Re:

一個人の感想殴り書き

記念のあれをなくしても 「心にある」とおさめるか~さよなら明石スタジオ

だいたいただの懐古。




忙殺の11月を終えバーイベも終えたある日、このツイートを見つけました。明石スタジオが閉館、今後取り壊しになる可能性が高いそうです。私の瀬戸歴始まりの場所。



★≡:*:≡゚☆。≡*:≡゚


きっかけは「推し変したい」でした。

当時の推しにすっかり虚無を覚え*1、いろんなお友達に「推し変したい」と漏らしていました。ある人はとある俳優(元々ちょっと気になってたのもあるが)、ある人は刀剣乱舞(ものすごい勧誘を受けた)を勧めてくる中で、ディアなんちゃらで知り合ったお友達に薦めてもらったのが瀬戸っちでした。元々名前と顔はストラバの頃に別の友達から教えられてて、人の名前と顔が覚えられないおたくの私が珍しく一発で覚えた俳優さん。言うて本当に顔と苗字以外は知らなかったんだけどね。


そんな感じで候補をあげて、現場があれば行こうかなくらいの気持ちで。でも当時第1候補は瀬戸っちではなく別の俳優さんでした。元々昔から現場でも見たことあったし気になってたし。そして運命の(?)9月11日を迎えます。


この日はまず普通に仕事だと思ってたんで出勤したら、まさかの休みだったっていう(´^p^`)先輩にジュースを与えられて大人しく帰りました、笑。出歩くにもiPodの充電ないから充電してから動こうと思い、家でダラダラ。そしたらまずその第1候補くんの舞台が絶賛公演中なことに気付きました(遅い)。譲渡ないかなって探したけど、まあ当日なんてもうないよね。次に当券サクッと手に入るやろって思って公式確認したら、当券は夕方から抽選って書いてて…。今から劇場行っても間に合わないことが発覚(´^p^`)まじか


そしたらじゃあ瀬戸啓太くんは今何てんのかなって調べたら、なんとこちらも絶賛公演中じゃないですか!場所…高円寺?明石スタジオ?知らん!笑。でも本当に暇暇の暇だったし当券ありそうだったので行くことにしました。言うて向かってる最中に他の現場中だった友人2人ほどに「いやだったらこっち来いよ!!!」って言われましたが。コルダ行けなくてごめんな(?)



意外と駅から歩いたのでギリギリスタートには間に合わず、OPが終わるまで待ってからの入場でした。とりあえず明石スタジオの印象としては「外観が高校の友達が住んでた下宿そっくりやな…これが劇場…?」っていうハイパーローカルネタ。元推しはキャパ中~大規模中心に動いていた人だったので、ここまで小さい箱は友達の舞台*2以来でした。

舞台の内容も共演者も何も知らぬまま後ろ寄り下手寄りの席に通されました。あ、ちなみに作品名は「JYUKAI-DEN」です。そんなに期待値も高くない状態だったんですが。その明石スタジオで繰り広げられていた舞台は、その時の私が求めていたものがたっくさん詰まっていました。



箱は本当に狭かったです。ステージも激狭でした。でもその狭さの中でも上手く殺陣の場所を調整することで狭さを感じさせないくらい手数が多かった。久々にゴリゴリに殺陣!っていう作品を観ることが出来たのがまず嬉しかったし、この狭さをものともしない手数と実際に立ち回る役者さんの技量が凄かったです。

お話も笑いとシリアスを上手くマッチさせて飽きさせないけどくだらなくないバランスが好きでした。和風っぽいけど少し異国を感じさせる世界観も好きです。


そして、瀬戸っち。
本当に作品のこと何も知らないで行ったし、むしろ動画(?)の瀬戸っちすら見たことない状態で行ったんですけど。そこにも私が求めていたものが、欲しかったものがたくさん詰まっていました。


まず演じていたキャラクターが厨二病の呪い*3って意味がわからないし、元推しがバリバリ厨二病だったこともあって「ここでも厨二病かーい!w」って笑ったよね。でも本当にこの人厨二病なのかなって結構本気で思うくらいにはばっちりぴったりハマっていました。

一応それまでに瀬戸っちの経歴はサラッと調べていたので、まだキャリアとしては1年ちょっとしか経ってないのに*4、圧倒的に濃いキャラクターで他のキャラを食い殺す勢いで。たぶん瀬戸っち目的じゃなくこの作品に入ったとしても、強烈なインパクトを残す程に作り込まれていたキャラクターを演じていました。殺陣は流石に他のキャストに比べて手数も少ないし今を思えばものすんごく拙かったけど、それでも一生懸命やってたのもかっこよくて。そしてやっぱり顔がいい(笑)


そして印象的だったのは、そのキャラクター(硯)は右手に朱雀()を飼っていた(何を言ってるかわかんないかもしれないけど本当に飼ってた)んだけど、カーテンコールでも朱雀と一緒に挨拶してたんですよ。本当に最後まで徹底していました。そして運良く後方席ながらカテコゼロズレで*5、圧倒的かっこいい顔面でニコニコ微笑まれた(気になった)ら最後「あ、これはあかん。落ちる。」って心の中で宣言せざるを得なかったです。完敗。ブロマ買って帰りました。




私がこの時に推し変をしたかったのはまあ本当にいろんな理由があったんです。詳しく語るとまた怒られても嫌なので割愛しますが。そんな時にこの明石スタジオで行われていた作品とそこに出演していた瀬戸啓太さんという役者さんは、当時私が欲しかったものを全部持っていました。こんなに小さな箱で。本当に衝撃でした、頭を後ろから殴られたくらいの。結果、その数日後に元推しとさよならに至りました。そうしてもいい、私はこの人を応援したいこの人に投資したいって思えたから。



★≡:*:≡゚☆。≡*:≡゚


そしてそこからいろんな所に行って、いろんな姿を見て知って、泣いて笑って今に至ります。約3年半前に小さな明石スタジオで出会った推しも、来週キャパ2000オーバーの大宮ソニックシティに立ちます。絶対この人は売れる!人気になる!って信じ続けてたから別に嘘みたい夢みたいとは思ってないんだけど。でもちゃんと信じてついてきてよかった、応援してきてよかったって思います。


ものすごい余談ですが。

あんまりこういうこと言うの良くないかもだけど、最近某中古グッズ販売店によく行きます。昔は元推しのブロマに瀬戸っちのブロマをさり気なく忍び込ませて査定に出しても、きっちり仕分けられて返却されるのが常でした。個人ブロマの棚を眺めながら、ショーケースに入る元推しのサイン入りブロマを眺めながら、いつもくっそくっそ今に見てろよ!!!って悔しく思いながら帰っていました。それが最近は出してはすぐ完売するので未だにブロマの相場がわからないっていう、笑。つい先日は査定に出そうとカウンターにブロマを出した途端に店員さんから「全然在庫ないですww」って草生やされてこっちも「ですよねwwwなので補充しに来ましたwww」って草生やし返しておきました。こういうのってあんまり良くないかもだけど、そこでつく査定は完全にその役者に対する客観的評価だと思っています。今まではまともに査定されることなく突き返されてたのが、今やブロマを見せた瞬間に誰かっていうのを、売れてて在庫が無いことを店員さんが認識してくれて、しっかり価値を数字として提示されることが凄まじく快感です。めっちゃ性格悪いけど「ほら見たことか!!!」って言いたい、笑。


余談終わり。




最近(えぴわんリリイベ直後)めちゃめちゃ今更ですが「推しが武道館にいってくれたら死ぬ」を読んだんです。その中で特にうわーって思ったワンシーンがこちら。3巻。くまささんっていうおたくと、その推しのれおちゃんの2人のやり取り。

「れおちゃんは僕がれおちゃんに夢見たことを全て叶えてくれる。出てほしかったお祭りに出てくれたりとか、センターにもなってくれた。それから人気投票での1位。」

「そこにはいつもくまささんがいるね。」

「えっ」

「くまささんの次の夢は?」

「れおちゃんが武道館にいってくれること」

「一緒に行こうね」


瀬戸っちもいつも私が夢にみていたことを全て叶えてきてくれました。あんなことこんなこと例を挙げればきりがないほどに。あの小さな明石スタジオから始まった私の夢は、今も現在進行形で続いています。きっとこの先もっともっと素敵な夢を叶えてくれるって信じてるし、そこに私も一緒にいれたら幸せです。

そんな夢の始まりの場所である明石スタジオはなくなっちゃうけど、私の中では絶対に忘れないし、これから先も「心にある」大切な場所です。




ちなみにタイトルはモーニング娘。のアルバム「13カラフルキャラクター」に収録されている「be alive」という曲の一節です。この頃のつんくさんの楽曲めちゃめちゃ大好きで、特にこの曲は5本の指に入るくらい大好きです。

*1:主にディアなんちゃらっていう舞台のせいで

*2:区営住宅みたいなとこの地下

*3:言の葉が少しだけかっこよくなってしまう呪い

*4:でも追追知ったけどWES通ってたので実際のキャリアはもっと長いと言える

*5:本当に昔からこういうとこだけは運がいい

私は壁になりたい。BACK COAT~裏裁判~

2018.11.27~12.2 日暮里d倉庫
BACK COAT~裏裁判~

久しぶりの1ヶ月内2現場\(^o^)/
情報解禁が10月末でシフト提出後っていうか何ならシフト出た後!なので仕事挟みながらの通い現場でした。*1

とある事件に関する裁判が行われた。
犯人に下された判決は、無罪。
納得のいかない遺族は、バックコートという組織に新たに裁判を依頼。
そして集められた新たな裁判員たちにより、裏裁判が行われる。
裏裁判には三つのルールが存在する。

一つ、裁判員は犯人含む事件に関わる人間で構成されること。
二つ、判決は死罪か無罪かの二択のみ。
三つ、判決はその場で即刻実行される。たとえ、犯人ではなくても。

生死を賭けた裁判が今、開廷される。

http://vacar.co.jp


無事終演して、映像化もされないので遠慮なくネタバレしていきます。




この物語は主人公(サク)の妹(リン)が首を吊って死んだ1年後から始まります。リンが首を吊った時に居合わせていた家庭教師。本来は止めなければいけないところを止めなかったことで有罪となる見込みでしたが、最終的に家庭教師は無罪…というのが序盤、報道の音声のみで流されます。

そしてリンの唯一の遺族であるサクは「BACK COAT」という組織に新たに裁判を依頼。そしてBACK COATによってサクとリンと関わりのあった人々が集められ、裏裁判は始まっていく…。

裁判が開廷されて最初に「家庭教師が有罪だと思う人は挙手を」と求められ、最初に手を挙げたのは家庭教師でした。それに続けて次々と手が上がる中、2人だけが手を挙げません。その2人は主人公のサクと、作品の1番最初に「俺はお前が手を上げる方に挙げる」と言っていた、サクの幼なじみのタツヤ。

家庭教師が無罪であることに納得が出来ないから開廷されたと思われていた裏裁判。しかしサクの目的はそうではなく、自分が旅行に行き不在だったリンが死んだ日に何が起きたのか、どうしてそうなったか…妹を探す為の裏裁判だったのです。





と、以降基本的には一部回想はあるものの、その裏裁判の一部始終を演じるワンシチュエーションの会話劇でした。
結論から言うとまじで虚無。とても絶賛する意味での虚無。とても精神削られる作品でした。



人の面の皮を1枚1枚捲っていく裏裁判

なんと言ってもまずはこれ。序盤は全員が淡々と裁判を執り行おうとしています。回想シーンに出てくるリンもとても子供らしく可愛い。家庭教師もひたすらに謝り続ける。でもその家庭教師の面の皮が剥がれた時、彼女は豹変しました。一本に結っていた髪を解き、水を飲み干し、ペットボトルをテーブルに叩きつける。そして「憎んでいましたから、リンさんのこと」と。そこからの回想は愛らしいリンではなく、子供らしい故の凶暴さと残酷さ(後述)を露呈します。そしてそれがひとつひとつ、ひとりひとりのこれまでの外側の面の皮を剥ぎ取っていきます。

裏裁判の参加者のうち家庭教師を含む4人がリンに苦しめられてきた人物で、4人はリンの殺害を目論みます。そしてそれに協力していたのは、参加者である裁判長と弁護士。次々と暴かれていく真実に動揺したり怒り狂ったり泣き崩れたり…。多種多様の反応がまさに人の面の皮をはぎ取ってはぎ取って見えてきた底のようで。すごく生々しかったです。タツヤくんのことは後述します。


ワイ、ほんと倉持さん好きやねん…

そんな重要なキーとなるリンを演じたのは倉持聖菜さん。瀬戸っちとは野畑、艶弐とヴァガー現場でほぼほぼ共演している女優さんです。もうほんと好きやねん…野畑の時から好きやねん…。倉持さんのお芝居がとにかく好きです。そしてこの作品でもっと好きになりました。まず序盤は本当に無邪気で可愛いお兄ちゃん大好きな妹、リンちゃん。サクにほっぺもみくちゃにされてるところはごめんサクさん、1回だけやらせて?って言いたいくらいほっぺもみくちゃにしたかった…来世で頑張ろ…(?)
それが家庭教師の暴露によって豹変します。花村さん(花屋の女性)に掴みかかり、服やサクへあげるはずだったプレゼントを投げ捨てる。配達員の結城さんが届けた荷物を「ペナルティ」と踏み潰し、頭を掴み上げて無免である弱みに漬け込む。家政婦の父の写真を破り捨て、それに抗議する家政婦の頬を思いっきり(これ毎公演ガチ)引っぱたいて「私だけお父さんの記憶が無いのに理不尽!お兄ちゃんも可哀想!だから捨てたの!」と言い放ったと思いきや、「今日の晩御飯に苦手なもの入れないでね♡」と無邪気に言う。もうその凶暴さと、それが子供ゆえの残酷さを秘めてる匙加減が大変堪らなかったです。スケアのえぴつーで「いっせいたんに扇子で殴られたい♡」とか言う私も流石にリンちゃんからのリンチは遠慮しときますレベルのガチっぷりでした。あんなに小さい華奢なお身体で…。女優さんすげえっす…。


その時の感情で動く役者達

私は今回ニートになれなかったので2日目だけ行けなかったのですが、3日目マチネで随分様子が変わっていることに気付き、ソワレで悟りました。
これ、その時によって全然違うぞと。
私は演じる側の人間ではないから詳しいわけではないけど、演出家さんによって作り方って本当に多種多様。ガッチガチに型にハメ込んでいく人。演者の要望を積極的に取り入れる人。アドリブ推奨派とアドリブ否定派。11月上旬の作品が.5だったから「そのキャラらしくあること」を求められていただけに、今作の「その場その時の感情に委ねる」という作りが本当に嬉しすぎました(;_;)♡本当に舞台はナマモノとよく言いますが、この作品はそれが顕著でした。本当にみんな全然違うの。だからこそその喜怒哀楽が毎公演観ててもビリビリ伝わってくる。その都度修正したり工夫もわかるし、こうした方がより良くなるだろうという挑戦もわかる。いつもいつもみんながその時の100%でいる。本当に見応えあったし何度観ても飽きないしもっと観たくなる。最高でした。


求:円形劇場

最初に書いた通り、この作品はワンシチュエーション。セット転換一切無し、回想シーン以外は全てその裏裁判の中での描写になります。そして先述の通りキャスト達はその中をうろうろしながらお話が進みます。奥行きのある作りだったので、ステージ後方にいるキャラにステージ前方にいるキャラが声をかけたり迫ったりすれば当然前方キャラは客席に背を向ける。ふと俯瞰的に観た時に「こんなに客席にお尻向ける舞台初めてでは…?」って思いながら推しのお尻を眺めてました(やめとけ)。公演前半時期は特にだったのですが、タツヤがサクに迫るシーンは完全に上記のパターンで、タツヤがどんな表情でサクに詰め寄っているのか、全く見えない\(^o^)/泣いてるのか?笑ってるのか?怒ってるのか?もう気になりすぎて初日死にそうでした。夏に通った「ケルベロス」という舞台が花道ががっつり迫り出した変形舞台で、座る席によって見え方が違うのでこんなフラストレーションも消化出来たけど…。もう期間中ずっと「後ろの壁になりたい」「後ろのドアからしれっと入りたい」「壁に私のこと埋め込んで欲しい」って言ってた。後半は少し直ってたけど。でもやっぱり壁になりたかった。こんな感じで。

来来世はd倉庫の壁になります(?)


タツヤくん(推し)の話

富永竜也、それが今回推しの役でした。主人公サクの友達で、幼なじみ。先述の通り「俺はお前が手を挙げる方に挙げる」「いじめられていた俺を助けてくれたから、今度は俺がお前を助ける」と冒頭で言っていたくらいにサクを信用している。
しかし私は騙されない。
過去いろんな作品観て来ましたが、推しってなんでかいつも途中で豹変したり取り憑かれたり2面性のある役率半端なかったので(思えば最近はなかったかな?)、しかもクレジットがダブルキャストながら2番手なので、そんないい男なだけで終わるわけが無い!ということで初日からかなり穿った見方をしておりました。そうすると時々表情の僅かな変容に「やはり…」って思うところがあって。そして物語の後半で全てが明らかになります。凶暴になってしまったリン。それをけしかけてしたのは(やっぱり)タツヤでした。恵まれた環境で過ごすサク、恵まれず妹を亡くしたタツヤ。タツヤはその理不尽に苦しみ、サクを自分と同じ恵まれない環境に落とし嵌めようと…。と言っても本当は初めて保育園で仲良くなったと思っていたサクに、次に再会した時に「誰?」と忘れられていたことへの悲しみが全ての始まりでした。

序盤の好青年ながらも何処か建前というか裏を感じさせる表情。妹のことを口にしたその一瞬だけ滲み出た裏の顔。弁護士の真実が露呈された時、今までの回想と違って真っ直ぐに真顔で見つめる視線。だんだん堪えきれなくてそわそわする仕草。自分以外の人間の全てが露呈されたので決を取ろうと迫るその直前に隠しきれず俯きながらも見えた笑み。タツヤの真実が暴かれる回想で、現実の時間軸から回想の時間軸に切り替える瞬間。真実が完全に暴かれていく刹那、俯いた時の口角が本当にゆっくりと弧を描いていく様の美しさ。そこからの独白のように全てを打ち明ける時の仕草でみせる異常性。周囲を嘲笑う顔。女だろうがなんだろうがはっ倒して突き飛ばしてく怖さ。弁護士やサクに諭されて混乱し、最後にもう1枚面の皮を捲った中にあった本当の姿。

…もう映像化されないからめっちゃ書いたわ!笑。もうほんと良かった!本当に丁寧に演じる人なので、影の芝居も含めて本当に楽しめました。2面性のある役に定評がありつつかなり久々で、しかもここまで重苦しい作品。それでもこの数年で培ってきたスキルで、今までの何倍も何十倍もリアルで丁寧なお芝居でした。お芝居のことで総括すると、序盤の大人びた姿と後半からの幼さの対比が凄かったです。振り幅のある役をこれまでこなして、それだけのスキルがあるからこそ。はー、本当にいつも言うけど推しててよかった。誇りです。


幸せになって欲しいから、さようなら

もうバンバンネタバレしてくけど、結局全員がそれぞれに関わり、絡まり、壊れていった。リンもその凶暴性を自分でもコントロール出来ないことを思い悩んでいた。お兄ちゃんに幸せになって欲しい、だから不幸にする人を許さない。でも本当にこれでいいのかな…でも…。そうしてリンが選んだのは「自殺」でした。つまりリンを殺そうと仕向けた人達はいたけれど、結局リンは自ら死を選んだのです。そしてリンは遺書を残しており、サクはリンが自殺だと知っていました。真実を全て知ったサクは、自らを有罪として死を選びました。やーね、その時のリンの遺書が泣ける。細かい記憶違いがあったらごめんね。

‪うちはお兄ちゃんが幸せになるために‬
‪傍を離れます。‬
‪うちが居るとお兄ちゃん‬
‪幸せになれないから。‬

‪ずっと苦しかったでしょ。‬
‪反抗してごめんね。‬
‪素直になれなくてごめんね。‬
‪言うこと聞けなくてごめんね。‬

‪全部お兄ちゃんの為だから。‬
‪大好きなお兄ちゃんをこれ以上‬
‪苦しめたくなかったから。‬
‪………こんな妹でごめんなさい。‬

今作は正直キャラに感情移入…というのはなかったんだけど、この部分だけはわかりすぎていつも泣くの堪えてました。わかりすぎる…。もう少しこの作品と出会うのが早かったら、たぶん堪えきれてなかったと思います。

あと作品の冒頭と最後でそれぞれこんなやり取りがあります。

どうして離れていく方が笑顔なの?

…それは相手に幸せになって欲しいからだと思うよ。

最後にサクは笑ってましたか?ごめんなさい、推しから目が離せなくて、あと下手ほぼ座らなかったのでわかりませんでしたそこだけ見落としてました()


カーテンコールと捌けるまで

カテコといえば一般的にキャストの挨拶があったり、ニコニコ目線もらって沸いたりっていう作品とは少し切り離されたものです。でもこの作品は大変ヘビーな作品故、カテコ拍手→キャスト一礼→捌ける→終了!という最後まで世界観を壊さないで終えていました。もう大正解。そこで素のテンションで来られてもこっちが温度差で風邪ひく。…っていうのは冗談として、この虚無の余韻が大変心地よかったです。
捌ける時に(というか入ってくる時も)なんとキャストは外(恐らくセットの搬入口)に出ていきます。ちなみに始まる時も同じく外から入ってきます。

この開いている扉の外は普通に、外。歩いてる人とか普通に見える。マチネは写真のように光が差し込み、ジュルネ*2では夕日が、ソワレは夜の冷たい風が差し込む。この演出がとても綺麗でした。そしてその現実の世界にキャストが帰っていく中で、サクとリンの手前で扉は閉ざされ、2人は外(現実)に戻らず微笑み合った後に、横の一般的な捌け口に歩いて捌けていく。最後の最後までなんとも言えない儚さと虚無を残した作品でした。

総括

最高でした
この作品は必要最低限のSEと照明とセットのみ。BGMはありません。BGMはキャストの息遣いや立てる物音だけ。それでも最初から最後までその世界観に引きずり込むキャストの演技力と気迫。もうほんと永久に観てたかったし、せめてあと1週間くらいやってほしかった。でもこれだけ短いからこそ、終演から1週間経ってなお、心が掴まれたまま離れられないんだと思います。.5ばっかりだとすぐ胸やけを起こすおたくなので、こういう作品を間に挟んで貰えるのすごく幸せです。ありがたい。はー、楽しかった…。板の上の推しisジャスティス…。
なお推しはAキャストで、Bキャストは堂本くんがタツヤを演じています。堂本くんのお芝居はマーカしか観てないけど…きっとまた違った富永竜也を演じたんだろうなぁと予想。まじでまじで仕事と現場さえなければ絶対行ったのに(:3_ヽ)_くっそくっそ



余談1 マクガワントリロジー、選べるのなら

今年は社会見学もいくつかさせてもらっていて、その中で松坂桃李さん主演の「マクガワン・トリロジー」という作品が強烈なインパクトを残していました。


もうほんと最大級の褒め言葉として狂ってる作品でした。この作品も観た後に「やばい」しか言えない語彙力ポンコツ化してしまったんだけど、ばっくこーとも終演後みんな語彙力ポンコツ化してて笑った。もちろん私も。
この作品での主人公マクガワン(松坂桃李さん)の幼さと狂気、本当にこいつやべーやつやんって思わせる演技力。いつかまた瀬戸っちもこういうイカれた役来ないかなぁとか、松坂桃李さんみたいに銀幕テレビ舞台問わず活躍する人になってほしいなぁって思いながら観ていました。そしたら半年足らずでそんな役が来た(^ω^≡^ω^)そんなばかな
あと瀬戸っちのこんな感じの役といえば2015年上演の選べるのならかな。前事務所の自社舞台なので映像化されてません。これも最初は絵に書いたような引きこもり究極のコミュ障おたくからの狂ったサイコパスからの最後はクソチャラ男っていう三変化(もちろん同一人物設定)で1人だけいい意味で浮いてた作品。この時も初見の感想第一声は「きもかった」ってくらいきもかった(伝われ)。また時を経て改めてイケメンによるイケメンらしい役だけじゃなく、振り幅のある、なんでも出来るんだよっていうところをいろんな人に知ってもらえて私も嬉しかったです。
残念ながら今作も映像化ならずでそこは悔しいですが、わりと近めなのがVシネマ 同窓会、全国のローソンでお取り寄せ可能ですので、気になる方はローソンへどうぞ!!!



余談2 大変だったよ11月

11月(+12月2日間含)は推し現場だけで

  • すけすてえぴつー(10日間16公演)
  • ばっくこーと(5日間6公演)
  • BBL上映会
  • えぴわんリリイベ

ここに加えてお花パネルを依頼分2枚と自分の1枚作成、キンブレも頼まれてた分はもう何本作ったか記憶にないし、うちわ合宿もした。先述の通り仕事も通常運転で入れていた。

もうほんとしんどかったです(:3_ヽ)_
しんどすぎて5週間のフィナーレであるリリイベ終わった瞬間に発熱して死にました(:3_ヽ)_生き返りました。

でもそれだけたくさん推しに会えて、またたっくさん推しの好きなとこ素敵なところを見つけることが出来て。本当に贅沢で幸せな1ヶ月でした♡でもお願いですから1か月前の通い現場解禁は死ぬので御容赦ください♡笑

*1:普段は情報解禁された時点で全休取るので現場中は実質ニート

*2:1日3公演の2公演目のこと。語感が面白いって友達がずっと笑ってた。

下半期まとめの前半

ここにきて11月12月に現場ラッシュが発生したので、先に7月~10月までの現場まとめ載せておきます。なんかもう半年も経ってないのに7月とか8月が遠い過去に感じる…()でもここまでは推しの現場より社会科見学が多め!



MNOP
2018.07.08 下北ドーン
主水さんとなるさんのイベント!お友達のご招待でお邪魔してきました¨̮♡⃛今回は朗読劇+ファンミという内容。ゲストなしのおふたりだけのイベントでした。
朗読劇のお話はお2人が作ったオリジナル作品。なんかどちらもすごく色が出てて面白かったです。なんかこうやって推しが作ったお話を観れるっていいなぁって思いました。瀬戸っちもいつかやろーね♡笑
ファンミはとてもアットホーム!笑。一時期はこういうアットホームさになんだかなーって思う時期もあったけど、今はないものねだりでちょっとだけ羨ましいなって思いました( ;ᴗ; )推しがいつまでも近くに寄り添おうとしてくれるっていうのも、また幸せなことのひとつだよねって友達とはお話しました(´-`).。oO



マクガワン・トリロジー
2018.07.16 世田谷パブリックシアター
お友達に誘われて行ってきました、完全に守備範囲外の現場。でももう流石っすわめっっっちゃ楽しすぎた…!狂気の殺人鬼マクガワン(松坂桃李さん)の人生における3つのシーンを切り取った構成。それぞれの物語は微妙に繋がりながら、それぞれ狂気・愛・憎悪・慈愛…マクガワンのいろんな感情を見せていく。
Twitterには散々書いたけど、外国原作のお話なので地名とか人名とか難しい言葉のオンパレードなの。また特に1部ではマクガワンが、3部では母親が物語を引っ掻き回すからもう全然わからんだらけ\(^o^)/でもわからんだらけだからこそ、余計なものが削がれて彼等の情緒が浮き出てきて、とても美しい。出演者さんのおひとりのお言葉をお借りするなら「なんかよくわかんないけどやばいもん観た」っていうのが最高に的を得ていると思いました、笑。
実は私自身、若手俳優現場以外のこういう有名キャストオンリーのお芝居は恥ずかしながら初体験でした。もう最高に刺激になったし、めちゃめちゃ楽しかったし、世界が一気に広がったように思いました。上には上がたっくさんいて、そこ…それ以上になる推し見るまで死ねないなって思いました←



ツキプロ文化祭月野百鬼夜行外伝 夏夢祭
2018.07.28 パシフィコ横浜
こちらもお友達のご招待で。最初は横浜遠いからどうしようかなぁとか言ってたのに、台湾決まって横浜を近所に感じたので(?)行きました。
アイドルとして1番好みなのはけんたくんが演じる壱星…を公言しておりましたが、久々のやまなか壱星の破壊力よ…!壱星くんは客席からスタートなんですが、ちょうど私の席から真横(席はブロック中央なので距離はありましたが)に立ってた横顔が…綺麗すぎた…!劇中もシキモドキ*1によって引き出されたドS心もツボすぎた…台風まじやばかったけど行って良かった…(:3_ヽ)_♡♡
お話的にはまあアレなんだけど、とにかく子役盛りだくさんで可愛すぎたから良し(?)そしてなんとなく11月のえぴ2の雰囲気もイメージがわいてきて、初日泣くかもっていう覚悟ができました、笑。あとスケアも満員のパシフィコで演じる推し観たらもうガッツとしては死んでもいいかもしれないと思いました(?)


男子はつらくないよ?
2018.08.02 三越劇場
だんつら!同じくお友達のご招待でお邪魔してきました!あと夏はしまぷろって2年前から決まっている(?)
話の内容的には、それどこのストラバ?って思ってたそのままでしたw愛すべき馬鹿達のひと夏の戦いと、今を生きる大人へのエール。「男子はつらくないよ?」っていうタイトルが最初はなんつータイトルや、おたくはつらいわ!って思ってたけど()、男子【は】つらくなかったら、じゃあ誰が誰がつらいのか…?っていうのが最後まで観てたらよくわかりました。
知ってる役者さんだらけで邪気眼欲するレベルで目が足りなかったんですが、特筆したいのは3年ぶりのひぐちゆうたくんですかね。アダチル*2以来。昔から思ってたけど、本当に立ち振る舞いひとつひとつに華がある。何がそうさせるの?と言われると困るんだけど、自身の魅せ方のスペシャリストだと思います。ド頭登場してきた瞬間に鳥肌ぶわーっとしたくらいには感動しました。あわよくば殺陣…もっと観たかった…(;▽;)



と、ここまで瀬戸っちの現場が久々1ヶ月以上なかったので社会見学楽しんでました\(^o^)/♡お声かけしてくれた皆様ありがとうございます!昔から言ってるけど、推し現場だけじゃ推しがほんとにいちばんかわからない。いろんな現場を踏んだ上で、それでもやっぱり瀬戸っちが銀河でいちばん!って言えるおたくでありたいよね!


ケルベロス
2018.08.07-08.12 東京芸術劇場 シアターイース
私瀬戸っちのお芝居で何が好きって、本当に丁寧に細かくこだわって挑んでいるところなんだけど、それをいろんな角度から楽しめる最高の作品でした!
変型T字型舞台。フライヤーのビジュアルや煽り文からは社会派の真面目舞台かと思いきやとてもコメディでした、笑。アフトで「これでもホチキスにしてはコメディ要素かなり抑えてる」って言ってて思わず「え、これで!?w」って思わず呟いてしまったくらいには。毎公演毎公演めちゃめちゃ笑ってました。私ほんとにこういうテンポのいい作品が好き。
とにかく変型舞台でいろんな角度から楽しめるので、立ち位置的には上手側かな…と思いつつそこまでサイチェン頑張らないでバランスよく入りました。いつどこから観ても、瀬戸っちの丁寧なお芝居なら無問題。日替わりネタもちゃんと全部違うことしてくれました。全通おたくにはありがたいね。
一見真面目で怖そうな雰囲気すらある、チームの中堅竹下役。久しぶりのスーツな役は本当にかっこよかったです。そんな竹下もお話が進んでいくうちに熱くなっていって…表情も柔らかくなって…3枚目路線に走っていく…笑。笑顔も変顔も真面目な顔も怖い顔も愛おしそうな顔も焦ってる顔も喜んだ顔も奥様な顔もゴリラ顔も酔っ払い顔もぜんぶぜーんぶ大好き(*´ω`*)♡


台湾漫画博ツキステ&スケステトークショー
2018.08.18
完全にノリと勢いで行ってきました。別記事に発表と準備に観光から振り返りも全部書いたんだけど、特に準備段階が機密事項多かったので何年かしたら載せます()なのでざっくりと。

まあ発表も約2週間前と急だったし本番はお盆真っ只中だったしパスポート取得も飛行機ホテル予約も無理ゲーすぎたけど、いろんな方のお力添えを頂き推し共々初海外キメてきました。でも台湾って親日国の観光都市なので、北海道の民としてはあんまり実家帰省と変わらんな??って思った、笑。九份も西門も観光しましたが楽しかったです(*’ω’*)*3

イベント自体は1時間ないし整列はまじ無法地帯だしこれもまた大変だったけど、初海外でド緊張の中で日本語オンリー貫いて頑張る推しが最高だったので結果オーライです、笑。あと観光があまり調べる間もなく渡航だったので悔いが残ってて、そこはどうせまた行くことになるだろうから(察し)その時まで楽しみにしておきます(*’ω’*)


アルカナ・ファミリア episode4
2018.08.21 新宿シアターサンモール
因縁のシアターサンモール(^ω^)←
お友達にお呼ばれしていただき行ってきました、初あるかなふぁみりあ!台湾直後だけどここしかチャンスなくてお邪魔しました。
申し訳ないことに原作は全然わかんなかったんだけど、それでも全くわけわからん!とはならなかったです。あとたぶん原作やったら結構好きになれそうって思いました。お嬢…!とにかく今まで見たことないこばやしくん、美し可愛いきたむらくん。あとあと久しぶりのしょうたくん!キャスト的にかなり激アツでそこがとにかく楽しかったです*4しょうたくんのとち狂った(褒めてる)お芝居は天下一品。すごく役柄にマッチしていたように思いました。くそー学園祭行きたいーー!!ちなキンブレ案件なのすっかり忘れてたのですが、お隣の女神様が貸してくださいました。推しキンブレ持ってってたら最高に気まずかったので忘れてよかった(察し)あとやっぱり振り付けは初見でその場で出来たからまだジャニヲタやれるわ(?)


こばやしのお茶会
2018.09.02 B-BOX
4年の時を越えてまたびーぼっくすに舞い戻ってくるなんて*5、4年の時を越えてこばやしくんのお誕生日をお祝いする現場にまた来るなんて*6誰が予想した(^ω^)
とりあえず情報解禁された時は絶賛台湾なうだったけど焦ってチケ取ったら直後に完売して震えたwしかもその日普通に朝まで仕事だったので、仕事終わらせて支度して猛ダッシュ→ギリギリ駆け込みで間に合いました。まあ仕事明け現場なので最初どちゃくそ不機嫌でした(^ω^)でも本当に推しは麻薬なもので、楽しそうにしてる推し観てたらだんだんそんな気持ちも溶けていって、1部の抽選券お渡し未遂事件はほんと死ぬほど笑ったwwさすがwwwあとTLでも喚いてたけど、本当にこばやしくんって賢いなぁってひたすら感心してた。いや賢いのは知ってるんだけど改めて。絶妙な緩さの中でちゃんと相手の言葉を引き出したり、相手や雰囲気に応じて自分の役割的な立ち位置を調整したり。だからか瀬戸っちもお話しやすそうな雰囲気で楽しそうにしていたのが印象的でした。そしてここにきて未だにアミュネの話してくれてわいた(アミュネ大好き芸人)。いつめんとも久々に会ってしゃべり倒したのも本当に楽しかった♡


おおみといっしょ
2018.09.29 DNP
こちらはお友達のご招待で!うん、やっぱりおみちゃんやばい(褒めてる)、笑。あとおみちゃんも可愛いんだけど、何より隣に座ってた友達の反応が逐一可愛すぎて終始萌えてた(*´ω`*)例えるなら少しネジの緩みが直ったやまざきくんって感じで()あんまりおみちゃんのこと知らなかったけどめっちゃ笑ったw帰りにおみちゃんからカード貰ったんだけど…ごめんな、推しはおみちゃんじゃないんだ…笑。


おとぎ裁判
2018.10.06 俳優座
こちらもお友達のご招待での社会見学でした!内容的にはとってもクリエみのある感じで、謎を秘めた終わり方。これですれいじー、らいかに続きクリエ3作品目にして自分クリエの舞台好きかも??って気付きました、笑。続きが楽しみ!個人的MVPはふーくん!2面性のある役柄でしたが、立ち回りから表情から声からガラッと変わってて圧巻でした。あと流石めちゃめちゃ声がいい。赤い時とかもう踏まれたい。ピンヒとか履いてほしい。そして忍ミュ以来の古賀プロパイセンね!まだこの作品観に行くって決まってない時に友達がRTしてきた赤ずきんのビジュ写は見まごう事なき少女でした…びっくりした…。声はさすがに忍ミュ当時のエンジェルボイスな美声から声変わりを経ていましたが、それでもやっぱり歌上手いしなんならタップダンス披露するし、本当にこの子武器が多い!いくつになってもプロでした…圧巻…。
あとこの作品は事前にトーチ(電気がつくロウソク的なもの)が借りれるんだけど(借りると1本につき1枚ランブロがつく)、ちょっとだけ遅刻するから友達にチケットを受付で預かってもらっててですね。チケットと一緒にトーチ3本渡された時にはさすがに笑った。まあでも3本くらいマストなのかな?と思って中入ったらちょい後方席だったこともあり、周りみんな1本しか持ってないし…恥ずかしかった…笑。



そんな下半期前半でした!
社会科見学たくさん行けてよかったけど、仕事もゆるゆるにしか入れてなかった結果、今になって現場解禁ラッシュで金銭的に死にそうです、笑。でも去年はあんまり社会科見学出来なかったからいろんな作品に触れることができて楽しかったです٩(*´︶`*)۶


さ、いよいよすけすて始まります。
生き残りたい(?)

*1:観劇していたので、出演者に無理矢理客席から引っ張り出された別名ひがのくんっていう妖。でもそういうサプライズゲストはおたくが泣くからダメ絶対。

*2:私的生涯暫定No1作品、保木本作舞台「A.&C. アダルト・チルドレン

*3:キャスト一行様より全て行程が1日先行していました、笑

*4:o(。>ω<。)o

*5:当時友達に付き合って行った

*6:アミュネ再演初日

私のきょむりんぴっく金メダルはもちろん


巷で話題の虚無舞台。もちろん投票しましたよ。残念ながらきっとあまりに虚無すぎて(?)惜しくもランキング外だったので、二度と世にあのような作品が出ないことを願って供養します。




そう、これは過去の私へのレクイエム…(?)






私的ベストオブ虚無舞台
舞台 DIABOLIKLOVERS 初演
(デ初演、デなんとか)

虚無すぎて推し降りのトドメとなった作品

ある意味この作品のおかげで【お金と時間の大切さ】を再認識したり、ここで知り合ったおたくの皆様とは今でも頻繁に交流があり【共に死線をくぐり抜けた戦友】を得た…という感謝はあります。あとこの作品が圧倒的底辺に君臨してくれるおかげで、どんなゴミ作品に対しても「デよりはマシ」という余裕を身につけることが出来ました。



ゴミで作るゴミセット
まずこの作品を語る上で絶対欠かせないのが小道具等のセットです。ゴミ(ダンボール)でゴミ(みたいな棺?アイアンメイデン?のような何か)を生み出してみたり。どこから見ても後ろ半分はただの木の板である猫足バスタブとか。勢いよく閉めたら反対側が勢いよく開くキャスター付きカーテンとか*1。なるせ氏はこの舞台が始まる前のラジオで「この世界観を表現したかった」等と供述しておりましたが逆巻家ってそんなに貧乏だったんだね…と涙を禁じ得ないくらいゴミセットでした。ゴミでゴミ錬成すな。



提供:ACOS
ビジュ写解禁された時のビジュは、それまで舞台化をボロクソに叩いていた原作厨が一気に手のひら返しをキメるくらい*2良いものでした。あーこれを生で観るのは楽しみだなって思ってました。思ってた…。初日前にゲネプロ写真が公開された瞬間の激震は忘れない。ビジュ写のクオリティは何処へ…??昨今はビジュ写の加工が下手くそすぎて、実際に初日を迎えてみたら普通または良かった…なんていうのはよく聞きますが、この作品は見事に逆のパターンもできることを証明してくれました。全く役者に合わせる気のないウィッグ、ぺらっぺらの衣装。それもそのはず、本番中のウィッグや衣装はACOSが宣伝を兼ねて提供しているものでした。つまりACOSで買ったら舞台で使ったのと同じやつが買えちゃうよ☆彡.。的なものだったみたいです。これがもうゴミセットと相まって更にチープ感を不動のものにしていました。TLや現場での阿鼻叫喚、観劇を迷っていたおたくが引き潮のように消えていく様は圧巻だったなぁ…()



ハジける血管☆彡.。
この作品の見どころのひとつ?なのか?はやはり吸血シーンだと思うんですけど。なんかね、ヒロインの首筋にね、彼らが牙を立てるとね。

(パァン…!)

謎の破裂音がするんです。水風船に針を突き刺したような、少し軽めの破裂音が。あれかな、ユイちゃんは水風船だったのかな???

あとスバルが携帯を折るシーン。スバルは携帯を手に持ち、ギュッて握りしめるとまたしても謎の破裂音が…携帯は無傷です。もちろんセットだし本当に壊せよとは言わないけどいっそ小道具なしの最初から完全パントマイムだけで良くないか????千秋楽とかこのシーンで何故か笑いが起きるのほんと観てて辛かった…。



吸血バイキングな1.5時間
上演時間は1時間30分。その間にお話は駆け足で進んでいきます。吸血する兄弟は6人。6人がそれぞれおよそ2~3回吸血シーンがあるので、12~18回程度の吸血シーンが1.5時間の中に詰め込まれています、数えてないから正確な数字は知らんけど。なのでギリギリストーリーは破錠してないものの、なんのありがたみも感じないくらい吸血パーティーの吸血バイキングの如く吸血シーンが提供されます。なんかもう制作側もお前らこういうえろいのが好きなんだろ???っていう魂胆が見え見え。「うっぜぇ…」(劇中のスバルの台詞より)
尚吸血シーンといえば井深パイセン演じるライトの吸血シーンがあまりに生々しすぎて目も当てられない…という意見は周りにとても多かったです。尚私はだいたい寝てたんで問題なかったし、おたくはそれぞれ後ろのステンドグラスの色を数えることで乗り切っていたそうです。



新馬場に放り出されるおたく達
上演時間1.5時間のマチソワなので、その間はおよそ4時間程度。ちな劇場は僻地、六行会。そう、周りに何も無いことで定評のある新馬場の地に4時間放り出されるのです。つらい。手紙書いても時間余るし寝ても余るし、ついにどっかのマチソワで品川駅まで行って眼鏡購入したんですが、フレーム選んで度数も視力検査して決めて…ってやっても楽勝に時間が余りました。もうマチソワ間すらとても時間の無駄でした。



ていうか1.5時間でいくらだったか知ってる?
はい、ここでこんなゴミ舞台のチケット代はいくらだったでしょうか!?当時の公式サイトを見るとプレミアム席で8500円って書いてます。安いと思う??ちなみにこれ詐欺記載です(^_-)最速先行がオトメイトモバイル会員限定でした。まずここで月額利用料がかかりますがそこは無視してあげます。でも結局やれ先行手数料とか特別手数料とかうんたらかんたらで、実際に支払ったのは1枚12000円っていうのは未だにはっきり覚えてます。まあ推し(当時)の主演舞台だったし、泣く泣く払いましたけど。でも千秋楽が終わった時の心境としては12000円をひたすらドブに捨て続けた5日間だったな…って遠い目をしていました。そして私達がドブに捨てた12000円はどこにいったんだろう…セットも衣装もゴミだったし…どこいったんだろう…



日に日に増える空席
原作人気のある(らしい)作品だったし夏休み期間での上演だったので、チケットは取れないってことはなかったけど千秋楽とか決して倍率が低かったわけではなかったです*3。しかし公演数を重ねる毎に明らかに空席が増えていくんですよね。しかも最初から捌けてなかったような後ろが空席になるとかではなく、全体的に歯抜けの如くまばら空席が増えていく。明らかにチケットを持っていたけど観劇を拒んだり、買い手がみつからなかったんだろうな…というのがよくわかる空席の増え方でした。実際初日終わった後の【譲渡募集 舞台DIABOLIKLOVERS】のツイート数の激増っぷりは半端なかった。まあ、そうなるわな、笑。



地獄の千秋楽カーテンコール
ただの謝罪会見でした。ここで彼等の名誉の為に言いたいのは、決して役者自身はみんな悪くなかったんですよ*4。全てはなるせとかっていう豚のせいなのに、なんで彼等が大反省会を開かなければならないのか。そして何故そんな推しの姿をおたくは見なければならなかったのか…。本当に虚無にならないと逆に精神やられそうでした。






ここからはちょっと私情を挟みます。この作品は先述の通り、久々の推し(当時)主演舞台でした。当時はまだ真面目に正社員してたので、5日間全通するには年に1度しか使えない長期休暇を申請する必要がありました。これを行使すれば基本的にもう好きなタイミングで連休を取ることは出来ません。正直舞台通うのはうまくシフトを組めば長期休暇取らなくても1公演干すくらいであとは全部行けるし、この長期休暇は帰省の為にとっておきたかったです。でも推し(当時)の主演舞台だし、意を決して秘技・長期休暇を発動したんです。そして千秋楽は積みました。



しかし結果として得たのは無駄に過ごした、時間とお金をドブに捨て続ける5日間でした…。



もちろん推し(当時)自身に罪があるわけではなかったし、なんだかんだエンディングの客席降りも毎回構ってくれたから推し(当時)に文句はなかったです。でも千秋楽が終わって、戦友たちとお互いを労いながら帰り、1人になり帰宅して、ふと鏡の中にいる崩れかけたヘアメの自分を見つめながらもう私の夏休みは終わったんだ…時間もお金もドブに捨てて何やってんだろ…という圧倒的虚無に襲われました。こうして時間とお金は大切なものと気付かされた結果、推し(当時)にはそこまで賭ける価値があるのか?ちゃんと対価として夢や希望を見せてくれる人なのか?って思い始めちゃったらもう後は早かったです。2週間後には相手の些細な一言にカチンと来てしまい、私は匙を投げました。さよなら私の3年8ヶ月。





んー今思い出しても虚無気分になる、笑。正直もっと話が破錠してる作品もあるし、なかなか同レベルのゴミを2時間以上観させられる拷問舞台もあります。ただ、本当に夢見るおたくを一気に現実に引き戻してくるくらい、私に虚無とはなんぞや?ということを教えてくれた作品です。

f:id:milky2525:20180924190905j:plain

わかる、わかるよ仙水忍(?)





今の推しに出会ったのは完全にたまたまなんです。ただ推そうと思い始めたのは板の上の姿がまだ舞台デビューして1年ちょっととは思えない程に素晴らしく思えたところからでした。実際の人物像もよくわからず、出会って約1ヶ月後にあったイベントに行った時に初めてその本人の人物像(初観劇で演じたキャラはよく喋る厨二病だった)に触れ、あまりに無口すぎて体調悪いんですか?って聞いたくらいにはよく知らないまま推し始めました。

でも本当に板の上に立つにあたってのプロ意識が高くて、徹底していて。ちゃんと(どんなアレな舞台でも)賭けた時間とお金の対価をきっちりそれ以上で返してくれる人でした。圧倒的虚無に絶望して仙水忍と化してした(?)私のスレっぷりも、今の推しを追ううちに癒されていきました。本当に運が良かった。







ちなみに補足すると、その後デなんとかはまさかのキャストほぼ続投で1年後に再演を上演しました。もう降りてたけど、友達に招待していただき千秋楽公演にお邪魔しました。問題となっていたゴミセットをほとんど排除していたので、だいぶチープさも薄らいで(あと私がコンタクトも眼鏡も忘れてたので余計なものが見えなかった)(むしろ役者の顔もメインステージに立たれるとよく見えなかった)かなり良くなっていたように思いました。もう二度と彼の現場は行くまいって誓えるほどに、その日のうちに彼のフォローを前向きな気持ちで外せるくらいに成仏できました*5

そしてお金も時間も賭ける価値がない!!!と断言してしまった彼も、その後の活躍は目覚しいものでした。なので今の彼に対して何も言うことはないしdisるつもりはないので悪しからず。




年月が経過してあの圧倒的虚無も、今となっては深く思い出さなければ笑える思い出です。いろんな転機になったし結果オーライ。でも私はあの演出家を一生忘れないし、いつかチャンスがあったらGロッソのZ列から突き落としたいと思います(やめな)




当時の私よ

深くねーむれー*6

*1:尚バスルームのカーテンのつもりらしい

*2:尚その手のひら返しでもれなく俳優厨の感情がなくなる

*3:千秋楽は今だから言える話、最前取れなくて積んだ

*4:正直ヒロインは下手ではないけどめちゃめちゃキャラとミスマッチだなぁとは思ったけど。血を吸われてフラフラなはずなのにすごい健康そうに見えるし、金髪が似合わない日本顔だし。

*5:しかしその2ヶ月後、創作工房によって再度フォローする羽目になるのだが

*6:DIABOLIKLOVERSエンディング「銀の薔薇」より。尚歌っているキャスト達の滑舌の悪さなのか音響の悪さなのか、正式な歌詞が「2人眠れ」だったのを知ったのは千秋楽から約半年後

2018年上半期まとめ️

 

下半期も2ヶ月分過ぎちゃいそうですが、今更2018年上半期のまとめをこっそり載せます。めっちゃ好き勝手書いてます、クレームは受け付けません!ごめんね!(?)

 

 

 

オッドフェス

2018年1月6日 シダックスカルチャーホール

新年初現場でした。とりあえず…物販えぐすぎた…。ここの物販は去年のマーカもそうだったけどとにかく握手会だのチェキだの、おたく同士で殺し合いさせようとしてるとしか思えないw今までは私にとってここの物販は基本スルー案件(大楽だけブロマイド回収する)だったんですが、今回は流石に新年初現場だしチェキ撮りたいって思って本格参戦したんですが…死人出なくてよかったね()物販待機のマナーも管理する側も最悪だったと思います。もうほんとここの制作は滅びるかちゃんと管理をしてくれ(^ω^)

肝心の内容ですが、まずまたCrimsonのダンス見れたのは嬉しかったですし*1、念願だったDriveのダンスもやってくれたのめっちゃかっこよかったですし、本当に嬉しかった…!

あと出演者がかるたをしてたんですが、その時の瀬戸っちは(それまで眠そうだったけど)負けず嫌い発揮してて安定でした(^ω^)よきよき!チェキはまあ先述の通り死闘だったんだけど(キャス1人につき10枚だけとか〇〇なの?)1部頑張ってたくさん撮れて一安心。無事あけおめしてきました(´∀`)尚2部は空気読みました()

 

 

君の願いは雪となる

2018年2月15~18日 北大塚 萬劇場

2018年初舞台(*´∀`*)がっつりストレート舞台!内容はファンタジー要素を混ぜたヒューマンドラマ。いい意味で2時間単発ドラマを観ているような気持ちになる、比較的万人向け作品でした。内容的には行間を読む…にはもうちょっとその部分掘り下げてほしいな!?っていう消化不良なところもあったし、正直たぶん脚本演出の思いが込められすぎて*2共感しかねる部分もあったけど、とにかく浜田希望がいい男すぎたから毎日楽しかった(*´-`*)

突然消えてしまった奥さんと子供を取り戻すため、過去を改変しようと未来(ある意味現代)から過去へ来たのが、浜田希望。もうとにかく一途で、迷いながらもその願いに向かってまっすぐ進む姿が…たまらぬ…(死ぬ語彙力)。時に大切な人達とぶつかり、涙し、迷いながらも。はぁ、ほんとかっこよかった…!実にマーカCから約3ヶ月半ぶりの舞台出演で、この後は殺陣やダンスが主体になるだろう作品が控えている中、お芝居一本勝負で魅せる姿は最高でした。頼むから映像化してくれ…。

 

同窓会

こちらは映像作品です!

http://milky2525.hatenablog.com/entry/2018/03/19/063110

こちらの記事にどうぞ

 

同窓会リリイベ

2018.3.17 渋谷modi HMV

早い時間のイベントだったし、申し訳ないけどかいきくん以外あんまり仲良しっていう印象もなかったのでそんなに期待してませんでした()でもね!めっちゃ楽しかった!笑。詳しくは先程の同窓会の記事にも書きましたが、4人のトークにおける役割分担がきっちりしていて、きやまくんとかいきくんが回して、がくくんが盛り上げて、瀬戸っちで落とすっていうバランスが神的に良かったです。トークイベントでナチュラルにあんな笑ったの本当に久々でした。また共演してくれないかなぁ。

 

君よ叫べ、其ノサガノ在ルガ儘ニ

2018.03.24-04.01 新宿サンモールスタジオ

スケア前ラスト現場。もう良席二度と取れないかも…( ;ᴗ; )って思って頑張って最前揃えまくったんだけど、まぁ最前のちび椅子*3観劇がまじで心折れた( ;ᴗ; )笑。

外道丸はこのシリーズで過去友常さんや磯貝氏が演じていた役。そして殺陣の師匠の1人である小栗さんとのシンメ役っていうのは本当に嬉しかった…!久々の日本刀の殺陣でしたが、きっとそれまでにも努力してきたんだろうなぁって思える、力強くも綺麗な刀さばき。ちょうど公演期間中に艶ステ初宴のDVDが届いたのですが、見比べると「やっぱり今がいちばん好き」って改めて思わされるくらいにかっこいい殺陣でした。んー、小劇場の良さはわかりつつ、もっと大きい箱で伸び伸びやるとこ観たかった…!

役柄としては御本人とはかなり真逆のクソチャラ()だけど芯のところにある信念だったり、良くも悪くも男臭いかんじが観る度に好きになっていきました。ある意味外道丸ってその名前が本当に相応しくないひとです。そして日替わりで遊びがある役も珍しかったから新鮮だった!時々つるりんこだったけどね!笑。あと変顔はまじでどこにその表情筋隠し持ってたんだ??ってくらい豊かでしたw毎公演目の前であの変顔観るこっちの身にもなってほしい(?)

この作品は他のキャラクターでいえば和泉がほんと共感しかないし、荼毘ちゃんがただのおたくでこれまた共感しかないし、本当に一人一人のキャラクターの魅力がたまらなかったです!この現場は約1年半ぶりに全通出来なかったの、ほんと今思えば悔やまれる(;_;)

 

マーカライトブレシド

2018.04.20 シブゲキ!

用意していただいたチケットの公演で寝坊するという大罪を犯し、翌日行きました()んー…申し訳ないのですが結構新キャスが入った今作は、なかなか新キャスと私の間にキャラの解釈違いが多くてつらかったです、笑。あんなにもうやだ行きたくないってゴネまくってたくせに、すっかりこの作品好きなってたっていう…いやキャラはほんと好きなんだよ…。リュビ様も蹴り技すごくて殺陣初めてには思えない素敵なリュビ様だったけど、要所要所のシーンで「あー瀬戸っちならきっとこのシーンはこうやって演じただろうなぁ、こういう表情をしただろうなぁ」って考えてしまってつらかったです。

お話についてもクライマックスから最後までがかなりぶっ飛んでて、主軸として回収した伏線はそこなの!?っていう驚きで最初なかなか混乱しました、笑。瀬戸っちにリュビ様を演じて欲しかったけど、まあこの展開なら…うん…別にいいかも…みたいなところはありました。やっぱりしぶげきのイスはふかふかしてて良きでした。あとOPの映像と回想を思わせるダンスはエモすぎて泣いた。

 

 

ハイキュー はじまりの巨人

2018.04.30 新日本青年館

お友達のお誘いにて行ってきました!新日本青年館はじめまして\(^o^)/ハイステおひさしぶり!

「ハイステは概念」っていう、今回もダンス等をたくさん取り込んだエンタメ舞台。エンタメとして完成されているので個人的にはとても好きです。和久南のダンスがロッキンだったのでとにかく沸いた往年のジャニヲタ、笑。あとハイステはメインキャストじゃなくてもアンサンブルで結果ほぼほぼ出ずっぱりなのは観ていて楽しいなぁって思いました。前に最前で観たことがあって今回は2階席だったんですけど、推しが出てないと2階席でマッピング諸共楽しむほうがいいかも…と思ったり。ちなみに新日本青年館は安定の徒歩距離の長さとファミマの導線の悪さなんとかしてくれ()

 

スケアステージ はじまりの時

2018.05.17-05.27 よみうり大手町ホール

これねー、書いたんだけどどちゃくそ長くなったよ…笑。最初の情報解禁からチケ発から何から思い出がありすぎて(^_^;)

まずダンスって…いろいろやばくない?って観る前まで思ってましたごめんなさい(>_<)笑。でも今まで殺陣だって苦手って言ってたのが今やしっかり自分の武器にしていて、大変だった現場もちゃんと乗り越えて成長してきたのを観てきたので。すごく不安だったけど、大丈夫って信じてました。そしたら私の予想を遥かに上回るもので魅せてくれて…初日から涙腺死んだ(^ω^)お芝居はもう最初から自信しかなかったので、やっと瀬戸っちの実力をいろんなひとに知ってもらえたのはほんとにほんとに嬉しかった(;_;)♡出るとこ出たら勝ち戦(;_;)♡なんかほんと、信じてついてきて良かったし、私のここまでの判断は間違ってなかったんだって強く思えました。

界隈についてもそれまでは正直あんまりいい思い出がなくて…。でも取引とかで関わった方々が皆さん本当に優しかったり、通ってるうちにおまいつ仲間にも恵まれて。なかなか途中心折れることもあったけど、楽しくやっていけたのは常に全力で挑み続ける推しと、共闘した(?)仲間がいたからこそだと思います。

…なんか未だにうまく言葉に出来ませんね( ;ᴗ; )細かく書くとキリがないので書きませんが、本当に本当に幸せでした(∩˃o˂∩)♡いろんなことが変わったきっかけでもある。でもいろんなことが認められた瞬間でもあって、何度も言うけど本当に本当に幸せな現場でした。えぴ2たのしみ!BDたのしみ!

 

 

夢舞台 艶が~る 弍宴 土方編

2018.6.27-7.1 新宿村LIVE

帰ってきたぜ私の新宿村\(^o^)/(?)

軽く別記事にも書いたけど、まず初宴リスペクトの演出が多くてエモすぎて泣いた( ;ᴗ; )もう初宴のおたくだから、BGMだけでも泣けるように調教されてる( ;ᴗ; )(?)特にやっぱり殺陣がね!速さに全ステータスを振っていた初宴とは少しテイストを変えて、本当に綺麗な刀さばきでした。ほんと初宴の殺陣が至高…そして最強…!と思っていたのが、君サガを経てまた最強に最高がアップデートされていました。本当に本当に、いつだって今がいちばんです。

お芝居も出番は初宴に比べて多くはなかったものの、少ない台詞短いシーンでも表情の微細な変化や指先までの細かい立ち振る舞いでしっかり存在感を示していました。もうさくらに対する思いも初宴勢としては二重に切な苦しかった…(;▽;)

キャストも初宴から変わった方も多かったですが、それぞれに新しい色があって個人的にはほぼほぼ、より私の解釈に近い感じでした。みんな動ける迫力の殺陣よ。あと楽に語ったおがけんさんの言葉は刺さったなー。ただストーリーとしてはどちらかというと初宴の方が好きかも。初宴の方がテンポが良かったかなって印象。弐宴はあれもこれも詰め込んでいてそれはそれで良いのかもしれないけど、その分全体の味が少し薄味に感じました。いろいろメンブレ()してたこともあり、ちょっと辛かったかな。でもまた参宴、待ってます♡

 

 

以上、上半期の各現場まとめでした!

 

 

*1:でも指差し席にいたにも関わらず大サビ以外は外されたのでキンブレ捨てそうになったのはないしょ

*2:楽のカテコであーね…ってかんじでした。ハマる人にはたぶんハマる。私は掠りもしなかったけど。

*3:運動会でパパが座るようなやつ

▷2017年 現場一覧

0114 ミュージカルイケメン王宮
0118 鬼切丸伝
0119 鬼切丸伝 マチソワ
0120 鬼切丸伝 マチソワ
0121 鬼切丸伝 マチソワ
0122 鬼切丸伝 マチソワ(全通)
0129 ジュウオウジャーショー
0203 JYUKAIDEN TOU
0204 笑ってほしーの!公録
0211 胸キュン選手権1・2・3部
0225 ほきもとしんやのひらめきかた 両部
0226 プラスタ リアル投票ハイタッチ会
0328 むばステ
0329 むばステ
0330 むばステ マチソワ
0331 むばステ マチソワ
0401 むばステ マチソワ
0402 むばステ マチソワ(全通)
0415 マーカライトDトークイベント
0415 舞台xxxxxxxx ソワレ
0423 舞台 イケメン戦国 ソワレ
0503 マーカライトブルーDeeper
0504 マーカライトブルーDeeper マチソワ
0505 マーカライトブルーDeeper マチソワ
0506 マーカライトブルーDeeper マチソワ
0507 マーカライトブルーDeeper マチソワ(全通)
0514 佐川祐平の同窓会PART2 1部2部
0524 艶ステイベント
0604 艶ステイベント
0617 艶が~る初宴
0618 艶が~る初宴 マチソワ
0619 艶が~る初宴
0620 艶が~る初宴
0621 艶が~る初宴
0622 艶が~る初宴
0623 艶が~る初宴
0624 艶が~る初宴 マチソワ
0625 艶が~る初宴 マチソワ(全通)
0629 ヘイキン。マチソワ
0723 Rabo produce vol.5 1.2.3部
0730 スパイ大迷惑 マチネ
0802 ファンチュー
0803 ファンチュー マチソワ
0804 ファンチュー マチソワ
0805 ファンチュー マチソワ
0806 ファンチュー マチソワ(全通)
0811 蒼海のティーダTruth マチネ
0818 ミュージカル人力車 ソワレ
0830 止まれない12人
0831 止まれない12人 マチソワ
0901 止まれない12人 マチソワ
0902 止まれない12人 マチソワ
0903 止まれない12人 マチソワ(全通)
0917 佐川さんバーイベ1部2部
1005 コシツ。 マチソワ
1018 野畑の飼ってた宇宙人 青組
1019 野畑の飼ってた宇宙人 青組 マチソワ
1020 野畑の飼ってた宇宙人 青組 マチソワ
1021 野畑の飼ってた宇宙人 青組 マチソワ
1022 野畑の飼ってた宇宙人 青組 マチソワ(全通)
1027 野畑の飼ってた宇宙人 赤組 ソワレ
1108 マーカライトブルーCrimson
1109 マーカライトブルーCrimson
1110 マーカライトブルーCrimson SPイベント
1110 マーカライトブルーCrimson
1111 マーカライトブルーCrimsonマチソワ
1112 マーカライトブルーCrimsonマチソワ(全通)
1123 MODS#1 さらばセイシュンの光 ソワレ
1126 舞台鬼斬ZERO マチネ
1202 栗田学武単独イベント 東京1部
1216 瀬戸啓太!初単独イベント!1部2部
1221 雷ヶ丘に雪が降る ソワレ
1223 木村敦のイケメンscramble

たんき出陣と友達に喝を入れられた話

 

さとうりゅうじさんのおたくが友達にいます。

 

その子がこの道に落っこちた日のことはよく覚えています。にんみゅ4弾初演。帰り一緒の電車で、ひたすら「三木ヱ門がね…三木ヱ門がね…」って壊れた人形みたいに呟き続けていた事を。もう5年以上前だってさ。

 

これ1000000回くらい言ってるけど、さとうりゅうじ初舞台(にんみゅ4初演初日)の勇100*1で、彼の初めてのファンサ(ピストルでバン)を最前でくらったのは私達だし、それに対してリアクションしたら(これも打ち合わせてもないのに4連番みんな同じ反応したのまじ笑う)、小動物みたいな反応してたさとうりゅうじいとおかし。そんな初々しい姿を拝めたことは生涯自慢したい。

 

で、そこからさとうりゅうじの破竹の勢いは凄かったよねー!4再演のゲネプロ写真でいつの間にかセンターだった時からおやおや?とは思ってたけど*2。プレ5をシリーズ化させる程に大成功させて、テニミュで人気爆発、ナルステや刀ミュで今や世界のRYUJIですよ。ワールドワイド。Twitterで呟けばいいねは2万が平均ってちょっとよく意味がわからないよ!!!!

 

 

という事で。私はその友達と共にさとうりゅうじサクセスストーリーを見届けてきました。この人売れるやろなーとは思ってたけど、正直ここまで売れるとは思ってなかったっす。

 

最近改めて思ったのは、単騎出陣。最初情報が出た時、さすがに銀劇16公演?は埋まらないだろwってみんな思ったでしょ?思ったよね?ちょうど現場ないタイミングだしチケット余りそうだから、やっと久々にさとうりゅうじの現場行ける⊂( ˆoˆ )⊃とか思ってたよ、思ってた。

いやーナメてたよね。うん。先行一般全て全滅しましたありがとうございました!!!!余りが出るどころか、その友達のチケットすら確保出来ず…一般先着もLoppi使って本気で挑んだのに…Loppiで初めて負けた…。

 

 

 

で、1度さとうりゅうじの話は置いといて。

 

 

先日元推しが誕生日でした。わりと本気で忘れてて、TLがわいわいしててやっと気付いたレベル。もう丸2年だもんなー。しゃーなし。

 

で、たまたま生配信してる時に仕事が休憩だったのでちょろっと覗いてみた。びっくりしたよねコメントの流れる速さ!逆ナイアガラ!何この動体視力検査!ずっと前にやったさとうりゅうじのアメスタ思い出した!あの時もナイアガラってたけど、同じくらい凄かった!生配信はWiFi繋いでなかったしコメント流れる速さにまごつく俳優見ても別に面白くないから見るのやめた。

 

凄いなー売れてるんだなーって思いました。もうほんと未練も何もないので他人事の極みで、悔しいとすら思わなかったです。へー、ごいすー!みたいな。でも古参の人達が病んでる姿を見て、私もそうなってたかもしれないなぁとぼんやり思ってました。

 

 

仮にまだおたく続けてたとして。今やチケット取るのも一苦労、全滅すら有り得る世界。どんなに長く追ってても、どんなに昔から頑張ってても。会いたい!って思っても、どんなに頑張っても会えない世界。そこに身を置いた時、私はどう思うんだろ?

 

 

さとうりゅうじに話を戻す。

 

 

そんな感じでまじで単騎はチケット取れなかった。自分の現場じゃないからくそー!くやしい!くらいのテンションだけど、仮に自分の推しで、チケットここまで取れなかったら確実に病んでたなーって思いました。もうおたく辞めよってなってると、その時は思った。

 

でも先述の友達のバイタリティの高さは凄かった。昔から凄かったけど。なんか、ほんと、愛だなって思った。まさに自分が出来ることを全てやってた。過去物販を出したり、ありとあらゆる譲渡募集に声掛けたり。そしてその間にも写真集イベントの先行を完璧な作戦を組んで挑んだり。通うのだって決して近くないのに、仕事の都合もしっかりつけて、通う。

 

推し始めた時から既に人気だったりすると出来ること。でも最初そんなそこまで苦戦しないで…みたいなのを味わった後にここまで人気出てくると、だいたいの人って心折れると思うんです。私はわりとそういうタイプだったかもしれない*3。でもその友達は今も昔も、いつだって推しに会うために全力。先行落としても「嘆いてる暇はない」と次の行動に出る。いやー、ほんといつもすごいなぁって思ってたけど、改めて単騎で、その友達もその推しの凄さも実感しました。尊敬する。

 

 

 今自分の現場でチケ取り苦労したことは無いです。マーカDが自力で最前取れなかったくらい*4。余らせて困ったことは数知れず。でもいつか突然、どんなに頑張ってもチケット取れなくなる日が来るのかなぁなんてぼんやり考える。それとか映像に移って現場がなくなるとかも決して有り得ない事ではない。

 

単騎先着を落とした瞬間の私は、もしそうなったらもうだめだろうなぁって思ってた。有象無象の中に埋もれていくこと、忘れられてしまうこと、その目でその活躍を見届けられないこと。きっと耐えられないなぁなんて思っていた。

 

 

でも久々にそのさとうりゅうじの友達とゆっくりごはん行って、ゆっくり喋って。それまでの甘ったれた考えの自分をぼっこぼこにしたくなるくらい目からウロコがナイアガラった。すごい大変な現場なのに、悔しい気持ちもたくさんあるはずなのに。その友達の幸せそうな姿たるやまじ女神。ほんと「心折れる」 とか言ってた自分まじ庶民。恥ずかしい!

 

 

 

 

いつか私の推しもあほみたいに人気になって、現場全部プラチナチケット!とか、そもそも現場ないわ!テレビ毎週録画だわ!みたいになるかもしれない。というかなってほしい。なる。なります!華の94年組。絶対そこに名乗りを上げます。

 

もしまた何かあって凹んだら、私はこのブログを読もうと思います。そしてその友達とまたごはんに行きます。チケ取り苦戦して挫けても、まだやれるって思いを改めて。

 

 

 

▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ 

 

はい。

 

お気づきかもしれませんが、この記事を書いたのは元推しの誕生日~単騎出陣の辺りなので10月頃に書いたものです。流石にこれは記事を出すのに友達に許可と添削してもらわないとだなぁって思ったので下書きにぶっ込んで放置してました。忙しかったしね、私も友達も。

 

そしたらついに推しにも大作の出演が決まりました。ちょっと予想の斜め上だったのとこちらの守備範囲外だったから、すぐに「おめでとう」と言えない自分に腹が立ち、チケット取れるかどうかで不安になり、結果ね!まさかの胃炎!笑うしか\(^o^)/

 

仕事も途中でドロップアウト×2するくらい胃が病んで、家でごろごろしながらふとこの記事の存在を思い出して、読んでちょっと自分を戒めて。先の友達にも添削を依頼したら「今日ご飯行く?」って誘っていただき、ご飯も行ってきました。胃炎でまじで水分しか取れてなかったけど*5、友達とご飯食べてたら最終的には金目の煮付けをぺろっと。いや単純かな???笑。

 

 友達とのごはんは別にガチの喝を入れられた訳じゃなく、単純に友達のここ最近の現場話を聞いてただけです。はー楽しかった。めっちゃ笑った。小指が折れてもペンラは持てる(๑• ̀ω•́๑)キリッ✧じゃないよw

 

それで先の記事について修正箇所が2点あって、まず1つが公演数。これは既に直しました。そしてもう1箇所はあえて直してません。それは「流石に病んでたよ単騎は」「(彼女の)誕生日がたまたま休演日だったから良かったけど、ここがもし公演あってチケット取れなかったら心折れてた」ということ。

 

でも結果楽しそうだったし、彼女は乗り越えた訳で。その理由な。はい次テストに出るよ~。

 

「最初こんなのも全通できない自分に病んだ。でも初めて(単騎)入って推しの完璧な姿を観て、満足したっていうか、仮に1回しか入れなくてももう充分って思えるくらいたくさんのものを貰えた。だからチケット取れなくて入れない公演があっても大丈夫だった。」

 

いやそんなん惜しげもなく言えるおたくも、言わせる推しも尊すぎるね!?!?まあ言うて彼女結果めっちゃ通ってましたけどね!?!?笑。

 

私も友達もそうは言っても多ステ派なので、これからも行ける公演は取りこぼさず入りますけども。でもいつかどんなに努力しても入れない公演が出てくるかもしれない。でもその時に推しには絶対大丈夫って思わせるものを見せてほしいし、私もそれをしっかり楽しめるようにこれからも頑張ろうと思いました。

 

 

《余談》

つい先日別の友達とLINEしていたのだけど。

f:id:milky2525:20171230142329j:image

ほんとにそれなって思ったし普通に泣いた(><)私友達劇的に少ないけど、尊敬できる素敵な友達に囲まれ、素敵な推しがいて、今年も最高に楽しいおたくライフでした!来年も楽しかったって言える!絶対!

 

 

 

 

 

*1:最後に勇気100%をキャストみんなで歌って客席降りもあります。ミュオリジナルの振り付けもあります。ファンサ祭りです。

*2:初演のセンターはゆうたさん

*3:あらち降りたのもやまざきくんに出会ったというのもあるけど、トドメはあらちのツアーで地元札幌を1公演落としたのと、他の会場も揃えはしたけど全部天井席だったのがショックすぎた為。今はそれも贅沢な話なのかもしれないけども。

*4:推しは作品によっては大変だったけど、数の暴力で勝負すれば何とかなってた。

*5:ここでごま豆乳ですよ