分が受け入れられなかった。

そして瞳の前で打ち明ける。
真実と、決断を。



このチャプターはインパクト(マゾヒスト、暴力表現等)が相当大きくて、初見ではそこに目が向きがちです。絶対自分とはかけ離れ過ぎて、感情移入はできないだろうと思いがち。でもそのインパクトを押し退けた先に見える、登場人物たちの心情の機微に触れると切なくて死ぬ(語彙力も死ぬ)。歪んだ関係性に包まれた純粋さ。これまでにいろんな変化(自分自身・環境等)を体験してきた大人にこそぶっ刺さるchapterだと思います。




chapter2 初めての殺人
ごく普通のサラリーマンである佐川貴史(演:川上将大)もまた、職場の同僚でもある鈴村早希(演:鈴木聖奈)と誰もが羨む交際を続け、公私共に順風満帆な道を歩んでいた。しかしそんな彼には、誰にも言えない癖(へき)があった。それは「人を殺すことに快楽を感じる」ということ。しかし一般社会で生きている彼は当然殺人を犯すことは出来ず、夜な夜なスプラッター映画を見ながら、欲を吐き出す日々を過ごしていた。

そんな折、彼の元に1本の連絡が入る。

「誰かに殺されたい」

一瞬理性と戦ったものの、願ってもない申し出である。彼はその申し出を受け入れ、待ち合わせをした。そこに現れた人物は──。


─その後も彼に「殺されたい」と申し出る人間は後を絶たない。偶然そんな婚約者と依頼人の待ち合わせ現場を目撃した早希は、後をつけることにした。彼女がそこで見たものは、運命は。

それは新たな「始まり」だった。



このchapterは観てて個人的にはかなりSAN値削られました。彼もまた、己の特殊な快楽を求めて進んでいきます。これ以上ネタバレなしに語るのは難しいのですが、人物間の対比であったり、物語を繋ぐハブとなる、重要なエピソードです。



chapter3 表裏一体
場面は冒頭の小説家と怪しい男の居る喫茶店に戻る。一通り話を終え、男は喫茶店を後にする。玉川に意味深な言葉を残して。

玉川は帰宅後、食事も摂らずに筆を取った*3。一心不乱に書き進めていたところで、彼は部屋の隅にふと違和感を覚える。棚の前に滴る血溜まり。その棚を開けるとそこには、男の死体が詰まっていた。

身に覚えの全くない彼は動転し、慌てて妻のいるリビングに駆け出す。リビングのドアを開け放つと、そこに広がった光景は────。


幾多の物語が絡み合う。
裏が表で、表が裏。
どちらが表で、どちらが裏か。
そもそも選ぶことに意味はあるのか。
裏は表で、表は裏なのだから。

何度も言うように
これは「あなたの物語」である。



このchapterはさすがに触りしか言えん!笑。恐らくまだ観てない方でこの説明を読むと「フッ、読めたぜこの後の展開。」って、思うことでしょう!私も初見で騙されましたから!残念!!本当になかなか想像し難い(ただし納得はする)展開になると思います。そしてラストの結末含め、様々なシーンで初見と2回目以降の解釈は変わっていくと思います。このchapterはとにかく玉城さんのお芝居が解析度めちゃ高でした。圧巻。





どうでもいい個人的まとめの前に、上映中の劇場等をご案内!(2023.7.4時点)

池袋HUMAXシネマズ(東京)
現在上映中 ~7/6(木)まで
https://www.humax-cinema.co.jp/ikebukuro/

横浜シネマ ジャック&ベティ(神奈川)
上映期間終了

シネマスコーレ(愛知)
現在上映中 ~7/7(金)まで
http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/home.htm

シネマート心斎橋(大阪)
現在上映中 ~7/6(木)まで
https://www.cinemart.co.jp/theater/shinsaibashi/movie/001704.html

京都みなみ会館(京都)
現在上映中 ~7/13(木)まで
https://kyoto-minamikaikan.jp/movie/25452/

元町映画館(兵庫)
現在上映中 ~7/7(金)まで
https://www.motoei.com

その他最新情報は映画公式サイト、またはTwitterよりご確認ください。

公式サイト 映画 パラフィリア・サークル
公式Twitter https://twitter.com/paraphilia_cir?s=21&t=S5DbX9lD1HOkinjWerp_WQ


我が地元北海道でも上映してほしすぎて、自力で呼ぶにはどうすればいいか昨日真剣に調べてました。2ヶ所いけるか?って所あったんですが、最有力候補は1年前から予約抑えないと無理だし、もう1つ*4利用規約が見つからないのでたぶん役所に凸らんと無理。しゅん。





監督はこの映画を作るに辺り、狂気と出演者の格好良さ(可愛さ)のバランスに注意していた、と仰っておりました。このバランスが本当に見事でした。観る人によってはギリギリアウトでは?と思う所もあるかもしれませんが、私的には瀬戸くんのサイコ芝居大好きなので全然問題ない*5。サイコな役の中にも感情の機微な揺れ動きを丁寧に演じ、ごく普通の大学生である側面や、切なさを受け取りました。いやー、最初絶対観るつもりなかったのに*6、今回に関してはおもろかったー。くそー。観に行ってよかったー。


映倫でPG12とされていますが、私的にはR15じゃね?って思うくらいには刺激のある作品になっています。従って観る人を選ぶ作品でもあると思います。SAN値削られます。小規模映画なので大衆映画にも劣るところはあります*7

でも若手俳優ってキラキラかっこいいだけじゃないんですよ。キラキラかっこいいだけなら、モデルでもホストでもアイドルでもできるんですよ。でも、俳優なので。彼らが俳優だからこそ魅せることができる狂気と人間模様。現実と非現実が絡み合い混じりゆくストーリー。


是非より沢山の方が作品に触れて、その心に消えない爪痕を残しますように。


なんかYouTubeの映画レビューみたいな動画をイメージして文章化したら、長すぎてもう読ませる気がない文章になってて草。あと1~2週間くらい公開しててくれればなぁ、動画作れる(と思う)のになぁ。

*1:若干のネタバレ公開については、舞台挨拶で瀬戸くんが監督の前でいいよ!って言ってたから良しとする。駄目だったら…すまん!なんか注意喚起してください!笑

*2:タイトル勝手につけましたすみません

*3:まぁ、MacBookなんですけど

*4:ガチ地元

*5:むしろ1番輝いてるまで思ってる。意に反してるとは思うけど、笑

*6:とにかく死ぬほどここの制作会社が嫌い。嫌いすぎて次に代表のツラを見たら自分がサイコパスりそうなので、代表が来るかもしれない現場は絶対避けるレベル。

*7:この辺は後日別途ふせったーかベッターにパス限公開予定

舞台NoLimitのあらすじを書きたい~明日楽日なので全人類行ってほしいおたくの叫び

現在池袋BIGTREE THEATERで絶賛公演中。
明日5月8日で千秋楽を迎えます。

今作は再再演で、前作までの評判は把握してたので面白いことは知ってたんだけど。どんな話かは知らなくて。公式サイトにもあらすじは書いてない。そんでカフェティのチケ発ページでようやく発見。

いや全然わからんて!ww
悲劇が喜劇かなんなのか!再再演で前評判把握してるから一定のクオリティ保証はあるけども!


↑深夜に愚痴りだす老害


もう自分に書かせろや!!!って思いながら先日観劇。


もうね、めっちゃ良かった。
地方住みじゃなかったらもっと追加してた*1。何なら8日に家のどうしてもズラせない予定がなかったら、飛行機のチケ捨てて取り直して延泊してた。そんくらい面白かった。

そしてよっしゃー!無事観劇したし、ワイがより魅力が伝わるあらすじ書いたるわ!!!!と思って書いたのがこちら。

目を覚ますと、目の前に白く無機質な天井が広がる。身体が上手く動かない。身悶えていると、同い年くらいの見知らぬ青年が顔を覗かせる。

俺は何も覚えていない。何故ここにいるのか。ここが何処なのか。そして…自分の名前さえも。

「あれ?なに?まさか覚えてない?」
「すみません…」
「ねぇ、本当に覚えてないの?俺の事も?親友なのに?」

見知らぬ親友…瑛輔は、俺に様々なことを教えてくれた。俺の名前は圭吾だということ。ここは病院で、俺は怪我を負い記憶喪失になったこと。

そしてこの病院には…

「―おはよう。あ、そのかた…起きた?」
俺と、医師と、6人の青年が暮らしていること。


そして次第に思い出す。俺達はあの日……


━━━━━━━━━━━━━━━

50年後の近未来。
最後の一人が目を覚ました。

時を止めた箱庭の世界は、急加速で動き出す。
失くしていたはずの「感覚」や
消えない「想い」が呼び覚まされていく。


「痛み」を求めて「生」を問う。
―その答えはまだ誰も知らない。


いや、あらすじ書くのムズいわ
ほんとイキリ散らかしてた時の自分殴りたい。長すぎても読まれないし、短すぎても伝わらない。
精進します。






ということで、座長の圧力(?)を感じたので主な見どころポイントをご紹介!座長のお墨付き貰ってるんで、物語終盤手前くらいまでの盛大なネタバレあり!内容が読めず観劇迷ってる人向け。








まず細かめのあらすじ紹介


主人公の圭吾(演:瀬戸啓太)は、記憶が全くない状態で病院のベッドから目覚める。そこには自らを親友と名乗る瑛輔(演:大見拓土)をはじめ、元々友人だと言う5人の青年達、そして1人の若い医師(以下先生)(演:平田裕一郎)と出会う。圭吾と5人の青年達は、ある日車でBBQに行った帰りに凄惨な事故に遭ってしまった。そのためこの病院に入院し、先生の元で治療を受けていたと聞かされる。圭吾は大事故に遭ったなんて思えないほどに身体はピンピンしていて、見える範囲に傷一つない。ただひとつ、後頚部に触れる一筋の傷を除いて…。


圭吾はとある些細な出来事と、そしてとある登場人物を顔を見た途端。忘れていた記憶を思い出すことになる。5人の友人達のことも、事故の原因も。友人達はすっかり元気で、てっきりお見舞いに来てくれていたと思った圭吾。しかし彼らもまた「入院患者」だったのだ。何故?何処にも悪いところはなさそうなのに。記憶を取り戻したことも束の間、友人の一悟(演:坂下陽春)が圭吾の目の前で倒れる。何故倒れてしまったのか、それは「充電切れ」。そして先生より明かされた衝撃の事実。事故に遭い身体の復元が困難だった6人は、無事だった脳を移植し、全員「アンドロイド」になっていたのだ。そして事故からは、50年の時が過ぎていたのだった…。


その事実を受け止めきれなかった圭吾。充電が必要で*2病院からは出られないこと。自分達にはそれぞれ「型番」が存在し、それぞれ微妙に性能が違うこと。痛みを感じない。涙も出ない。そして名前さえも…。圭吾が目覚めるまでは、それを受け入れ淡々と50年もの間生きていた他のアンドロイド達。それが圭吾が目覚め記憶を取り戻したことで、それぞれに様々な思いが芽生え、時間が動き出す。そして彼らは感じないはずの「痛み」を求める。自分のために、誰かのために。愛する人のために。その唯一の方法は…。


これは現場のお楽しみ!




数多の伏線と、回収する度に増す深み

この作品は細かい伏線がとっっても多いです。初見で観てると、全く気づかないものから、観てて違和感を感じる程度のものまで。2回3回と観ていくうちに、散りばめられた数多の伏線回収が気持ちいいです。その違和感のある場面、動作、言動。それには全部ひとつひとつ意味が込められている。もちろん初見でも大筋のストーリーとして十分楽しめるし、大筋の伏線回収はしてるんだけどね!見る度により深く深く、キャラクター達の本質に触れていける。推しが出てたら、何度も何度も繰り返し観たくなる作品。ストーリーをサラッと楽しむなら1回観劇、ストーリーの深みを知るなら結末まで把握した2回観劇、各キャラクターの深淵により深く触れるなら無限に、笑。私は3回しか観れんかったけど、3回目が1番メンタルえぐられました(´•̥ω•̥`)

アンドロイドを演じるということ

この物語の大きなkeyとなる、アンドロイド。アンドロイドは人間に都合が良くなるよう*3、感情が制御されています。しかしその感情が制御されている中で、皆次第にそれぞれの感情を表出していくお芝居が…とても良いんですよ…。例えばアンドロイドはいくら悲しくても涙は出ません。でも劇中でたくさんの悲しい出来事に直面して、何度も激情を顕にする。あと1滴垂らしてしまえば、涙が溢れてしまいそうなほどに。でもアンドロイドなので涙は出ない。その今にも溢れそうな、まるで表面張力のような。激しくも繊細なお芝居が観れます。こういうお芝居ってなかなか見れないよなぁって思います。よく「繊細なお芝居が好きで~」とか褒め言葉で多いし実際にそう思って褒めてるけど、あくまで頭からつま先までの表現の仕方について思うことが多いじゃん?今作はそれは勿論として、感情の微細なコントロールっていう点で求められる役のハードルが高く、それを体現する役者さん達の実力が素晴らしかったです。役者としての技量がダイレクトに出る。おたくって実際こういう推しが観てえのよ。瀬戸くんって他作品でも表現の仕方が本当に細かく繊細、だけど豪胆なところもある。ほんと瀬戸くんのお芝居大好きなんだけど。だけどこうやって感情表現に制限がかかっていて、その中で如何にコントロールして、限界まで表現するか。ほんとそんな姿なかなか観れないから、観てほしい。

ちなみにアンドロイドの感情制御について、かなり大きな個体差があります。初見では最後まで気づかないくらい、まるで最初からそういうキャラクターなのでは?と思わせるくらい完璧に制御されている者。一時的に感情を顕にするけど、目で見て明らかに一瞬再起動のように制御動作がかかる者も。それで、1番人間のように立ち振る舞い、感情を顕にする者もいて。そのアンドロイドは感情が制御されていることに嫌悪して1番抗うんだけどさ。だけど、クライマックス直前に「あ、これもアンドロイドとしての感情制御だわ」ってくらい、激しい感情から一気に通常運転に戻るんだよね。誰よりも制御に嫌悪し抗ってたのがさ、本人もいつの間にか制御されちゃってて気づいてないの。それがなんかほんと…あゝ無情…人の心は無いんか…(ないね)。それと対比するように、1番完璧に感情制御がかかっている者が、静かにそれに抗っているところも注目です。そこに注目していると、ラストシーンの意味がよくわかるとおもう*4

重い題材を中和する上演時間とキャラの明るさ

もうここまで読むと激重題材すぎてメンタル死ぬ!!って思って二の足踏まれたら困るので、緩和剤についてもご紹介。
まず上演時間が約70分とかなり短め。短いんだけど、これがとてもいい塩梅。内容が終始濃いめなので、これ以上だと観る側もやる側も心身がたぶん死ぬ、笑。濃密かつ繊細なので、70分で短い!とは思わなかったです。ほんっとにちょうどいい、無駄がない。無駄ばかり足して何時間もダラダラやってるどっかの作品には見習って欲しい(?)そういう自由度の高さも小劇場ならでは。
あと終始激重メンタル死って訳じゃなくて、題材は重いけど前述の通り彼らアンドロイドで感情制御が効いてるので。悲壮感がすごく緩和されてるんだよね。キャラ達が基本終始明るい。笑えるところも要所要所あり。まあ深めに観てるとその不自然が逆にぞわっと来るのかもしれんけど。なので感情掻き乱されて死ぬ、通えない…ってくらい激重作品もあってそれはそれでまた良いんだけどね。題材の割にそこまで派手にはメンタル削られず観れるのでそこはご安心を(?)

実力ダイレクト反映を小劇場で是非

私自身わりと昨今の.5について、穏健派アンチ寄りなので以下多少の偏見あり。
ぶっちゃけ.5はじめ、若手俳優界隈って実力が二の次三の次なこと多くない??え、その大根で?主演?みたいなのあるじゃん!どこの何とは言わんけども!笑。脚本演出も大味だったり、金返せよってレベルで酷いのもある。勿論.5でも素晴らしい作品はたくさんあるだろうし*5、小劇場でも酷いのは酷い。
その中で今作は、役者の実力がダイレクトに響くタイプの作品だと思います。感情コントロール然り、繊細な表現然り、誤魔化しの効かない距離感然り。私個人的な嗜好かもしれないけど、そういうところで苦しんで足掻いてもがいて、それを乗り越えてキラキラ壇上で輝く姿を観ることこそ、俳優推してる醍醐味だと思うんです。こと瀬戸くんに関してはお芝居に全幅の信頼を寄せていますので、瀬戸くんの顔や優しさだけじゃない、役者としてのポテンシャルの高さも感じられるこの作品が本当に観てて楽しかったです。8日に絶対外せない用事*6がなければ、航空券紙くずにしてでも延泊してたと思う。

もう当券だと良席ない?安心しな、全部良席だから

あとねー!これ、BIGTREE THEATERでやってんのも、激しくおすすめポイント。私ここの劇場が好きな劇場TOP10には入るってくらい好きなの。最大のおすすめポイントは、とにかくトップレベルで見易い!各座席列の段差がめちゃ高くて、よっっぽど座高高い人が前に来ない限り、後列でも演者の頭からつま先までばっちり。だからBIGTREE現場だけは、元最前厨の私でもE列前後狙うくらいには全席人権あり*7。なので、前方席売り切れてるし後列しか入れないなら行かなくていいかな…とか思っている人が居たら、BIGTREEに関して言えばまーじーで勿体ない!!私3公演中2公演リピチケで入ったけど、1番座りたかった席(EorF列ドセン)に両方入れちゃったもん✌︎(ᐔ)︎︎︎︎✌︎まじまじ見やすかったし、OPも本編もアフイベも人権すごかった!笑。なので普段なかなか良席狙えない…という人こそ、ほぼほぼ全席人権ありのBIGTREE THEATERで、ストレスなくこの世界を堪能していただきたいなーって思います。らぶ、BIGTREE。



そんな舞台「NoLimit」
明日8日2公演を残すのみとなりました。
当日券もあるみたいなので、迷われている方は是非!池袋(東池袋)にGO!私の知り合いは無限招待するので(本人いないけど)、知り合いで来てくれる人いたら連絡くれ!!!!!たのむ!!!!!!

*1:尚マチネ1公演だけのつもりが、気づいたらその日のジュルネソワレのリピチケが手元にあった。不思議だナ。

*2:ここもある場面で別理由の伏線があるのも、複数回観ると気づけて面白い

*3:詳細は劇中に読み上げられるニュースで匂わせあり

*4:恥ずかしながら私は初回観劇時に、そのことにほとんど気づけず。その静かに抗い続け、それを解放したのは誰か。どう解放したのか…は、是非本編で。

*5:私は片手で足りるくらいしか経験ねーけどな!

*6:両親が関東の祖母の元に行くため、実家の猫の世話が…

*7:最前ド端はちょっと見づらいかもだけど

スリルミーが観たい人生だった

約半月前

f:id:milky2525:20210501050338j:plain*1


これを言われた30分後にチケ用意する辺りは元俳優厨時代のフッ軽具合を発揮。




最初にスリルミー決まった時から、まじかすげーなちょっと観たいなとは思ってたんだけど、自分の好みかわからんし観なくても別に死なないしなぁとか思ってスルーしてまして。

ただ公演が始まってYouTubeでゲネ映像が公開されてたのをたまたま観て*2、うわやべぇやっぱり観たいかも!とツイートしたら冒頭のLINEが来たのでした。



私も仕事が忙しく、友人とスケジュールがなかなか合わなくて、4月中で唯一29日なら行けそう!とチケをセルフ御用意。それまでに服買おとかネイルもちょっと早いけど新調しよとか*3めちゃめちゃ楽しみにしていました。





が、そんなスリルミーは残念ながら24日をもって終演してしまいました。緊急事態宣言のせいで。芸劇が都の建物だしねー。無理だよねー。





やーまじ観たかったー。
サイコパス役観たかったー。

ゲネの動画の時点でどう考えても狂ってたし*4、歌はまぁ昔から上手かったけど表現力高まってたし、相方の松岡くんもパブサしたらお芝居すごい褒められまくってたし…。あれを生で観たらもっと鳥肌だったんだろうなぁ。空気も何もかも変えて、非日常の世界に突き落とされたかったなぁ。感情ぐちゃぐちゃにされたかったなぁ。*5




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当日は芸劇近くのパフェ屋さんで紙屑と化したチケを眺めつつパフェしばきました。映え。




山崎くんともまぁ紆余曲折ありましたけども。こうして友人と今でも交流があって、ゲームしながらふと出てきた言葉で「それあの時の台詞www」「わかられたwww」と8年も前の舞台の台詞をすぐに思い出して草生やせるのも、今もこうして進化を止めずに活躍してくれているおかげですね。


おたくとして出戻ることは死んでもないけど()これからも面白そうな舞台出る時にはお邪魔するし、今度はちゃんと早めの公演日狙います。あー緊急事態宣言で始めて楽しみ潰されたのほんとやだー!*6




スリルミーまた再演しますように。
その時にはまた呼んで貰えますように。
そして観たい人がちゃんと観に行ける世の中になってますように。

*1:みっくすとは私の山崎厨時代だった時の呼び名です。その頃からの友人からは今でもほぼほぼ皆さんこう呼びます

*2:YouTubeで全然俳優のことなんて見てなかったのに、たまたま前に雑草なんちゃらのMVくそウケるwって観たせいなのか、きっちりオススメでサジェストしてくるYouTubeさん怖すぎ

*3:先日身内の葬儀がありワンカラーベージュだったので

*4:褒めてます

*5:作品の物語に没入してぐちゃぐちゃにされ、更に元推しの成長にもきっとぐちゃぐちゃにされる。

*6:え?去年潰されただろって?すまねぇ普通に行かなくて良かったラッキーって思ったし、そう思ったことで自分でも引き際を悟ったからノーカウントです

コロナ禍で中止になったチケットに纏わる取引トラブル、youならどうする?

 

見切れ席アンケートについては個別意見をどうまとめるか攻めあぐねております。完成まで今しばらくお待ちください( ᵒ̴̶̷᷄௰ᵒ̴̶̷᷅ )

 

 

ところでまた新たに気になることが出て来たので、それについて。タイトルの通りです。

 

 

チケットの交換を予定していたけど、コロナの影響でセミロングラン公演の作品の一部が中止になりましたと。交換予定の片方が中止となり、片方が生き残っていた場合について。そんなお話。

Twitterアンケートは既に締切済

 

内容はこちら

とある舞台のチケットを、事前に別日公演(〇日⇔△日)で交換する取引をA氏とB氏がSNS上で交渉し決めました。受け渡しは当日手渡しと決めていた為、チケット券面の画像交換等も済ませ、あとは取引当日を待つだけという状態でした。

しかし公演が一部中止になることが発表され、交換予定だったチケットのうち、片方(〇日)だけが公演中止対象となってしまいました。


中止となった〇日のチケットを所持していたAさんの主張は「交渉は既に成立していた為、△日のチケットは【△日チケット⇔定価手数料】交換してもらわないと困る」

一方の公演実施が予定されている△日のチケットを元々所持しているBさんの主張は「チケットの交換を希望していた。このチケットは他の交換に出すため、取引をキャンセルさせて貰えないと困る。」

 

このケースの場合、正当性があるのはどっち?

 

争点と思われる事

取引交渉自体は既に完了し、券面の画像交換も済ませている。もし当日手渡しではなく事前郵送等で既に受け渡しが完了していたら、取引は完了として終了していた。

Bさんは自分の観劇公演数は減らしたくないため、あくまでチケットの交換を希望していた。

チケットは公演一部中止となった影響で、今から定価でのチケット譲渡を探すのは少し難しそうなレア度。当日券も厳しい。(参考程度に)チケ流では一般的に取引が完了した場合、中止になったチケットを貰った側が払い戻し手続きを行って終了…というのが一般的。

 

こちらの問題を以前Twitterにてアンケートを取りまして、その結果がこちら。

 

 

結果としてはBさんの主張への投票が多かったですが、締切の前日くらいまではほぼ同率で推移しており、悩ましい問題である事が伺えます。

 

お題箱でも1件ご意見を頂きました。

f:id:milky2525:20201022140930j:image

ありがとうございます。

 

 

これを踏まえてまず私個人の見解から。

 

確かにめちゃくちゃ悩ましい事案だと思います。ただこのアンケートを作る時に「あくまでこの取引は交換取引だった」という事に着目し、そうするとやはりお題箱で頂いた意見にほぼほぼ同意せざるを得ないかな…という感じです。交換を前提として進めていた取引なので、不可抗力だったとはいえ交換が困難となってしまったのであれば、取引自体をご破算にしたいという意見に反論は難しいのかな…と思います。

 

仮に当日受け渡しではなく事前受け渡しと決めて、公演中止が決まる前に実券の交換を済ませていた場合。その場合は取引は完全に成立し完了しているため、恐らく中止になったチケットを受け取っているB氏が払い戻しをして終了…になっていたと思います。こればかりはもう運だったのかなって。

 

ここまでは私個人の見解でした。

 

 

 

さて、しかし。今所有権等についての法律についてちょっと調べてみると、少し話は違うようです。

あくまで以下は売買契約についての法律を当て嵌めて、法律ずぶのド素人が独自解釈をしているので、あんまり信用しないでください()

以下の引用元→ 売買契約についての注意点 | さいたま・上野御徒町の法律相談なら弁護士法人 阿部・楢原法律事務所

 

まず「互いのチケットの財産権はいつ移転されるのか」という点。

売買契約を締結するにあたっては、売買の目的物がいつから自分のものになるのかという点も1つの重要な要素になります。 法律上、「○○を売り渡す。」という内容の合意がなされると、財産権も同時に移転する、というのが原則です。例えば、“自動車を○○円で売ります”という合意をすれば、その時点で自動車の所有権が売主から買主に移転すると考えられています(民法176条参照)。

 

つまりこのケースも事前に取り決めをしていない限りは、事前交渉を完了した時点で該当チケットの財産権はA氏⇔B氏でそれぞれ交換されていると考えられます。

 

そして今回のようにチケットが片方中止により無効化されてしまったケースの話も、民法において近しい取り決めはあります。

 

「希望していた自動車が手元に届かない」の意味としては、以下のようなパターンが考えられます。
① そもそも自動車が届いていない

①-1 単純に自動車を引き渡していない

①-2 自動車が滅失してしまい、引き渡せない
② 自動車が届いているが、問題がある

②-1 契約書の定めと違う自動車を届けてしまった

②-2 自動車の不備・不良があった

このうち実務上特に重要となるのが、①-2と②―2のケースです。これらの場合を想定して、民法上の規定も存在しますが、当事者がこれと異なる救済方法を望むのであれば、それを契約書に記載しておく必要があります。以下、詳しく説明します。

 

(1)自動車が滅失した(①-2のケース)
民法上、売買契約締結後に売主の責めに帰することができない事由によって特定物が滅失した場合、その不利益は買主の負担になる旨が規定されています(民法534条1項。不特定物について2項も参照)。上記自動車の売買の例でいえば、売主は自動車を譲渡する義務を免れる一方で、売買代金を請求する権利は失わないことになります。

しかし、目的物を滅失したのに代金を支払わなければならないというのは納得できない方もいらっしゃるでしょう。そこで、当事者の責に帰することができない事由によって目的物が滅失した場合に、どのように処理するのかを契約書に明記しておくと良いでしょう。例えば、「自動車の引渡し前に、当事者の責に帰することができない事由によって自動車が滅失または損傷したときは、その危険は売主の負担とする。」(≒代金は支払われない)というようなものです。

 

つまりA氏のチケットは売主の責めに帰すことが出来ない理由(コロナによる公演中止)で事実上滅失してしまったと言えます。そうなると法律上ではその不利益はB氏が負担することになりますので、B氏が中止になったチケットを払い戻す(=定価+手数料と交換)とするのが法律上での考え方になるようです。

 

 

ただし繰り返しますが、これは法律ずぶのド素人が類似事例を元に解釈した事柄であること、またチケットのそもそもの財産権等は主催に帰属する*1という考え方もあるので、必ずしもこの解釈が通用する訳ではありません。

 

 

 

こういうトラブルを生み出さないように、チケット取引においては公演中止になった場合の取り決めは交渉の時点でお互いに明示しておく必要性がありそうですね。私も気をつけます*2

 

 

この件につきましてのご意見等は、当方のお題箱にてどうぞ。頂いたご意見の掲載は基本的に当方Twitterにて行いますのでご了承くださいませ。

 

*1:つまりチケットの「紙」としての所有権は持ち主に帰属するが、チケットとしての利用権は主催にある

*2:いうて最近知らん人と取引とかしなくなったけど

サイレント見切れ席を許すな(アンケート付)

 

先日、推しのおたくになってからぴったり5年の記念日に現場があったので行ってきました。

 

「舞台 第五人格 episode3」

 

内容の云々についてはここでの言及を避けますが(いつか別記はするかも)、私はそんな記念日に悲しい涙を必死に堪えながらこの舞台を見ていました。その原因の大きなひとつがタイトルの サイレント見切れ席 です。

f:id:milky2525:20200915114413j:image

これの話。

 

 

劇場は今年完成し、コロナ禍の舞台中止が続き実質今作がこけら落とし公演になった(らしい) 立川ステージガーデン という場所でした。この劇場は1階の座席を自由に組み替えることができるため、今作ではT字型のステージになることが上演決定の情報解禁時に発表されていました。

 

f:id:milky2525:20200915045154j:image

↑公式が発表した仮座席表と席種

 

メインステージ上にある「ロイヤルクイーンシート」(以下RQ席)は【ステージ上に座席を設置し、間近でキャストを観られる*1】という宣伝文句でヒプステもびっくりの23000円で販売*2

 

しかしステージの形と2階で唯一センター前方のみS席なことを考えると、芝居は基本的にRQ席に背を向ける形になるだろうと予想。見切れたり後ろ姿ばかり見るのは嫌だったので*3、わざわざS席(定価10800円+手数料等諸経費)を購入しました。

 

で、この変則的な座席にも関わらず公式は未だに正式な座席表を発表していません。ファンの方が情報をかき集めて座席表予想図を作成されていましたが*4、自分はどの席に座るのか確信は持てないまま観劇日当日を迎えます。

 

f:id:milky2525:20200915115431j:image女性の絵文字のところが私の概ねの座席です。

 

f:id:milky2525:20200915114820j:image

今回の問題がこいつです。カメラ。恐らくオンライン配信用のやつ。

 

ただのカメラではございません。恐らく景観に配慮し、画像の通りの6席分潰すくらいのサイズ感で四角く黒い暗幕(箱?)に覆われていました。高さはおよそ目測160~170cmくらいかな?

 

はい、想像してみましょう。自分の横に、自分の位置よりも思いっきり前にせり出す形で、自分の座高はおろか身長と同じ高さの大きな箱状の物が置かれたとしたら…

 

f:id:milky2525:20200915114413j:image

 

メインステージの約1/3が見えぬ。

 

どゆこと???

 

しかもね。推しの出番はそこまで多くなくてね。1時間くらい待ってやっと出番来たの。ちょこっとだけネタバレになるけど、推しは最後ハンターに殴られて椅子に座らされ、飛ばされちゃうんですけどね*5

 

推しが座らせられた椅子、ステージのド下手。

つまり推しを救助しようとする仲間とのやり取りから退場シーンまで、私が見つめていたの、黒い壁。

 

休憩時間にカメラを蹴飛ばさず堪えた私を誰か褒めろ()

 

 

内容も……な感じだった上に、一般席としてこんなサイレント見切れ席を掴まされた私、発狂。まあセンターステージが実質メインステージみたいなところはあるけど、クライマックスで主要キャラの1人がメインステージ下手側に行っちゃうので、その肝心なシーンも見切れます。ゴミ。

 

 

 

今まで全通厨良席厨だったので、見切れ席なんて推しの現場で座ったことはありません*6。友人招待現場では記憶の限りだとテニミュの後から事前に見切れ席と銘打って発売したものは座ったことがあります。ちなみに最前ド端。客席降りあったし割とお得だなって思いました。

 

そんな見切れ席初心者なので(?)この出来事を、そもそもサイレント見切れ席を掴まされた!!!!と怒り狂ってもいいのか、それとも諦めて泣き寝入りするしかないものなのかと疑問に思いつつ今に至ります。一応もう制作側にはアンケートに記載して伝えていますが、腹の虫が治まらな… 二度とこのようなクソ席に泣くオタクが現れないよう、より多くの方に【当日座席を見て初めてその事実を知ることになるため回避も不可能な見切れ席が存在し、尚且つこのような席が一般席と同等に何のことわりもなく売らている事】 について、これはおかしい!と思う方には積極的に声を挙げてほしいのです。あのカメラ周辺に座ってたオタクはまじ怒っていいんだよ!!!!!たぶん!!!!

 

 

 

 

もうくたびれ過ぎて人に読ませる文章じゃなくてごめんなさい。そのうち書き直すかも。

 

 

 

ということで(?)

これを機に見切れ席について考えたり意見交換の場として、簡単ではありますがアンケートを作成致しました。

より多くの方のデータや意見を頂けたらと思いますので、是非お暇でしたら御協力よろしくお願い致します。

期限は今のところ特に設けておりませんが、ある程度のところでは結果をまとめ、改めて記事を書きたいと思っています。

→2020.09.25追記

アンケートへの回答は締め切らせていただいております。たくさんの回答・拡散ありがとうございました!もし締め切られたけどどうしてもこれだけは言わせろ!等の事がありましたら、下記のお題箱や当方TwitterのDMにお投げくださいませ。

 

その他の意見質問等はお題箱へ。お題箱への投稿は原則Twitterでお答えします。気が向いたら。

 

 

お疲れ様でした(私)。

 

 

 

最後に…。

制作側が出した座席表のようなもの()があまりにアレな為、一般のファンの方が作成致しました座席表予想図を、今回許可を頂いた上で使用させていただいております。また当アカウントならびに記事の性質上、引用元の情報は差し控えさせて頂きますと共に、あくまでファンがデータを元に作成した物であるため、一切の転載禁止・実際と異なる箇所がありましても*7図面制作者様ならびに当方は一切の責任を負いません。また当記事についてのあらゆる事柄について、無関係である図面制作者様へのお問い合わせはお控えください。必ず筆者である「ふゆみ」にお問い合わせをお願い致します。

 

図面制作者様には改めて使用許可を頂き、厚く御礼申し上げます。

 

*1:このご時世に!?という異論は認める

*2:なお今作は前作ep2が中止になったため、最速先行対象者はep2の円盤先行を申し込んだ人のみでした。今作から出演するキャラ厨and俳優厨に人権なし。また円盤は1本2.5万円。次先行でもRQ席のチケは残ってたらしいけど。でもほとんどのRQ席に座ってるオタクは正規価格で約5万積んでる。目を覚まして欲しい。

*3:全通厨してた頃だったらいろんな角度で観たいから選択肢としては有り得たけど、全通厨やめてたしこの舞台に不安があったので、まず2回行く計画でした

*4:後述しますが今回当記事にて使わせて頂いている座席表がそうです。クオリティ高すぎる…!

*5:この辺は第五人格の基本ルール知らないとわかんないねごめんね。簡単に言うと鬼ごっこして鬼に捕まると所定の椅子に座らされ、一定時間内に仲間に助けて貰えないと退場させられる…という意味です。

*6:明治座の3階席はあるけども

*7:と言っても恐らく膨大なデータや情報を集めて作成された、恐らく完全に正確な資料かと思われます。またシンプルかつ必要な情報は余すことなく掲載されており、大変見やすく公演開始前から大変参考にさせて頂いておりました。プロの仕事すぎます。尊敬。

2019年の現場一覧

2019
0105 バトリズムカフェ 17:00
0106 バトリズムカフェ 12:00
0118 LikeA
0125 バトリズムステージ
0126 バトリズムステージ m/s
0127 バトリズムステージ m/s
0128 バトリズムステージ
0129 バトリズムステージ
0130 バトリズムステージ
0131 バトリズムステージ m/s
0201 バトリズムステージ m/s
0202 バトリズムステージ m/s
0203 バトリズムステージ(全通)
0210 バイバイ、ヴァンプ!上映会東京 1/2/3
0216 バイバイ、ヴァンプ!上映会名古屋 1/2/3
0303 ブレフリ昼夜
0310 瀬戸啓太カレイべ 1/2/3
0314 鱗音
0315 ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ
0330 ツキステ8幕 s
0331 ツキステ8幕 m/s
0403 SECW
0425 スケステep3
0426 スケステep3
0427 スケステep3 m/s
0428 スケステep3 m/s
0429 スケステep3 m/s
0501 スケステep3
0502 スケステep3
0503 スケステep3 m/s
0504 スケステep3 m/s
0505 スケステep3 m/s
0506 スケステep3 m/s(全通)
0524 忍ミュ10弾
0530 初等教育ロイヤル s
0601 現代怪奇百物語 舞台挨拶
0607 現代怪奇百物語 舞台挨拶
0612 娘。リリイベ@ラクーア
0616 TRUMP(Q) m
0621 アンフェアな月
0622 アンフェアな月 m/s
0623 アンフェアな月 m/s
0624 アンフェアな月
0626 アンフェアな月 m/s
0627 アンフェアな月
0628 アンフェアな月
0629 アンフェアな月 m/s
0630 アンフェアな月(全通)
0702 MISSION IN B.A.C THE STAGE
0705 MISSION IN B.A.C THE STAGE
0707 コラボアクセお渡しイベント 1部
0713 積チノカベ m
0717 12人の怒れる男
0726 劇団アニメ座ハイブリッド
0727 部活動
0809 朗読劇「命のバトン」 m
0810 山崎大輝トレカリリイベ
0828 マジシャンズ・イン・サカーランド s♣
0829 マジシャンズ・イン・サカーランド m♣
0830 マジシャンズ・イン・サカーランド s♣
0901 マジシャンズ・イン・サカーランド m♣
0902 マジシャンズ・イン・サカーランド s♣(♣全通)
0926 スケステep4
0927 スケステep4 m/s
0929 スケステep4 m/s
1005 人狼TLPT#35:STELLA ソワレ
1018 ふるあめりかに袖はぬらさじ(博多)
1019 ふるあめりかに袖はぬらさじ(博多) m/s
1020 ふるあめりかに袖はぬらさじ(博多)
1021 ふるあめりかに袖はぬらさじ(博多)
1022 ふるあめりかに袖はぬらさじ(博多) m/s
1023 ふるあめりかに袖はぬらさじ(博多)
1024 ふるあめりかに袖はぬらさじ(博多) m
1025 ふるあめりかに袖はぬらさじ(博多)
1026 ふるあめりかに袖はぬらさじ(博多) m/s
1027 ふるあめりかに袖はぬらさじ(博多)
1103 ふるあめりかに袖はぬらさじ(東京)
1103 ハザマキネマ2019
1104 ふるあめりかに袖はぬらさじ(東京)
1105 ふるあめりかに袖はぬらさじ(東京) m/s
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1108 イブステep2
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1127 ふるあめりかに袖はぬらさじ(東京)
1128 リビミュ s
1130 瀬戸啓太バーイベカレイべ 1.2.3部
1201 瀬戸啓太シチュエーションCDリリイベ1.2部
1204 エガオワラウ
1215 キャスサイベ1部
1221 Doubt j
1222 吉本坂握手会 横浜
1229 映画 縁側ラヴァーズ上映会 大阪 1.2.3部

 

普通にまとめ忘れてました\(˙◁˙)/笑