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一個人の感想殴り書き

井伊直弼はアメリカに屈し、私は小山さんに屈す~ふるあめりかに袖はぬらさじ~

博多公演が無事終わり、まもなく明治座公演が始まります。ふるあめりかに袖はぬらさじ。普通の若手俳優おたくをしているとなかなかお目にかかれないジャンルの作品なので、敷居の高さ等に二の足を踏んでる人がうっかり足を滑らせろ!!!!という願いを込めて書いていきます。休憩込み3時間15分の上演時間ですが、博多初日に1部終わった瞬間「え、もうそんな時間!?」っていうくらい体感時間一瞬ですぎてく面白さ。


あらすじ※公式サイト引用

時は幕末。開港間もない横浜・港崎遊郭
岩亀楼の三味線芸者・お園は、旧知の花魁・亀遊を看病していた。
お園のあたたかい励ましと、留学して医学を学ぶという夢を抱く通訳・藤吉の薬のおかげで、
亀遊はどうにか生色を取り戻す。

ところがある日のこと。久しぶりにつとめたお座敷に居合わせたアメリカ人・イルウスに、
亀遊は見初められてしまう。
岩亀楼の主人によって、法外な値段で身請けを決められた亀遊。
藤吉への恋が叶わぬことを儚んだ彼女は、自らの手でその命を絶った。

数日後、亀遊の死の真相を偽って伝える出所不明の瓦版が現れた。
そこには、紅毛碧眼に身を汚されることを潔しとせず、
懐剣で喉を突いた本那婦女列伝に記されるべき烈婦と書かれており、
「露をだに いとふ倭やまとの女郎花おみなえし ふるあめりかに 袖はぬらさじ」
という辞世の句までが添えられていた。

こんな嘘――と笑うお園に、商売上手な岩亀楼の主人は、客が喜ぶ話をするよう命じる。
やむなくお園は、亀遊の悲劇的な話を客たちに語り聞かせ始めた。
結果、「攘夷女郎」としてまつりあげられることとなった亀遊。
岩亀楼は攘夷派の志士たちの聖地となり、お園のお座敷には客が連日押し寄せることに。
亀遊の死を最初に見つけた生き証人として、
一躍花形芸者になるお園だったが……。

1.喜劇か、悲劇か───。

公式サイト冒頭にも書かれているこの言葉。あらすじを観る限りは悲劇のウエイトが強そうに感じられますが、実際問題あくまで私的には喜劇としてのウエイトが大きいような印象です。それだけ笑える要素が多く、普通にクスクスからケラケラまで何度も観ていて笑っていました。無知なおたくなので大地真央様といえばもう高貴な御方…というイメージだったんですが、追追調べてみると"日本最高のコメディエンヌ"と呼ばれているそうで。大地真央様自身はもちろん高貴な御方なんですけど、本当に御園さんを演じている時はコミカルなお芝居に何度観ても笑ってしまうんですよね。それでいて歌や踊り、所作には隙の全くない品の良さ。だからこそやはり御園さんのおちゃめで楽しい感じが映えて…カリスマはやはりカリスマ…。
早速話が脱線しましたがとにかく真央様の御園さん始め、ベテラン勢含め役者さん達によるコミカルなお芝居が本当に本当に面白い!笑う!話の本筋だけを見ると悲劇なのかもしれないし実際泣ける要素もあるんだけど、それがお芝居や音楽等でベストバランスの後味の良さを作り出していました。これ本当に脚本演出が匠の技*1。私自身冒頭の【喜劇か、悲劇か】という煽り文を観劇後に気付きまして、「悲劇か…?喜劇か…?」ってIQ2の自問自答を心の中でしていました、笑。きっとこれ、どっちに取るかはその人次第なんだろうなあ。



2.音楽が最高にキャッチー

音楽劇っていうのもなかなか触れる機会のないジャンルですが、この作品で言えばほぼほぼミュージカル風って認識で良いと思います。私はそもそも忍ミュの民だったんですが、音楽とお芝居の出し方(?)だけでいえばだいたい忍ミュです(?)
元宝塚の方も多数出演されている作品なので、聴いてるこっちの語彙力が行方不明になるくらい感動的上手さなんですよね。チケ代分を余裕でpayするクオリティ。特に唐人口の遊女の歌が上手いわコミカルだわでまじで大好きすぎます!よいよいよいのーやーっとな!観劇した友達にいつも誰推しか聞いてるんですけど、私は断然ピーチさん推しです。博多前楽でついに目線ばっこり貰ってめちゃめちゃわいた!!!!笑。


ほんとお美しい…。脱走する時の藤吉どん(演:矢崎広さん)との絡み毎回日替わりで面白いからみんな観て!
嗚呼またしても話が脱線してしまった。とにかく三味線の合奏や真央様ぴろし様の歌上手すぎだし曲調も本当にキャッチー。私多分前々から感じてたけど、宝塚現場行ったらもう抜け出せなくなる気がしてたの、今回で確信に変わったよね…*2。ほんと楽しい。


3.言葉は難しいけどなんとかなる

このような時代劇だと言葉が難しい…というのはあります。あらすじもめっちゃ漢字多いしね。言葉がわかればより楽しいのかもしれないし、数回観ればより理解できます。でも初見でも考えるな、感じろってかんじで、言葉が細かく分からなくても伝わるし、言葉の意味を考えているよりとにかく浴びろ!私が去年絶賛してたマクガワン・トリロジーは言葉も難解で台詞もめちゃめちゃ速くてまさにジェットコースター状態だったんですけどなんかよくわからんけどクソ楽しかったっていう感想で。コミカルなお芝居にキャッチーな音楽によって、本当に観やすいんですよね。むしろ繰り返し観たくなる。ほんと観劇にあたってこの辺りを構える必要はないと思います!


4.攘夷5人組がとにかくかっこかわいい

いけめん揃いの思誠塾の5人。1部の出番は開演10~15分くらいですが、まずそこで!歌うから!ここはほんとクソ真面目で笑い要素ないです。かっこいい。某舞台1部干しまくった()おたく、今回ちゃんと全部来たから。それくらいかっこいい。
そして次の出番は2部後半。ここは基本御園さんオンステージなんですけど、その周りにいる攘夷5人組がいちいちかっこいいわ面白いわで目が足りなくなっちゃう!特に(おたくが小山さんのおたくなので不可抗力)下手の年下3人組*3のお酌合戦ひたすらかわいいから観て。 あそこ絶対その場の空気読みながらやり合ってるので、いっつもニヤニヤして観ちゃう。飯塚さん(演:榊原徹士さん)ふぁいとって思っちゃう、笑。お酌以外でもそれぞれ個性的な反応が好きです。あと上手の山組*4も、とあるシーンで岡田さん(演:大沢健さん)の扇子が止まる瞬間めっちゃかわいくて好き。ほんとあそこ目が足りない。お酌したい。御園さんになりたい。


5.小山さんがずるすぎる!

博多初日、あまりにかっこよすぎてリアルに泣いた!笑。ほんとほんとかっこいいし役がずるすぎるんだって!正直キャスト出た時にそこまで名前上の方ではなかったし、錚々たる顔ぶれすぎるし、きっとそんなに美味しい役ではないんだろうな…って思ってたのに…。え、いいんですか?ってくらい良い役でした。たぶん推しが出てない状態で観て、どの役やってもらいたいですか?って聞かれたら小山さん一択です。
あんまり詳しいことはまだ明治座これからだから言えないけど、銀河で一番男前で曲者です。そしてそれを演じるにあたっての細かいお芝居が大好きすぎて一生観てたい。ほんとこういう役待ってた。最近かわいい系とかぽんこつ系(失礼)の役が多かっただけに、やっぱり私はこの感じの役やってる推し最強輝いてるなって思う。この振り幅の大きさを是非いろんな人に知ってもらいたいなって思いました。
あと最後のレビューは久々に日本刀振るんだけど、ここもかっこよすぎて初日泣いたし実はその後も何度も泣いたくらいかっこいい。はよ日本刀で殺陣やる舞台来い。




とにかく二の足を踏んでる人には、ぜひその足を前に進めて頂きたい!

みんなで依存性になろう(?)





余談
客層から何から普段とは全然違うので、正直観劇していてびっくりすること多いかもしれません。みんなめちゃめちゃマイペース。ぬいぐるみガーとか言ってる人がそのテンションで来ると発狂しかねないかもしれないです!笑。「郷に入っては郷に従え」くらいのゆるめのスタンスが良いと思います。あんまり気になっても慌てず騒がず喧嘩売らずSNS拡散せず、幕間でスタッフに一声かけるくらいにしましょうね。うちらはあくまで外様。

*1:別にどっかの舞台とかあっちの作品とかの悪口は言ってないよ、爪の垢煎じて飲めやとか思ってても言わないよ、笑

*2:前にるひまのカウコンだったはず、紫吹淳様の壁ドンに心の底からときめきすぎてから宝塚はまじでやべえって思っている

*3:初期嵐で言うところの風組。この例えで伝わる人いる?笑

*4:初期嵐の年上2人、だから伝わる人いるのかって

アイビスで作ったうちわを印刷するにあたっての話

データ作成までのことはこちら

さて、ではうちわを印刷します。A3サイズに印刷するので一般家庭のプリンターでは対応出来ない方も多いかと思います。ということで、今回はお外で印刷するパターンをご紹介。キンコーズの手順も掘り下げてくよ!


まずはコスパ最強の

コンビニプリント

まず安いよね。カラープリント1枚100円でおつりが来ます。あと日本全国もはやどこにでもあるから、お手軽。そして意外と綺麗。個人的に簡単なのはセブンイレブン、綺麗なのは(言うてそこまで大差ないけど)print smash*1っていう印象です。セブンの紙はファミマよりちょっとペラペラ。ただ操作はセブンの方が楽です。
ちなみにこちらが友達用に作ったしきさまうちわ。これは当日キンコーズで印刷しようとしたら銀座のキンコーズがGW休みだったのでセブンイレブン印刷です。自分で作ったものよりやや暗めになるのが難点ですが、1回こっきり使用であれば全然いけるやん!って思うクオリティでした。

コンビニプリントの件は前にカンペうちわの時にちょろっと書いたのと同じく、A3サイズ指定でiPhoneからは専用アプリを使ってWiFiでプリンターにデータを飛ばしてプリントアウトしていきます。当日朝でも余裕。ただ1回だけA3で印刷しようとしたら用紙が在庫切れで出来なかったことがあるので、時間にはゆとりを持ちましょう*2





そして本丸

キンコーズ

俺のキンコーズ(?)通いすぎて累計ポイント1万越えました。個人利用しかしてません。おかしいな?

メリットは豊富な種類の中から用紙が選べるので、厚手の紙とかアンチグレア*3な用紙とか選べるのが魅力。それと私はセルフPCからデータを飛ばして印刷してるんですが、その時にPhotoshopを使って解析度を最終調整出来るのもありがたい*4。慣れれば作業開始から印刷完了までで1000円かからず出来ます。あと耐久性を高めるためにラミネートしたい!という時も一部店舗ではありますがセルフラミネートも可能。至れり尽くせりです。

今回は掘り下げて書きます。が、店内で写真ぱしゃぱしゃ撮って良いかわからなかったので(聞けなかった)文章のみで書いてきます。読むのだるいよねごめんね。



1.まずは会員登録
会員登録しないと使えません。
会員登録方法 | キンコーズ・スマートメンバーシップ | キンコーズ
登録無料です。初回来店時だけ身分証が必要みたい。



2.画像データをGmailに飛ばしておく
時短のためにはキンコーズに行く前にやっておきたいところ。コンビニプリントと違ってWiFiは使えません。USB等に保存しておけば良いのですが、iPhoneで作ったデータなので私はGmailでデータをあらかじめクラウド上にあげてしまいます。自分で自分にGmailを送る方法で(古典的)。
iPhoneGmail新規作成→ToとFromは同じアドレスにする→印刷したい画像データを添付→送信これでOK



3.キンコーズに行ってセルフPCレンタル
カウンターに行って会員証を出して、セルフPC借りますと言います。そうするときっとスタッフさんからPhotoshopはお使いになりますか」と聞かれるので、使いますと答えましょう。



4.借りたらまずはデータを端末に保存
セルフPCを立ち上げたらまずはGmailを立ち上げて先程自分宛に送ったアドレスでログインします。すると受信箱にさっき送ったメールが届いているので、添付画像をPC端末に保存します。



5.Photoshopで最終調整
ここの手順はぐぐって(突然適当)。一応標準的な解析度とか手順がわかりやすく書いてたサイトのリンク貼っておきますね。
Photoshopの画像サイズ、解像度を変更する方法 | UX MILK
ジャンボうちわの最大径が30cm×30cmなので、サイズは300mm以上にならないようにしましょう。解析度を上げたらそれをまたPC端末に上書き保存します。


次はちょっと大事。


6.画像をPDF変換する
解析度をゴリゴリに上げたデータは、そのままお店のプリンターに飛ばすとプリンターがフリーズします、笑。実際にやらかしました本当にすみませんでした_(:3 」∠)_そんな時にキンコーズのお兄さんに教わった方法がこのPDF変換の作業になります。手順の良い紹介サイトないかなって調べたけど出てこなかったので文字で書きます。

まず画像が保存されてるファイル(恐らく「ダウンロード」ファイル)を開くと、自分が保存した画像ファイルのサムネイルが表示されると思います。そしたらそのサムネの上で右クリックしてメニューを開き、「PDFに変換するだったと思う細かい文言は忘れた」をクリックすれば、一瞬でPDF変換されたものが立ち上がります!便利!



7.PDFから印刷する
あとは立ち上がったPDFデータを印刷します。この時にプロパティとか詳細設定とかで以下の設定を確認します。

  • 用紙はA3になっているか
  • 画質は最高画質になっているか
  • 画像は用紙からはみ出していないか(プレビュー確認)

一応データも300×300にしてますが、A3用紙って短い辺は297mmなんですよね。たかが3mmと侮るなかれ、縁はそもそも数ミリ印刷できない部分があるので、実寸で印刷するとかなり欠けます(泣)なのでちゃんと設定は用紙に合わせるにしておきましょうね!これこの前うっかりやらかして泣いた!


8.用紙を選ぶ
印刷する紙を決めます。
ネット上にも見本があった!!!!今知った!!!
取り扱い印刷用紙詳細・サンプル | オンデマンド印刷のキンコーズ・ジャパン
実際に各セルフPCの所に単語帳みたいにまとめられた見本があるので、それで好きな用紙を選びます。私はうちわならOKマットポストが好きです。用紙を決めたらデータを飛ばした順にサイズと部数と用紙を記入して、店頭カウンターに提出します。



9.印刷完了!切るよ!
しばらくするとスタッフさんが印刷したものを持ってきてくれますので、そこで仕上がりを確認します。お店が落ち着いてる時とかだと、ここをこうしたいとかあーしたいとかっていう相談も乗ってくれます。優しい。
さて完成したら持ち帰って切ってもいいし、店員さんにお願いすればハサミやカッターやカッター板など無料で借りることもできます。そのままラミネートもしていきたいのであれば、事前カットは必須になります(ラミネートしてから切るとぺろぺろ剥がれちゃうよ!)。



10.ラミネート
厚紙補強じゃ心許ない、防水対応(?)にしたい時はラミネート。ちなみにラミネートで反射ガーーーという俳優の目ん玉保護者委員会の方には、アンチグレアのラミネートシートなんていうものもあります。キンコーズには置いてないので自分でAmazonとかで買ってね。持ち込みシートでも対応してくれます。
ラミネートの機械が温まるのにかなり時間がかかるので、私はセルフPC借りる時とか印刷申し込み用紙を出す時に「ラミネート後で使います」ってスタッフさんに言っておきます。大抵はそしたらその時点でスタッフさんがラミネート機の準備もしておいてくれます。どこまでも優しい。


最後はラミネートしたものをカットして完成ー!




これだけいい事尽くしのキンコーズさんですが、デメリットもいくつか。

その1・何作ってるのかスタッフにモロバレ
相手もプロ(というか慣れてる?)ので、別にそんな奇異な目で見られることもない…と思います。が、ばりばりオフィス街の店舗だとちょっとした度胸試しになります、笑。私的に最近行ってないけど高田馬場店最推しです。馬場のスタッフに育てられたので(?)

その2・店舗によってプリンターが違う(ことがある)
メンテナンスの関係とか、元々それしかないとか、使われているプリンターの種類がたまに違う店舗があります。これはとりあえず私が知りうる限りではネット上にも判別する手立てがないので、お店に行ってみるしかありません。私も詳しいプリンターの機種は失念しましたがなんとかかんとかC6000っていう機種が発色良くて好きです。だいたいこの機種なんだけど、たまに違うの使ってる店舗があります。特に気に留めずにそうじゃない方で印刷した完成品見た時には白目剥きました。お金返して欲しかった…*5

その3・地方の店舗数の少なさ
東京にはこれでもかってくらいありますが、神奈川ですら4店舗しかない模様。東京に次いで大阪、神奈川、あとは一部の都道府県に1~3店舗ずつ…のようです。あと基本的には企業向け法人向けのお店なので、オフィス街の店舗は特に祝日休みとかありますので要注意。地方からのお客様はもうその場で一発勝負になるかと。でもスタッフさんも優しいからいろいろ教えてくれますし、慣れれば15分も要らないです。
逆に新宿とかは24時間営業のところも。夜職のひとも楽勝だね(?)



余談

キンコーズさんでは他に過去エントリーでも書いた通り、お花のパネルで大変お世話になっております。キンコーズ潰れたらもうお花贈れない(?)
あとはキンブレシートの印刷もたまーに友達にお願いすることがありますが、大抵キンコーズでやってます!OHPシートの取り扱いがあるので!家庭用プリンターでもできるっちゃ出来ますが、インクジェットプリントは乾かしたりとか面倒だし、些細な摩擦で剥がれちゃうのがね…よくない…。



ご質問等ありましたらお気軽にどうぞ。キンブレシート制作のこととかもし需要があれば書きます、いつか!

*1:ローソンやファミマ等

*2:結局半べそで別店舗に走った

*3:光沢感がなく反射しにくい素材

*4:特にお花のパネルで重宝しています

*5:でもキンコーズはもっと課金させてほしいと思うくらいコスパ良いしお世話になってるので何も言えず

感謝の1461日目

ここ1ヶ月Twitterで続けてました

「#30日推しチャレンジ」

㉘の感謝したいことについてはちょっと140文字じゃ到底足りそうにないので、たらたら書いてみようと思います。いちばんも決められないしね。



まずやぐされおたくじゃなくなったこと。


とりあえず推し始めた頃はまだまだやぐされおたくで、誰かを本気で推すことに対して躊躇いが強かったです。どうせ無駄になると思ってたから。そして元推しを応援してたことも否定し続けないと、今自分の選んだ道を肯定出来なかった。すごくこの頃は性格悪かったと思います*1

それがちゃんと今が1番幸せで楽しいって思えるようになって、過去を否定する必要も誰かに噛みつく必要もなくなっていきました。「嫌い!」って言うのもある意味未練や執着の類いで、そこをだいたい1年くらいかけてひっぺがしていけたのは「あれ以上幸せなことなんてない」を「今が1番幸せ」と言えるようになった、そう思わせてくれる人の存在だと思います。




あと、素敵な出会いにもたくさん巡り会えました。

舞台やお芝居を観るのが好きって、改めて思えるようになりました。もうほんと某ディアなんちゃら舞台(初演)は虚無極めすぎて舞台にお金出して行く意味について考えちゃうレベルだったけど*2、ちゃんと対価に見合うかそれ以上をいつも返してくれて、楽しいなって思える。そこからまた(時にアレな作品もありつつ)素敵な作品や原作に出会えました。

もちろん現場に行く中で、またお友達も増えました。あと何人か好きなスタッフさんとかも出来たり、久々の再会があったり。これも俳優おたく上がってたらなかったもんなあ。




そして最近思うこと。

ちらちら書いたり言ったりしてますが、この数ヶ月で仕事の環境がガラッと変わりました*3

今まではなんとなーく稼げて、好きな時に休んで、のんびり適当にやってこう精神でした、仕事は。出世も自己研鑽にも興味なくて。まあでも基本的に飽き性なので、だんだん仕事めんどくさい!いや!が増えていってました。

それで瀬戸っちはどんどん上に行く訳です。私は毎日同じことを繰り返してて、特に自分のスキルアップは望めない環境。結構このギャップが苦しかったし、自己肯定感とか元々ないのが更に削がれて、いろんなことを思い悩んでたんです、実は。

それが今の環境に移って、ほんとに頑張らないと振り落とされるし、普通に怒られるし、緊張感すごくてそのうち自分禿げるのでは?ってくらい大変です。だけど、今すごく楽しいんです。自分今スキルアップしてる!って実感出来るから。



上に向かって駆け上がる推しに対して、金銭面でも精神面でも突き放される訳にはいかないと私は思います。環境が変わって、周りからすごいね!って言って頂けることもぽつぽつあってありがたい。ただそれは推しを追いかけることに必死になって、それを理由に他を適当にするんじゃなくて。何事も熱意をもって挑み続ける推しに憧れてるからなんです。なので結果、推しのおかげです。そう言えるようなおたくでありたい。推しが適当なところで適当にやる人だったら、わたしもきっといつまでも適当に生きてたと思います*4



推しチャレの中でも「推しは頑張れる理由」って言ったのは、こういうことです。ある意味依存的なのかもしれないけど、しがみついて身を滅ぼす方ではなくて、自分にとって(よしんば周りにとっても)生産性のある頑張り方をしていきたいなぁと思います。



私にとっていつまでも憧れで目標でいてくれる、そんな姿を今までもきっとこれからも貫いてくれる推しに感謝しかないです。ほんと。




✄- - - - - - キ リ ト リ - - - - - ✄


5年前の今日の今頃は、翌朝からの仕事めんどくさいー!って思いながらお布団の中にいました。

まさか仕事実は休みだったとも知らずに。
そしてその夜に
今に続く出会いが訪れるとも知らずに。



前に瀬戸っちが言ってくれた言葉があって

この言葉の意味を本当の意味でしっかり理解出来たような、そんな5年目の始まり。1年限定の予定が、今年はついに元推し歴を越えちゃいました!笑。飽き性の私が5年目を踏むことになるとは…。それもこれも常に進化してくれる、憧れの存在でいてくれる、何度も好きだと思わせてくれる推しのおかげです。



お互いそれぞれの意味で
駆け上がっていけたら幸せです。
(ただほんと最近そちら働きすぎなのでたまにはゆっくりやすんでね!と思う、笑。)



いつもありがとう。好きです。ずっと一緒にいてね!(最後の最後で推しの発言を盛大にパクるスタイル)

*1:今もだよ!っていうのはちょっと黙ろうな!w

*2:あくまで演出面の話であってそこは演者に罪はないと断言する

*3:現場期間にニートになるのは変わらないけど

*4:そもそもそんな人には惹かれないが

たったひとつの魔法と、無数のリアル ~マジシャンズ・イン・サカーランドをプレゼンしてみた~

ネタバレしないように頑張りますが、頑張れなかったらごめんなさい。




現在中野MOMOで公演中の
マジシャンズ・イン・サカーランドという舞台。
とにかく楽しすぎる!!!!


公式からのあらすじ

本作の舞台は、
感動の心を忘れてしまった
人たちが暮らす街
“サカ-ランド”
そんな無味乾燥な世界に、
なぜか迷い込んでしまったのは“マジシャン”
ここを脱出する方法は、サカ-ランドの住民に
活力を取り戻させることだった。
そこでマジシャンは、現実では起こりえない
“不思議な現象”を目の前で繰り広げていく。
果たしてサカ-ランドの住民に心は戻るのか?
そしてマジシャンの運命は?!

このあらすじと公式サイトの雰囲気を見ると、マジックショー?って思うのもあるしファンタジーって思うのもあるかと。私も脚本家さん(久保田さん)に絶対的信頼があるので、心を抉るお話だろうとは思ってましたが、なんかここまで人を刺しに来るお話とは思わず。ほんと先の印象で行くと火傷します。





たったひとつの魔法
この物語にはひとつだけ非現実があります。そのひとつがある意味この物語の罫線ではあるのですが。最初は誰もこの魔法の存在に気付かないけど、後々その魔法の正体が明かされていきます。



無数のリアル
マジックというものは魔法ではありません。その全てにはタネも仕掛けも存在しています。そんなマジックと同じように、2人のキャラクターを取り巻く全てにはタネも仕掛けもある「リアル」が存在しています。それが登場人物にはもちろん、役者さんとしての2人にも、そして観ている私達にとっても「リアル」として突きつけられるのです。そうだよね久保田さん脚本だもんねファンタジーとして笑顔でオールハッピーパンケーキ!!!*1なんてことないよね知ってた()勿論この心を抉るような、この感情を突き動かされるような、そんな感覚をずっと求めていたので本当に本当に嬉しかったです。



んーーこの辺の良さはネタバレ回避だとむずい!けど伝われ!!!





殺陣とかダンスとかマジックとか
昨今の舞台作品では多かれ少なかれ殺陣とかダンスとかを組み込んでいるものが多いです。そこにきて恐らく誰もが役者してて俳優厨してて特に馴染みのないであろう「マジック」というジャンル。この作品のあらすじを読むと、どれくらいマジックが食いこんで来るのか、マジックショー系なのかな?って思うんですが、私的な印象としては、舞台中の殺陣やダンスと同じようにマジックを随所で取り入れている…という感じのバランスに思います(伝われ)。これが本当に良いバランス。物語の大筋を邪魔せず、あくまで2人の物語の中で重要な「ツール」として彩っていきます。



マジックという新しい風
あと未体験である「マジック」に一生懸命取り組む推しがそもそも尊い。いや、完璧なマジック観たかったらプロのマジックショー行くやん。でも推しがマジックに挑むその姿を我々は観たい訳ですやん。そこを非常に心得てる作品です。私は瀬戸っちが殺陣苦手!とかダンス苦手!って言ってた頃を知ってて(マウントではない)、そこからどうやって今に至ったのかも見てきて、その過程はある意味最初からパーペキにそれらをこなすことよりもおたくとしては見ていたい大事なことだと思うんですよね。少しストーリーに触れてしまうけど、ストーリーの中でも「常に新鮮でいなければ」というキーワード(ごめんまだ1回しか見てないので雰囲気)があるのですが、正直今殺陣やダンスをどんどんスキルアップしていく姿だってもちろん最高に大好きだけど、ゼロからのスタートというのとはまた違う。色々極めて最強にどんどん近付く推しを尊く思いながらも、殺陣やダンスをゼロから始めてモノにしていく過程のような感動はもう暫くは味わえないのかな…と思っていたのも事実(贅沢なのはわかってる)。
そこに「マジック」という新しい課題が出来て、そこに推しは挑み、その結果は…???劇場または円盤で!!!!!




火傷しろ
とにかくマジック然りお芝居然り、熱量が凄いんですよね。くるくる変わる表情、前半と後半の温度差。1時間半の上演時間とは考えられない濃さなのに、楽しいからあっという間に駆け抜けていく。あと4公演しかないの(書いているのは2日目公演前)意味わからんな???って感じです。是非この瞬間瞬間の目撃者に、たくさんの人になってほしい。あの熱量で火傷してほしい。そんな作品です。







余談!

もし来る方は結構寒いので羽織もののご持参をおすすめします。あとMOMOは駅から地味に歩くのと、場内狭いので後から来ると入るの大変なので、お時間には余裕を持って。そして最前はチビ椅子なのでミニスカはやめとけ、体調悪い時は後列とサイチェン探せ*2。そしてあのポケット周辺は蚊がえげつないので虫除けスプレー必須!



中野MOMOで9/1まで!

*1:そういえばドルステがVRで復活らしいですね1回見てみたい

*2:サンモールスタジオ最前のチビ椅子で鍛えられてるとどうということはないけどね!!!!ほんと君サガとセカキューの最前通いは筋トレだった!!!!笑

2019年 上半期まとめ


一部お目汚しあるかと思いますが
閲覧は自己責任でお願いします。


















バトリズムカフェ
2019.01.05-01.06
月末の舞台のコラボカフェのようなもの。各時間帯別にキャストとミニイベントが組まれておりました。ので推し回2本参加してきました。ここの会社の年始のイベといえば、去年おっどふぇすで地獄を見た故に心配でしたが…。今回は出演者に基本的に全部委ねられてたので良きでした(∩˃o˂∩)♡ふにゃんふにゃんフリーダムな1日目、マネージャーが召喚されて首輪がはめられた2日目、笑。どっちもそれぞれ楽しかったです٩(ˊωˋ*)و



Like A
2019.01.18
1年振りのホテルぺーまねん()お泊まり。
お友達に2列センターなんて良席用意して頂いたおかげで、美声とファンサを浴びつつ、ライカの不思議な世界観に浸っておりました。この全てを語らず謎を残す感じ、クリエっぽい世界観(伝われ)好きだなぁって思いました。続きがすごく気になります。



バトリズムステージ
2019.01.25-02.03
友人の

「年始にこれだけのイケメンを揃えた事は褒めたい」

という言葉で全て集約出来る舞台。
最初話聞いた時にヒプノなんとか()のパクリみたいなかんじ?ライムでバトるの?って想像してましたが*1。なんか3つの高校のイケメン達がよく理由もわからず*2、歌って踊って殴り合って分かりあってました!以上!もちろん歌って踊って殴りあってるその姿は確かにかっこよかったです!w なんやかんや最後はタイガくん好き好き言ってたし、こんどうようぢくんの空気感がツボすぎて天黒寺(推しの高校)から皇青学園に寝返りそうになったくらいには、こんどうようぢくん中心に作られる皇青学園の空気感に売れる前の嵐のうだうだ感を受信してみたり。ダンスの振り付けは近年稀に見るツボ宝庫でした。

ただお話自体の事だと、某キャラが何度も叫ぶ何度も歌う
「つまらねぇくだらねぇ何も要らねぇ」
っていうキーワードがありますが
そっくりそのまま作者にお返し致します!!!

っていうくらい中身スカスカで、意味がわからなくて*3、それなのに脚本演出の方は凄い良い作品!って自画自賛してるから脚本演出の自慰行為に延々付き合わさてる感がめちゃめちゃ不愉快でした。

しかし先述の通り年始にイケメンをこれだけ揃えて、歌とダンスと殺陣で魅せてくれたので最終的にはタイガくんの台詞をお借りして

よくわかんねぇけど………(重要)
クソ楽しかったわーーーー!!!


っていう舞台でした!続編?決まりましたね!タイガくんは卒業したので私の中では呼ばれない予定なんですけどきっと呼ばれますね知ってます!コンセプト自体は面白いのでお願いだからもっとストレスのないお話書いてください!!!!

ちなみに巷では(?)運営のゴミっぷりが話題でしたが、散々この制作と絡んできたおたくなので「むしろ今回まともになってきてるじゃん!」って感心したくらいには訓練受けてるので今回は割愛。いや決して褒められるものではなかったけどな。





バイバイ、ヴァンプ!上映会
東京2019.02.10 愛知2019.02.16
はっきり言います。
私史上ワースト作品更新しました。*4
どの客層を狙って作った話で、それに対してなんでこんなキャスティングをしたのか訳がわからない。もう気持ち悪すぎて虚無とかそんな生易しいもんじゃなくて、殺意と嫌悪感しかなかったです…思い返すだけで吐きそ…。内容のクソさもさることながら、某田舎町が全面協力してロケをしていたようで完全に某田舎町の町おこし映画でした。そこからまず客なめすぎやなって思うのに素人以下の素人(完全にただの地元の人)出演するのはまぁいいとして喋らすな!!!ジョーク的な意味であえてチープな感じとかメタ要素を出してくるのは好きだけど、この作品に関しては観てる側は全くもって笑えないレベルでひどかったです。
上映会の運営も監督の言動もクソクソすぎて*5、愛知の上演会は初名古屋とかじゃなかったら、ホテル取ってなかったら、行かなかったと思います。まあ推しの顔面にひたすら1回6000円×6ターン払ってました推しは可愛いかっこよかった優しかったのでそこは後悔ないです。まあでもそれでも無理すぎて病んでましたけど。*6

こんなクソ映画絶対買ってくれる映画館無いわって思ってたら案の定現時点で公開予定の映画館はありません。でしょうね!!!!





ブレフリ
2019.03.03
そんな感じで情緒が死んでたので実は円盤先行申し込み忘れました()でもご縁がありまして無事入っております。昼は後方から、夜は前方で、アンフィに立つ推しを眺めてました。推し始めて1年くらいの時ににんみゅがアンフィでライブしてたので、いつか推しも…とか思ってたからとても感慨深かったです。アンフィのキンブレの海は本当に綺麗でした。
昼はまず芝居パートで推しがワイヤーに吊られて出てきた時は死ぬほど笑いましたほんとごめんなさいww
https://twitter.com/pippi3deshita/status/1100409777706811397?s=21
↑約1週間前にこんなこと言ってたせい*7
夜はそれがわかってたので本編が始まる前に紗幕の後ろで吊り上げられてくとこずっと眺めてました( ◜௰◝ )ライブも楽しかったけど、もうちょっとアンフィの形状を活かす演出してほしかったなぁって思うのは贅沢ですね知ってます相手が悪かった()いちばん最後はなんやかんやでありがとうございました‪(⸝⸝›_‹⸝⸝)‬笑




カレイべ2019
2019.03.10
昨年のバーイベで解禁されて、その時の接触で誕生日おめでとう言うのほっぽり出して「ねえカレンダーおめでとう!!!出版どこ!?!?」って迫って困惑させたくらいには楽しみでした(*^^*)*8
が、やはりイベント追加分申し込み時は情緒が死んでおり、0部だけ最後までチケット見つからず_(:3 」∠)_チケ運に全ステータス振ってるおたくなので、ジャンケンとくじ引き激弱すぎて全部後列しか引けなかったけど、誰かしら知ってるお友達や招待した友達と連番になれて結果オーライ。ここで語ってくれたことが私的に情緒回復になりました。やっぱり瀬戸っちしか(∩ω∩*`)♡チェキは久々だったので嬉しくなってついつい全編むちゃぶり大喜利大会開催したの本当に申し訳ないと思ってますが楽しかったです、笑。




鱗音
2019.03.14
お友達のご招待にて。もう内容がタイムリーにぶっ刺さって後半げろんげろんに泣いてきました。

主人公達の大学最後のサークル活動中、突然現れた美女と美青年。彼らは海から人間になってやってきた人魚でした。彼らと主人公達はひと夏の青春を過ごしますが、その夏が終わる頃に重大な事実を知らされます。人魚達は時間の経過と共に人々の記憶から消えていく宿命を背負っていたのです。主人公の青年は人魚の女の子と惹かれあっており、その宿命に抗うべく彼女宛に毎日手紙を書くようになりました。その日あったこと、共に過ごした毎日の出来事を日記のように手紙にしたためていきます。ですがやはりその宿命に逆らえず、次第に記憶は薄れ始め、留めることが出来ず、最後にはぷっつりと彼女の存在を忘れてしまう主人公。数年後久々に集まった彼らのサークル室に見知らぬ男女が現れ、サークル室のソファーの下からはたくさんの手紙が……

主人公に片思いの女の子の存在等、サークルのメンバーそれぞれがそれぞれ繋がらない片思いをしててまじハチクロ…!*9って感じだし、何より忘れたくないのに忘れてしまう主人公と、忘れられたくないけど忘れられてしまった人魚の女の子。どちらの立場もわかってしまって思うこともありすぎて、もうつらすぎて爆泣きでした。今年暫定ぶっちぎり1位の作品です。

劇中歌。泣く。




ツキステ8幕
2019.03.27-03.31
元々(情緒が死んでたので)初日は仕事を入れており行かず、28日以降から通う予定でした。が、当日の深夜に突然高熱。受診したところ腎盂腎炎という立派な病名をつけられてあわや入院という自体に\(^o^)/それだけはどうか御容赦を…と懇願して*10、入院は回避へ。チケットは皆様の御協力もあり何とかアンフィに行かず譲渡に出せて*11、自宅療養。最後の3公演だけ観劇しました。初めてこんなに推し現場行けなかった‪( •̥ ˍ •̥ )おたかつ、いず、けんこうだいいち。‬
推し以外の好きなシーンは、夜くんが防衛にまわります!というところのシーン。つきうたのキャラの関係性はあんまり把握してないけど、あそこの緊迫感と伝わってくる覚悟にいつも涙目うるうる。お話は含みのある終わり方でしたが、個人的にはあんま縁起いいあれじゃないけど全員死亡→新たな世界創造エンド説が好みです。
推しの出演シーンは多くなかったけど、殺陣をちゃんと間近で観れてよかった…!*12大楽は殺陣中に帽子が取れてしまうトラブルがありましたが、それをスマートにカバーして、最後に前髪をスっと直して去っていくのがかっこよすぎたので怪我の功名すぎたほんと後光さしてた(?)
ライブも遠慮なくDD出来て楽しかったです(∩˃o˂∩)♡笑。あ、でも誰のうちわも持ってませんしファンサクレクレうちわも持ってませんでした!つきすて初演で血迷って作ったうちわ、結局持っていかなかったです。



SECW
2019.04.03
推しが初日ゲストの舞台でした。えっと作者がバトリズと同じ方なんですけど、バトリズムステージWAVEからバトリズムを完全抹消させてイケメンを超大幅削減した作品っていう感想。内容が更に無いようすぎてもはやどんな話だったか全く記憶にないですごめんなさい。ほんとどこまでもこの作者の作るものと自分の相性の悪さを痛感しました。演者に罪はないです。
尚ゲスト出演の推しはタイガくんでしたが、まあもちろんタイガくんになりきれず、なんか一生懸命滑り続けてて面白かったです、笑。*13



すけすてえぴすり
2019.04.25-05.06
まず芝居パートはこれまででは1番好きでした!中世ヨーロッパ風の世界観がツボ。お話もスピーディーで出番もえぴつほど偏ってる訳でもなく、演出面も細々好きなポイントあり。あとローポニーキャラが大好きなので、頼むから翼くんカットした髪を一筋でいいのでくださいって感じでした。殺陣もようやく瀬戸っちの殺陣をこのステージで披露してもらえて嬉しかったしかっこよかった。でもほんともっともっとすごいから、次作にまた期待!
ライブはブレフリの時から言ってるけどロミオ→ライアクライアは死ぬて(;_;)せっかくロミオ単発では泣かなくなった*14のに…!ダンスはより強くなった体幹からの安定感、役者さんだからこその表現力溢れるダンスにもう心配とか皆無でした。本当に1年でこんなに仕上げてくるの凄すぎる(;_;)♡ただ本当にいろんなことは考えた2週間でした。ひとまずしーずんわん、自分ほんとお疲れさまほんと頑張った。



にんみゅ10弾初演
2019.05.24
お友達のご招待で数年ぶりの里帰り\(^o^)/
私の原点で故郷のじーろのにんみゅ!
前回数年前に観た時は「もうここは私の帰る場所ではない」と悟った*15んだけど、今作は10周年ということもあり新しくもどこか懐かしさのある作品になっていました。かずくんの「じゅーごさいー( ˃ ⌑ ˂ഃ )!!!」等、過去作のオマージュもぽろぽろあって、古参(?)BBAにも優しい仕様になってました。
五年生がキャス変して初めて観たんだけど(今更)*16、山木くんの久々知をみんな賞賛する意味がよくわかりましたまじ男前すぎる。かっこいい。だけどアフターのアナザーストーリーでとち狂いだしたの面白すぎて、友達からせっかく借りた応援フラッグをふっ飛ばしました、笑。まじ山木くん優勝。
推しキャラの七松くんも手フェチ死亡案件の苦無捌きでよきよきでした。軽率に木村くんインスタフォローしてます、笑。




初等教育ロイヤル 再再演
2019.05.30
こちらもお友達のご招待にて。初演ぶりのしょとろい。初演語りは長くなりそうなのでいつかまた改めて書きます。
再再演なので(再演は観てません)ほぼ全部改変されてるかなって思ってましたが、前半から中盤は特に同じシーン同じ台詞が大半を占めており、やっぱり二年生のシーンは泣いた、笑。あとあきよしくんを今回はやまなかしょうたさんが演じたのですが*17、同じ台詞でも同じキャラでもこんなに雰囲気変わるんだなぁすごいなって思って観ていました*18。同じアプローチだともしかしたらもっと思うことも変わったかもしれないけど、違うアプローチだからこそより楽しく観ることが出来ました。かわいこちゃんから狙い投げしてもらったラーメンのお菓子は後日美味しくいただきました!



現代怪奇百物語 上映会
2019.06.01
2019.06.07

映画作品の感想としては冬にトンデモ映画()観てたせいもあって、オムニバスの1作品のみの出演という比較的少なめの出番でも楽しめました。これからも上演を考えているとのことでネタバレは避けますが、心理戦のやり取りと表情や目線に仕込まれている伏線にゾクゾク。ホラー要素はなかなか強め?で、グロ耐性も少し要する作品。どちらも仕事柄ある程度鍛えられてるおたくなので、もうちょいホラー強くてもよかったかなぁ?オムニバス形式ではありますが、それぞれの物語に繋がりもあるので、一度全部一気見したいなぁって思いました。円盤楽しみ!
上映会は……………元推し推してた頃の自分だったら*19看板か椅子蹴り飛ばしてたわ!!!!!ってくらいイラ要素しかなかった(^ω^)ネガキャンだから書かないけど申し訳ない、もう二度と関わりたくない(^ω^)



モーニング娘。'19 「青春night/人生blues」リリイベ
2019.06.12
ハロプロのことをTwitterで呟いてたら、そこからのご縁で瀬戸っち厨の先輩に声かけていただいて一緒に行ってきましたラクーア。のんびりしてたら優先エリア券は売り切れてたのでエリア外からでしたが、楽しかったし可愛かった…!
特筆したいのはちぇる。娘の生現場は数年ぶりでしたが、歌めっっっっちゃ上手くなってて衝撃でした。元々声質が好みどストライクだったし、いよいよ新時代を予感する堂々のソロパートでした。更に握手会であの高速握手の中でちぇるに「歌すっごい上手くなってた!」って言ったら「うそ!めっちゃ嬉しい!」って返してもらってもうげろっげろ可愛い孫になってほしい(?)ちなみに推しのまりあは後光が射しすぎて眩しくて(つまりめっちゃヒヨって)なんも言えなかった…くやしい…でも「ありがとう♡(お手手フリフリ)」だけでもうご褒美が過ぎる…ふつくしかわいい…!



TRUMP
2019.06.16
急遽お友達の代打で。ついに過去再三誘われつつご縁に恵まれなかった繭期の世界へ。
クライマックスに向かって回収されていく伏線達。TRUMPが誰かっていうのはわりと早い段階で気付いたけど、それでもまさかそこがそれ!?!?そうなるのね!?!?って気持ち良いタイプの裏切りに溢れてて、完全にやられました。この作品はここでぺろっと簡単に語れるものではないので細かいところは割愛。
主演の布施くんのお芝居も数年ぶりでしたが、間近で見る*20布施くんほんと顔面整ってて年齢一切感じないし、どこか憂いを背負うキャラが似合いすぎる。男女ミックス回というお祭り感のある回だったので、日替わりネタめちゃめちゃ笑いました。キャラが濃い!!!笑。TRUMPシリーズいつか全部追っかけます。ハロヲタの端くれなのにLILIUM履修してないから死にます(?)



アンフェアな月 殺してもいい命
2019.06.21-06.30
前作の評判等はおさえていたので諸々覚悟はしていました。だからお芝居が拙いことは*21もう諦めてました。ただしその拙い自覚があるのかないのかは知らないけど、それを改めようとしないのはどうなの?笑。個人的にミス多発役者が嫌いなのと*22、思えば推しはミス少ない俳優だし最近の舞台作品あんま派手ミスするってなかったな?っていうところで、久々に「チケ代分pay出来るくらいには真面目にやってくれます??」って思うほど、なかなかにストレスでした*23。でも後半は急に劇的に良くなってて*24、それまじ最初から出来るようにするのが稽古なんだよなぁ…ほんとなにやってたんだろうなぁ…と呆れつつ、次作(やるのかは知らん)への希望が見い出せた千秋楽でした。本当に良くなってからの良さはとても良かったです、攻めてるなって思ったし。あと瀬戸っちは過去最高に出番少なかったけど(トータル約15分)、その中での神刑事として物語の中で「生きている」お芝居が好きでした。繊細なお芝居見てるのが楽しかったので結果オーライ。あと話は当然面白かったですが、きっと端折ってるところが多かったんだろうなって思う違和感も少し。原作はよ読もっと。
あ。あと赤木友江と雪平のやり取りのシーンはぐっと来るものがありました。優秀であることが救いで、これからも優秀であることを証明し続ける義務がある。この言葉の重みに毎回ウッてなってました。すごく好きなシーンです。



マジLOVEキングダム
2019.06.30
実はアンフェア大楽の20分前まで入国してました、友達の奢りで(笑)わたしほんとアニメ見ないマンなのでうたプリの知識レベルは1000%LOVE的な曲があること(なんとなくは歌える)、そのうち2000%になったこと、眼鏡の付け外しで性格変わる人がいる(ただし誰のことかは全くわからない)、友達がその昔オレンジと水色の組み合わせを見ただけでよく崩れ落ちてたこと、追加でインドみある人が加入した(セシル担の方ごめんなさい)…くらいです。尚元ジャニヲタ。
まーまず光景が懐かしかった!ドームや国立で観てきた光景がそこにあって、尚且つアニメ…否、マジLOVEキングダムならではの現実にはない特効の数々。なにあのサーフボードとメーヴェ(byナウシカ)足して2で割った装置…凄すぎでは…?水を使った特効も嵐国立行ってたおたくもびっくりの量で笑ったw私ライビュって生まれて此方1度も行ったことがないんだけど、あーこんな感じなのかなって思いました。どこにいても特等席。残念ながら推し!というキャラには出会えなかったけど*25こんなファンサこれ推しにやられたら死ぬ…って思いました。だから周りの本当にうたプリやキャラが好きな人からしたら、本当に夢みたいな国なんだろうなぁ良かったね良かったねって誰目線なのお前って感じで微笑ましく見ていました。しかしこんな夢みたいな国に入るの、2000円でいいの…えっ、丸二つ足りなくない……??って今とても混乱している、笑。




総括!

上半期は申し訳ないけど個人的に「当たり」っていう推し舞台がなくて、対費用効果についてすごく悩んだり病んだりした上半期でした(´・ω・`)推しに対してはやっぱり大好きで観続けていたいけど、クソ運営やクソ作品に金を落とす事が自分ですごく許せなくて(根は守銭奴で感動に嘘がつけないうお座なので)。例えばスケアは円盤やチケ大量発券でトータル軽く100万飛ぶけど*26、100万あったら他に何出来る??って話なんですよね。それもまぁお話がつまらないくらいだったら全然良いんだけど、金出してイライラしに行くの自分ドMすぎでは???っていう現場もあって。推しは大好きだけど、推しを取り巻く全てが嫌すぎて地味にずっと伸ばしてた髪を15cm以上バッサリ切り落とすくらいには(?)危機でした。

だけど最終的にやっぱり推ししかなんですよね。他に行こうとしたけど結局未遂に終わりました。だってお芝居もダンスも殺陣も、人柄も信念もぜーんぶ瀬戸っち以上なんて考えられない!って特に後半から現在進行形で思っています。元推しは約3年半で降りたけど、瀬戸っち推し歴もこの夏が終わる頃には5年目に入ります。よく3の倍数は好きを更新出来ないと鬼門と言いますが、今なお好きを更新していってくれます。ありがたいね。

ということで下半期に突入してもう間もなく1ヶ月経とうとしていますが、引き続き推し大好きな(だけど対費用効果についてはこれからも楽しんでいくために考えて動く)おたくでいたいです!ちゃんちゃん!




尚現時点での下半期(予定含)

楽しみー!

*1:違う!!!!ってなってサーセンって思いましたサーセン

*2:己のプライドを賭けてっていうのはわかるんだけど、そんなプライド必要?って大人的には思ってしまうのと、肝心な主役が賭けたいプライドが他キャラより更に輪をかけてよく分からなかったのでモヤモヤ

*3:セツナとの対比というプランは良かったけど本編との絡ませ方が下手くそすぎる、喧嘩を歌とダンスと殺陣でミュージカル的に表現するのはいいけど、その後にまた通常芝居+殺陣で同じようなことしてる意味のなさ…などなど

*4:これまでのワーストは元推しを降りようと決意させた、舞台DIABOLIK LOVERS初演。

*5:オッドすら可愛く思える程のクソ。もう書き連ねるのも嫌だ。

*6:推しは上演会で一生懸命この映画を有名にしたいと訴え続け、ハッシュタグ付けて拡散してね!ってめちゃめちゃ念押ししてきました。そりゃあもう最前3連で爆笑するくらいには念押ししてました、笑。ですがこんな私的ワーストの作品をネガキャンなしで語ることが本当にストレス極めすぎて…だけどちゃんとおたくとして応援するなら拡散させなきゃ…というアンビバレンスに心が死んで、上半期これがずっと尾を引いてた結果の後述。

*7:しかもこの約2ヶ月後にスケアのGロ公演が発表されて言霊の威力に震えた

*8:尚その次の部で「ねぇさっきごめん言い忘れた誕生日おめでとう()」って言いました、笑

*9:はちみつとクローバー。私の青春バイブル漫画。

*10:というか重症ではないという謎の自信があったので内服でなんとかなる気がしていた。

*11:有楽町線有能すぎ。取引した方のおひとりからはなんと飲むゼリーとポカリまで頂きました…本当に女神かと思いました…たぶん女神様です…ありがとうございました…

*12:サイチェン応じてくださった女神様本当にありがとうございました!って思ったら友達の友達で世間の狭さ感じた

*13:ゲラ頑張るのが精一杯だったほんとごめんなさい

*14:うそですろみおねす衣装のやつは反則です泣きます

*15:悪い意味ではなく、ちゃんとしたミュージカルになってて私が知ってた頃のにんみゅとは良い意味で違っていた為

*16:別に意識してた訳では無いけど一応元推しが演じてたのでね

*17:初演はもちろん瀬戸っち

*18:ざっくり言うとしょうたくんのあきよしはとにかく愛らしく、瀬戸っちのあきよしくんは思春期の変態少年、笑

*19:瀬戸っち推すようになってから牙が折れたと言われる

*20:2列目ドセン用意されてて笑った

*21:バイバイなんとかで素人芝居見せられ続けたので過去最強に耐性ついてた

*22:元推しの影響、というか反動

*23:特に覚悟してたキャスト以外もグダグダだったのが残念でした

*24:しかも休演日の翌々日という謎タイミング

*25:ただしちゃんと性格とかバックグラウンドを知るとたぶん沼に落ちる

*26:言うてえぴすりは最終的にほぼほぼキャッシュバック出来てますが

とぅえるぶあんぐりーめん ~9割ロイヤル傍聴席の話~

2019.07.17~
ナイスコンプレックス
舞台「12人の怒れる男

お呼ばれで行ってきました!社会見学!



ご用意して頂いた*1お席はロイヤル傍聴席というお席。10000円也。

ロイヤル傍聴席とは
http://%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.jp/archives/52223121.html

★舞台側に位置する特別な席!
★席数は限られており、ゆったりとしたスペース!
★水族館のように歩き回りながら好きな場所で観れる!
★そして!キャスト・S席のお客さんからはこのロイヤル傍聴席は見えません!!!

つまり板の上に用意されたお席で自由に動き回りながら作品を観ることが出来る…ということらしい。


行く前までは全然想像つかなかったけど、これがいざ実際入ってみたらめちゃめちゃ楽しかったので書き記しておきたい。




★来場から着席まで

まず劇場に着いたら「ロイヤル傍聴席受付」でチケットを見せます。チケットには予め整番が振られてるんですけど、受付でチケットを見せると受付順に別途整番の札を渡されます。そして開演20分前くらいに札の整番順に列形成して、順に搬入口(と思われる)から入場します。
搬入口から入る時に靴を脱いで靴を片手に自分の番号のお席へ。そこに靴袋と荷物入れのカゴ、スリッパがご用意されています。福利厚生が手厚い。

★お席はどんな感じなん

イメージ図作ってみました。クソコラで。
黄緑色の席がロイヤル傍聴席、茶色のフリーハンドの(くそきたない)線が基本紗幕になっています。劇中ではどうやら窓という設定みたいです。「基本紗幕」というのは、セットの一部分はルーバー窓(ぐぐってみればわかる)になっている為。紗幕とはいえやはり幕1枚の隔たりはそこそこ感じるので、それが気になる人はルーバー窓から覗き見すると舞台の生っぽさを損なわず観れます。

ロイヤル傍聴席を横から見ると

(夜勤明けからの観劇からのご飯でお酒飲んだあとに描いたクオリティ)
1段上に椅子があり、椅子の前に人が1人座れるスペースと段差、下段。もう開演後早々基本自由に動けます。空いてれば好きな椅子座っていいし、段差に腰掛けてもいいし、下段で立つなり座るなりして好きに観て良し。すごく広いわけではないので客同士多少の譲り合いや空気の読み合いは必要。


★諸注意

移動時の音はカーペットなのでそんなに響かないけど、段差降りる時とか気をつけないと音が客席に届くかも。あと紗幕で客席から見えないようになってるんですが、白っぽい服装だと見えてしまうみたい。

事前にこんな感じの注意事項も記載ありました。梅雨の蒸し暑い時期に黒服長袖…つらかった…笑。
あと公式でもサラッと「動きやすい服で」と書いてましたが、観劇中の他の客の合間をソロリソロリと移動するんで絶対スカートじゃなくてパンツが良いと思います。ロングスカートだとたぶん裾踏むし踏まれる。






さて、そんなロイヤル傍聴席の感想。
めっちゃ楽しかったです。



とりあえず私去年11月にワンシチュエーションの裁判もの作品という少しテイストが似ている作品に通っておりまして。そこでステージ奥でやる推しのお芝居や、客席に背を向けながらの長台詞など、とにかくステージ後方から観たいお芝居が多数あってですね。ずっと「後ろの壁に私のこと埋め込んで欲しい」って言い続けておりました。
その記事がこちら
それをこの作品でまんまと実現したわけです。



今回初日だったので観劇は板の上全体を見つつ、何か裏がありそうなキャラの表情に注目してみたり、俯く顔面眺めたり。推しが出てる訳ではないので、いろいろ推理しながらいろんなひと観てたので(皆さん繊細で大胆なお芝居が多くて)まじで目が足りんかった。たぶん先に正面(一般席)で観てから次にロイヤル傍聴席の方がより楽しめたんだろうなあって思いました。あと推しが出てたら推しのお芝居取りこぼしなく好きなところから観れるから絶対絶対最高だったとおもいます。うらやましー!



あと余談ですが上演中に板の上に上がるなんて今まで経験したことが当然なかった訳ですが、今回そのような貴重な経験をさせていただきまして。板の上から客席ってどれくらい見えるんだろう問題についても取り組んで(?)いました。

小劇場でピンスポなしですのであくまで参考程度ですが、いちばん後列端の人の顔までもばっちり見えました!でもさすがに紗幕越しだと殆どわからなくて、ルーバー窓の隙間から覗いた結果ですが。あとこの作品超楽しいんでロイヤル傍聴席から一般席観察されるんじゃ…と怯えてるおたくがいたらご安心くださいそれどころじゃねーから。作品おもろいし役者観るのに必死すぎてそれどころじゃねーから。




《ネタバレなしでざくっと内容の感想》

もー本当に面白かった!!!!!矛盾を突いて論破していく様は本当にスカッとするし、タイトル通りみんなめっちゃ怒っててその熱量もすごいし、それが話が進むにつれてのそれぞれの変化、人の浅ましさや絶望。なんかばっこーとに似てる感想になってしまってますが、ばっくこーとに少しだけキムラさんの作品っぽいなぁって思える面白要素を加えて混ぜた感じ。あっという間の1時間50分でした!!!ほんといろんなひとにみてほしい!!!!まじたのしい!!!!!








次の推し現場はまだまだ先ですが、毎週いろんなとこに社会見学連れてって貰えてるので結構いいかんじです。来月は4年振りのエンカウントもあるし。いろいろインプットする社会見学期間にします。

*1:一応弁明すると関係者席とかではないです

にんじゃのみゅっ!


読み手に優しくない長文です。
ただひたすらに思ったことぶちまけてます。
個人の健忘録と懐古なのでご了承ください。
まじテンションのまんま言いたい放題。
ちょっとウエメセっぽかったらごめんなさい。







まず私が俳優厨に転がり落ちた原因はにんみゅである。3弾初演*1冬のGロッソ。メインは嵐のおたくだったけど、初めて自垢で札幌公演を落とし*2、他も天井席オンパレード、苦労して入ってもダンスは昔より格段に減って、ひたすらお手振りタイムだったので「別に君らの手を振る姿を観に来たんじゃないんだけどな!?」ってキレながら*3、もう潮時かなって思った時にたまたま誘われて行ったが最後。女の子とみまごう程の美少年に心を鷲掴みにされたのであった。それが当時のくくちへいすけ役のやまざきくん。




そこから彼がレギュラー出演だった3弾再演を14公演通い詰め*4、彼がゲスト出演していた4弾初演再演・6弾初演再演、あとゲスト出演するかなって思ってチケ確保してたので5弾初演再演、そして2016年1月のにんみゅ7弾初演を最後に今日まで私のにんみゅ歴は途絶えることとなる。そもそも7弾初演当時は瀬戸っちの現場がなくて暇すぎだったのと、冒頭のやまざきくんと出会ったのが1月13日で、毎年その日はにんみゅ行ってたので、記念的なところで入った。そこから通わなくなったのは瀬戸っちが月イチで舞台現場入りだしたから忙しかったとか、それに伴い完全に山のおたくとしての私が成仏していったからっていうのもあるんだけど、7弾が「なんかもう私の知ってるにんみゅじゃなかった」っていうのも大きな理由だった。



ここでこれまで私が観てきたにんみゅの独断と偏見のまとめ。


3弾
これは完全に推し頑張りました大賞補正が強すぎて作品としてどうしても公平に評価出来ない!笑。山賊一号さんに攫われたい人生だった。この時の6年生役の方々は未だにレジェンドなので接触現場とかになるとめちゃめちゃヒヨる。二次元最推し七松くんについては林明寛氏の個性が強すぎて解釈違い極めてたけど、それはそれで林くんの七松として最高面白かったので良し(?)再演大楽は山が涙ぐしょぐしょになりながらやけくその勇100ダンスで私も涙ずたぼろ。

4弾
個人的にはプリン様*5最高傑作。ギャグ要素がかなり強くて一生爆笑してた。けど今思うと中の人の個性強すぎるから昨今の.5界隈ではウケが悪いかも。林劇場だった。あとさとうりゅうじくん初舞台ほんとかわいかった…!DVD売ったの後悔するくらい面白かったです。

5弾初演
4弾で期待値上がってた分を差し引いてもひどかった、笑。更にギャグ要素を強めた結果、ただの身内ウケっぽくなってた印象。ひたすら寒かった。そういえばこの時も下村さん*63曲くらい歌ってた気が…()

5弾再演
プリン様が演出から退き、初演と同じ台詞が数えるくらいしかない程に改変された再演。今度はシリアス要素強すぎておたく風邪を引く(?)でもオープニングの山!山!川!川!(タイトル忘れた)のやつはめっちゃかっこよかった。ド頭から六年生がワイヤーで天井から降ってきたの本当に最高だからいつか推しにもやってほしい。ボコボコにされたりする演出があるので好みはかなり割れると思う。

6弾
今度アンフェアな月の演出をする菅野臣太朗さんが演出!普通に楽しかったです。脚本が個人的に当たりだった。ちょうど4弾と5弾再演のいいとこ取りした感じ。もう秀才七松くんが私の解釈ドンピシャすぎて、タイミングがタイミングならじょうじさんに推し変してたレベル。あと山がゲスト出演した時の最終日に学園の扉に足噛まれてたの死ぬほどに笑った。

7弾
いきなりガチめのミュージカルになってびっくりしたwこれまでのにんみゅって良くも悪くも身内感というかアットホームというか、結構中の人要素が強かったイメージだったけど、7弾は5弾ほどではないけどかなりシリアスめに舵を切ってた印象。まあいうて1回しか観てないので記憶曖昧()ただ当時見終わった時に「作品としてはすごいけど、もう私の帰る場所ではない」という感想が真っ先に出たのは覚えてる。








さてかなり前置きが長くなりましたが。そうして3年半にんみゅからは離れており、今回も特に観に行くつもりはなかったんですけども。お友達からご招待いただき、久々に忍術学園Gロッソの門を潜ったのでした。しかもC列という神席。っょぃ。



まず今回のキャストは4弾から復活のわたなべかずきさん、まさかの続投ひぐちゆうたくんというエモさ。そして私が最後に観た7弾で新キャス加入したそりはしくんが座長。お馴染みのドクタケ勢に翁長さん、学園長に山田先生。そしてやっと新五年生を生で観ました。10周年らしい新旧入り乱れての布陣。これだけでもうまじで楽しみでした。稽古期間のてやくんのツイートでゆうたさんを敬称付きで呼んでて、初めてゆうたさんの方が年上なことに気付いて震えたw



以下感想羅列。

いずくない脚本演出兼務

観てる途中から「演出家さん誰!?」ってぐぐりたくてうずうずするくらい、演出好きです。お話だけを追うと個人的には平々凡々かなとか、学園長の思い付きって話の流れとか無視して話進めれて便利だね!?って思うんだけど、がっちり掘り下げて魅せるところ魅せてくところがストレスなく観れました。調べたら今回の方は脚本演出両方やっていらっしゃるとの事。脚本家と演出家が違うと、きっと話を削ったり脚本家の意向で無理に押し込んだりするんだろう辺りで、今まで私が観てきた中だとどうしてもいずい*7なぁって思う物が大半だったんですが。やっぱり脚本演出兼ねてるとその辺も一人の人間がやるから、いずくなることもないんだろうなぁって。


ファミリーミュージカル的

今回は初めて4~6年生出演+ドクタケ+ドスマスという大所帯なので、もし自分がキャラ推しで観てたら少し残念だったかも。これまでは主にお当番キャラのことをかなり深めに掘り下げてく感じだったので、キャラ厨向けだったように思います。それが今回はキャラの掘り下げはそこそこにして、テンポよく順当にお話が進んでいたように思います。ある意味2.5舞台っぽいというよりは、ファミリーミュージカルっぽい。調べたところ今回の演出家さんはたぶん.5初めて?っぽいので、やっぱりね。という感じ。個人的にはこれ大正解だと思いました(推しがいないから余計に)。ここ最近は.5舞台続いてたので(にんみゅも.5だけどな!笑)すごく新鮮に思いました。腐要素をはじめ、客に媚びない感じがめっちゃよかったです。


ななまつこへいたくん

私のかつての二次元最推しキャラ。こちらも今回新キャスになったので、とっても楽しみでした。はいすて出てたので(しかも当時めっちゃわいた和久南!)、動けることは知ってたし。やーーーまじで手フェチ殺しだった…!笑。苦無捌きは歴代トップレベル。オープニングのダンスの指先の使い方…まじ七松くん…*8。身長もいちばんおっきくて、本当に素敵すぎる七松くんでした(ノ)ω(ヾ)♡

そりさく

そりはしくんの伊作くん。7弾がまじで記憶曖昧で申し訳ないんだけど、そりはしくんがすごく初々しかったのは覚えてる!笑。あの時は周りがほぼみんな続投キャストだったから、リードされてるというイメージが強かったです。その後もたまにTwitterで見かける時とか、るならいとかでこの人めっちゃ頭の回転早いんだろうなぁと思い、特にるならいはいやこの人すごいな!?って思ってたんです。
そして今回3年半ぶりに伊作くんを演じる姿を観まして。もう初演続投組と4弾復活組を除けば圧倒的古参。もうエモすぎてちょっと泣いたよね、笑。余裕があって、でも忠実に演じてて、動けてかっこよくて。カテコも堂々と挨拶して取り纏めてて。あの得意武器紹介曲の時かっこよすぎて鳥肌たった!私の中で途絶えていたにんみゅとの時間を繋いでくれたのは間違いなくそりはしくんの伊作です。本当にかっこよかったし、ウエメセな言い方になってしまって申し訳ないけど立派でした。

ゆもおさんのせんさま

ごめんなさい、キャスト発表された時に1番びっくりしたのがここでした、笑。名前3度見して、正直流石〇ス〇ーぱねぇwwwって思いました今ここに懺悔します本当に申し訳ございませんでした()
もう中の人要素一切感じませんでした、とてもいい意味で。完璧にハマってて、六年生でダントツ全く違和感なく気付けば最後までキャラとして観ていました。顔立ちから肌から立ち振る舞いから終始ふつくしすぎて…声までも違和感なくて…!私にもっと目があったらもっとずっと見てたかったです。こりゃあどこに所属してても仙様一択ですわ。3年半で瀬戸っちも尋常じゃなく進化してるけど、みんなも進化してるんだなぁって実感。まじでまふぃあもーれ出世してる子多すぎる!笑。それはきっとこんなに実力派揃いで駆け上がれる要素揃い踏みの最強カンパニーだったから、ある意味当然の結果なのかも´ω`*♡


かずきくんとゆうたくん

ここもキャスト発表のときびっくりでした。まず私が入った回でかずきくんが的当てでド頭からど真ん中の百ボード打ち抜いたのと、その時のリアクションが最高面白くてずっと爆笑してましたwwミラクルすぎるwwwそしてカンパニーが一新されてもやっぱり弄られまくってたのも面白懐かしくてwゆうたくんも千輪を手に取ってるところとかエモかったわぁ…。
ただ決してdisではないんだけどね。今回は先述の通り全員野球的な展開と演出だったので、当時の濃さ()がすごく薄まって感じました。個人的には勿体ない…!っていう気持ちが少し。あとゆうたさんはやっぱりどセンターが似合う男だわって思いました。センターで一際華のあるダンスする姿が頭にこびりついて未だに離れないので、今回センター少なくてちょっとだけ残念…。


やまきくんのくくちくん

わたし阿久津くんのくくちくんはDVDでしか観たことがなく、やまざきくん以外の方が演じるくくちくんを今回初めて目の当たりにしました。自分の解釈と外れるとなかなか受け入れられない人間なので、思い入れがある分観るまでドキドキでしたが…めっちゃ男前すぎて、目の前にいいねボタンがあったら壊れるまで押してたわってくらいかっこよかったです!まじで男前。ほんと男前。
五年生3人の中で秀才設定をしっかり踏んで2人をリードしたり取り纏めるところ、五年生らしく理論付て選択するけど、五年生らしく詰めが甘いところ。華麗な寸鉄捌き。山のくくちくんは病気面(笑)が強く出ていたのに対して、秀才面がすごく強かったのがやまきくんのくくちくん。みんなが男前っていう理由が本当によくわかりました参りました(土下座)
だけどアナザーストーリーではまじ不審な動きと謎の歌()でちゃんと豆腐病発症してたのまじでギャップが面白すぎて、お友達から借りてたフラッグを前列足元まで滑り落としてしまいました(^ω^三^ω^)真面目で優しいところとかも聞いてて、ますます今後また瀬戸山木現場来ますように!!!って思いました。はー男前だった…!


ちなみに1年生が更に小さく感じたのは単純に私が年取ったから…って言ったやつ表出ろ。正解!しんベヱ役の子めっっっっっちゃ可愛かった持ち帰りたかった!!!!



忍者はガッツ

初代から続いている(はずの)にんみゅED曲。過去歴代それぞれ*9に思い出があって、今回3年半ぶりに曲聴いてちょっとぽろっと泣きました、笑。10年間続いてて、私はその中でも間の4年ちょっとの関わりだけなんだけど。それでもこの作品から今の私は始まってて、これまでにいろんな.5シリーズ舞台の栄枯盛衰を目の当たりにしてきたから、変わらないところは変わらず、進化するところは進化しながらこの作品がいろんなひとに愛され続けて迎えた10年目。その間に私もいろんなことが変わって見る立場も変わって。でもこの曲聴いたら、あー帰ってきたわ…って実感して、帰れる場所がちゃんとあることも嬉しくて結果泣いたっていう、笑。いやまじで売値に目がくらんで*10DVD全部売ったの死ぬほど後悔してる‪( ´•̥  ̫ •̥` )‬てか今思い返せば山がゲスト出演する度に忍者はガッツ泣いてたわ…笑。



ということでご招待いただく現場のことはいつも社会見学って言ってるんですが、今回は社会見学ではなく完全に里帰りでした!笑。本当に本当に楽しかったし、それと同時に早く次の自分の現場がますます楽しみになってますo(。>ω<。)o*11はやく瀬戸っちのお芝居でもこういう感動味わいたいし、友達にも見せたい!!!



改めてにんみゅ10周年おめでとうございます!
これからの忍術学園に幸あれ!!!!

*1:何年前か考えるのはやめような

*2:人気急上昇によりじわじわ落選も増えてきた時期ではあったけど、地元札幌は倍率が頭抜けて低いので当たらないなんて思ってもいなかった。油断して申し込み数も手薄にしてたところをやられた。友達が当ててくれたので結局行ったけど確か1公演入れなかった気がする。

*3:誤解のないよう追記するけど、昔からスキル厨だったので他人にファンサむかつく!!とかではなく、単純に推しが手を振るだけの姿見てるのってつまんなくない??ガシガシゴリゴリ踊ってなんぼじゃない??人それぞれだとは思うけど

*4:この辺りで第1のネジが外れる

*5:当時の演出家さん。髪が金髪のプリンだったから身内の中でプリン様ってあだ名つけてた。確か再演初日に前通路ドセンに身内4連で入ってちょうどプリン様の話してた時に真後ろに座られてまじプリン様…って肝が冷えた。

*6:すけあえぴつの村正さま

*7:なんとも言えない違和感、の北海道弁

*8:尚アニメの七松くんも手の作画がやたら凝ってて大好き

*9:いうて7再~9再まで観てないのでそんなウエメセで言うなやって話

*10:絶版?らしくて万単位の取引だった。今の相場は知らん。

*11:ただし久々じーろ座ってみて、ここですけあやったらスタンディング禁止にしないと絶対死人出るし、腰とおしりが死ぬ予感を受信した